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●最新版製品価格 |
●リリース 2012年5月28日
UC-1 橋梁下部工 |
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「ラーメン橋脚の設計計算 Ver.10」、「RC下部工の設計計算 Ver.10」(平成24年道示対応版)は、今回発刊された道路橋示方書・同解説(平成24年3月)に対応した設計計算を行います。下記は影響を受けた改定項目です。
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鉄筋材質SD390、SD490追加など
- 曲げモーメント又は軸方向力が作用する鉄筋コンクリート部材の照査(レベル2)
- 杭の許容支持力
- 回転杭
- 杭とフーチングの接合部
- 地域別補正係数
- レベル2地震時の設計水平震度(タイプT)
- 液状化の判定
- 土質定数を低減させる土層
- 橋脚基礎の照査
- 地震時保有水平耐力法照査
- 橋脚、橋台基礎の許容塑性率
本バージョンより、従来タイプからラーメン橋脚の設計計算機能を削除し、専用版にて対応します。 |
地震時保有水平耐力照査
新道示では、塑性ヒンジ長、限界状態のM-φ関係の算出において、圧縮側軸方向鉄筋本数ns、横拘束鉄筋の断面二次モーメントIh、塑性ヒンジ長算出用の有効長d'など、従来使用しなかったパラメータを必要とします。本製品では、入力画面「橋脚鉄筋」の「斜引張鉄筋/横拘束筋」の画面に、これらの値の入力機能を追加しました。
ns、d'は直接入力します。これ以外のパラメータは断面形状や、鉄筋の配置状況から自動計算することが可能です。ただし、自動計算ができない場合(補強時など)は直接入力が必要となります。
■図1 橋脚鉄筋−横拘束筋入力画面
算出した各位置の塑性ヒンジ長、鉄筋の許容引張ひずみは、結果画面、計算書で確認することが可能です。
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■図2 結果確認−レベル2地震動照査-橋脚 |
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■図3 計算書プレビュー(保有耐力法照査) |
旧道示では地震動タイプごとにM-φ関係が異なりますが、新道示では同じ値になります。また、新道示では、塑性ヒンジ長は方向ごとに異なります。このため、今回の改定では保有水平耐力法照査の計算書の章立てが大きく変化しました。
震度連動
「震度算出(支承設計)」との連動は、Ver.8(平成24年道示対応版)が連動対象です。これより前のバージョンとは連動することができません。
削除された機能
免震橋に対して地震時保有水平耐力法を適用した簡便な耐震性能の照査方法(補正係数CEを用いた設計水平震度の算定式)の記述が新道示から削除されたことを受けて、従来の免震橋としての照査機能を削除しました。また、0.4・Czを設計水平震度とした、柱の耐力に大きな余裕があるかの判定機能も削除しました。 |
「平成24年道示対応版オプション」により、下記の項目が対応可能となります。
- 適用外材質(SD295など)の対応
- 任意材質追加
- 既設検討、補強設計(コンクリート巻立て、増厚補強/鋼板巻立て、曲げ耐力制御式補強)※連続繊維巻立て補強は未対応です。
- RC杭の対応
- 方法Aによる杭頭接合計算
- Lof=35・φ、Lof=a・φによる定着長計算
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今後も皆様からのご要望を取り入れて、改良・改善を加えていきますので、どうぞご期待ください。 |
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