OSCADY PRO
開 発 元:英国TRL社
国内販売:(株)フォーラムエイト
英国TRL社で開発された信号交差点設計計算ソフトであり、交差点の幾何構造や交通量、信号現示等の初期条件として入力し、交差点の評価や最適な信号現示の算出を行います(図1)。
 ■図1 OSCADY画面
TRANSYT
開 発 元:英国TRL社
国内販売:(株)フォーラムエイト
交通流を流体として捉えた街路交通流シミュレーションモデルであり、1967年に開発されています(図2)。交通流を再現する他に信号オフセット、スプリットを最適化する機能も持っています。
道路ネットワークは、道路をリンク、交差点をノードとして表現し、車線の区別のない簡易的表現となっています。よって、モデル作成が容易で比較的短時間での作成が可能です。
流体モデルのため、個々の車両の挙動を再現したアニメーション表示などはできませんが、交差点需要率(飽和度)計算などでは、算出が困難な連続した交差点の滞留長の変化や所要時間の変化などの道路設計の際に生じることが多い問題に比較的簡単に対応できます。
また、各リンクの交通容量を直接入力可能なため、別途交差点需要率(飽和度)計算ソフトなどで算出した交通容量を条件として与えることもでき、国内の設計基準との整合性が図れます。
 ■図2 TRANSYT 画面
Aimsun
開 発 元:スペイン TSS社
国内販売:ユーデック(株)
スペインTSS社により開発された総合交通シミュレータであり、マイクロシミュレーションモデルの他に、交通量推計モデルに相当するマクロモデルも備えています(図3)。動的配分機能を有し、駐車場、バス、LRTなどの公共交通、歩行者・自転車の再現ができます。
 ■図3 Aimsun画面(3D表示) (C)1997-2011 TSS-Transport Simulation Systems
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