クラウドサーバ上で3D・VRを利用する合意形成ソリューション VR-Cloud®は、下記のような3種類の製品ラインナップを用意しています。
VR-Cloud®Standard
独自伝送技術「a3S(Anything as a Service)」の実装により、パフォーマンスが従来比で4倍以上向上。歩行や運転シムレーションもスムーズに行えます。
VR-Cloud®Collaboration
Standard版に、注釈機能(図1)や3D掲示板機能(図2)などのコミュニケーションツールが付加されており、クライアント間でのコミュニケーションが可能なフル機能のVRクラウドシステムになります。
■図1 注釈エディタ |
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■図2 3D掲示板機能のディスカッションビューア |
VR-Cloud®Flash Version
従来のUC-win/Road for SaaSクライアント側でソフトのインストールをしなくても、Web上からAdobe
Flash Playerを利用してVR空間の遠隔操作を行う方式ができます。ただし、機能は制限されており、スピードとレイテンシに関してもStandard、Collaborationと比較してややクオリティが低くなります。
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今回のバージョンアップでは、StandardとCollaborationについて、次のような点が改善されています。
- レイテンシ(サーバへのデータの要求から受信までの速さ)Ver.1.1よりさらに改善されており、約40ミリ秒まで縮小
- 同時に使用可能なクライアント数が増加
- ビデオ圧縮とクライアントとのコミュニケーション管理を別のマシンで行うことができるため、より大規模なプロジェクトやシミュレーションが快適に動作
- 「スカイドーム」の開発によって空の表現方法を改善。従来に比べてよりスムーズで自然な空を表現が可能
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VR-Cloud®のレイテンシについては、バージョンごとに改良を重ねてきました。Ver.1.0と今回のVer.2.0のレイテンシ最小値を比較すると、約160ミリ秒改善されています(表1)。
■表1 レイテンシの改善
Ver.1.0 |
Ver.1.1 |
Ver.2.0 |
200〜500ミリ秒 |
80〜200ミリ秒 |
40〜120ミリ秒 |
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VR-Cloud®は、今回のVer.2.0からAndroidに対応します。Androidクライアントは2011年中にリリース予定です。基本機能(図3・4)、注釈機能(図1)、3D掲示板機能(図2)および各種設定など、PCクライアントと同様の機能がすべて利用できますが、Android端末ではマウスとキーボードがないため、操作のインターフェースがやや異なる場合があります。
■図3 VR-Cloud®のナビゲートメニュー |
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■図4 VR-Cloud®の共有メニュー |
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