Google Earth
A 3-D interface to the planet |
今回は、「Google earth」をご紹介します。「Google earth」は、米Googleが本年6月28日に英語版を一般公開したサービスで、衛星画像などを表示できるソフトです。 インターネットからダウンロードして、無料でも利用できます。従来提供されていた衛星画像配信サービス「Google Maps」に地元情報検索と運転ナビゲーション機能が統合された新しいサービスです。一般ユーザになじみの薄かったGISがより身近なものになってきています。
■Google earthとは?
Googleが昨年買収したKeyholeの、人工衛星から撮影した写真を提供する「Keyhole 2 LT」のバージョンアップ版で、3D表示が可能な地図ソフトです。インターネットを介してKeyholeの数テラバイトデータベースの中からマッピングデータを引き出して表示する事ができます。
俯瞰した衛星写真だけではなく、水平方向からも地図を表示でき、山や谷などの地形の起伏や、一部の米国の市街地では建物の3D表示も可能です。日本国内の画像はGoogle Mapsと同様に、詳細まで確認できるのは東京などの主要都市に限られますが、その他地域の画像上に各地の市町村名が表示される、地図上を計測できるなどGoogle Mapsより便利な点が多くなっています。
■世界各地への「オンライン旅行」を実現
Google Earthでは、ユーザーが特定の場所を入力して特定の場所を検索し、上空視点から焦点を合わせ、その場所に移動する「Fly To」という機能があります。また、「Play
Tour」というボタンを押す事で、指定した複数の場所を3D空間上を飛行しながら、順番に訪れていくこともできます。いままで見たことも無い国や地域へのオンライン旅行も思いのままに行えます。 |
■Google earthの提供形態
Google Earthは無償で提供されますが、有料版も提供されています。Google Earth Plus(年間20ドル)では、GPSとの連携や高解像度の印刷、衛星写真地図上に図形で注釈をつける機能などが付加されます。また、さらにGIS(地理情報システム)のデータを取り込むことができる高機能版のGoogle Earth Pro(年間400ドル)も提供されています。
■Google earthの活用
Google earthの画像は、緯度経度線を平面に調整し長方形に変換した画像データとなっており、個人利用を目的とした利用であれば、Googleロゴを入れることで、ユーザは、弊社UC-win/Roadなどの各種ソフトウェアで活用することもできます。
●URL http://earth.google.com/download-earth.html |
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▲Google Earth起動画面 |
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▲グランドキャニオン |
▲名古屋周辺 (地形表示も一部は対応) |
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▲マンハッタン島(ニューヨーク州) |
▲東京本社 中目黒GTタワー 付近
(日比谷線 中目黒駅周辺) |
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