ベースとなる1つのモデルに対して、速度・加速度の情報を基に地震による振動の動きを発生させ、ベースモデルの上に配置されている全てのモデルを揺り動かす仕組みとなっています。モデル毎に重量、重心高さ、摩擦力、反発力を設定することが可能で、重力の影響も考慮した振動・転倒・移動の動きをシミュレーションできます。また、モデルを構成するパーツ単位での接触判定により、物体同士の接触による跳ね返りや物体同士が折り重なる表現、落下の動きが表現されます。その他、オブジェクト同士の接続構造を設定する機能によって、ヒンジによる扉の動き、上から吊るされた物体が揺れる動き、引き戸が左右に移動する動きにより、臨場感あふれる表現が可能となります。
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■図1 物体の転倒と落下の表現 |
■図2 ジョイントによる照明の揺れ |
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