部分係数法/許容応力度法、限界状態設計法による鉄筋コンクリート
断面計算プログラム

RC断面計算・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)

初版リリース:2024.01.31

¥132,000(税抜¥120,000)

RC断面計算(カスタマイズ版)

¥157,300(税抜¥143,000)

RC断面計算(旧基準) Ver.8

初版リリース:1998.05.29/最新Ver.リリース:2016.07.29

¥110,110(税抜¥100,100)

関連製品・サービス: RC断面計算(中国基準版)
RC断面計算(中国基準版)(中国語ページ)
UC-1 Cloud 自動設計 RC断面計算

プログラム概要

様々な断面形状を持つ鉄筋コンクリート断面の応力度計算、必要鉄筋量、最小鉄筋量、抵抗モーメント、終局モーメント、初降伏モーメントの計算と、限界状態設計法による断面照査を行うプログラムです。 平成29年道路橋示方書に対応し、部分係数法による照査を新たに導入しております。

▲メイン画面

▲照査設定入力画面

▲任意二軸断面の入力画面

▲断面計算結果

▲3D配筋生成例

▲図面作成例

プログラムの機能と特長

特長

断面形
パターン
応力度 必要鉄筋量 抵抗
モーメント
同N-M図 終局
モーメント
同N-M図 最小鉄筋量 降伏
モーメント
矩形*
円形*
小判横*
小判縦*
I 桁
T 桁
ダブルT
箱桁*
円孔ホロー*
ブロック*
任意二軸*
小判二軸*
矩形二軸

*:中空断面可  ◎:計算可  -:計算不可


限界状態設計法の照査は、矩形(ハンチなし・中空部なし)、円形・円環、I形、T形、箱形(1室、ハンチなし)に限定されます。また、鉄筋以外の材料及び、ねじりに対する疲労限界状態の照査は行なっていません。


  1. 全パターンで、断面諸量として、断面積、断面二次モーメント、図心位置、ねじり定数(任意形断面、ブロックを除く)、型枠面積(断面周長m2/m)(ブロックを除く)を計算します。
  2. 異なる断面パターンを取り混ぜて最大100ケースまで同時に処理できます。
  3. 断面力ケース毎に応力度の種類を指定した照査が可能です。
  4. サークルハンチを持つ断面形をサポートしています。
    箱桁、円孔ホロー桁では下床版の両端、張出床版の付け根にサークル状のハンチを設置できます。


また、矩形ではハンチの設置の仕方により下図のような断面を取り扱えます。



  1. 鋼材種類として鉄筋、PC鋼材、鋼板を混在使用可能、外ケーブルにも対応しています。
  2. 斜引張鉄筋に対し、鉄筋規格を指定することが可能です。
  3. 鉄筋材質は2種類使用できます。
  4. 鉄筋の入力段数は、100段まで入力可能です。
  5. 斜引張応力度の算出位置を選択できます。
    1. τmax発生位置:最大せん断応力度τmaxが生じる位置
    2. σI最大位置:斜引張応力度σIが最大となる位置
    3. 図心及びウェブ幅:図心及びウェブ幅が最も薄くなる位置にて算出した中で最も厳しい値
  6. 無筋コンクリートの応力度計算をサポート。二軸系の断面タイプでも計算できるので、任意形状のフーチング基礎に2方向のモーメントと鉛直力が作用したときの地盤反力度の計算などにも利用できます。
  7. 主鉄筋データの入力は、以下の2つから選択可能。
    1. Type1:従来の入力方法
    2. Type2:今回追加した入力方法で横方向の配置情報を追加
      Type2を使用すると、断面のどの位置にも鉄筋、PC鋼材などを配置でき、断面図にはその配置状況がポチ筋で表示されます。
      設計図面どうりの配置が可能なので、面内方向と面外方向のM-φ曲線を同時に精度良く計算することができます。
  8. 面内マイナス、面外(90度回転)の計算(終局、初降伏、ひびわれ)をサポートしています。
  9. 材料データの常用値を内部セットしており、修正も可能です。
  10. 断面形の登録機能、再利用のためのコピー・編集機能をもっています。
  11. 付着応力度の計算に対応。箱、ホロー桁のハンチあり形状の面外方向計算対応。

鋼材有効応力度σpe PC鋼材と鉄筋が混在するPRC断面の照査に使用します。
有効高さd せん断計算用の有効高さ入力。(0.0の場合、内部計算)
τaの準拠基準 道示III、道示IV、土工指針から選択できます。
Asminの準拠基準 道示III、道示IV、建設省標準設計、bd(有効断面積)、Ac(コンクリート断面積)から選択します。
σc~εc曲線の種類 終局、降伏モーメント計算時のσc~εc曲線を道示III、道示V(タイプ1、2)、コンクリート充填橋脚、設計要領H9(タイプ1、2)、設計要領H18(タイプ1、2)、標準示方書(2007)の10種類の中から選択から選択できます。
εcu発生位置 終局モーメント計算時に、コンクリートの剥離を考慮します。
τmax算出方法 初等はり理論(全断面有効、引張無視)かτ=S/(bjd)かを選択できます。
円、小判のτm算出式 τm=S/Acかτm=S/bdかを選択できます。
せん断耐力の準拠基準 道示IV、道示V(タイプ1、タイプ2)から選択できます。

  1. 一覧表出力及び詳細な出力スタイルの設定が可能な高品位出力をサポートしています。

鉄筋コンクリート部材の限界状態1における特性値算出方法

コンクリートの圧縮応力度が設計基準強度の2/3を超えるとコンクリートに残留ひずみが生じる可能性がございます。そのため、降伏曲げモーメントの特性値の算出にあたり、鉄筋の引張応力度が降伏強度に達した際に、コンクリートの圧縮応力度が設計基準強度の2/3に達する場合には、コンクリートの圧縮応力度が設計基準強度の2/3に達するときの抵抗曲げモーメントを、降伏曲げモーメントの特性値として扱い、制限値と比較致します。なお、圧縮応力度が設計基準強度の2/3以下となる範囲では、以下の応力度-ひずみ曲線を使用します。


▲コンクリートの応力度-ひずみ曲線

耐久性に関する照査

部材が設計耐久期間を100年とした場合において、耐久性を確保するよう、内部鋼材の防食、コンクリート部材の疲労について以下を確認します。

<内部鋼材の防食>
永続作用が支配的な状況において、鉄筋コンクリート構造部材については、引張応力度が制限値を越えていないか確認致します。プレストレストコンクリート部材については、プレストレストコンクリート適応範囲のコンクリートの圧縮応力度及びコンクリートの斜引張応力度が制限値を越えていないか確認致します。

<コンクリート部材の疲労>
繰り返し作用する活荷重などの変動作用に対して、疲労の影響がないように設計を行う必要がございます。変動作用の組合せについては、次式の組合せのみを対象とします。


1.0(D+L+PS+CR+SH+E+HP+U)  (1)


鉄筋コンクリート部材の場合には、鉄筋の引張応力度及び、コンクリートの圧縮応力度について制限値を越えていないかを確認致します。プレストレストコンクリート部材の場合には、PC鋼材の引張応力度、コンクリートの圧縮応力度、コンクリートの斜引張応力度について制限値を越えていないか確認致します。


制限値と比較する応力度の種類
鉄筋の引張応力度 プレストレストコンクリート部材
鋼材の防食 鉄筋の引張応力度 コンクリートの圧縮応力度
コンクリートの斜引張応力度
コンクリート部材の疲労 鉄筋の引張応力度
コンクリートの圧縮応力度
PC鋼材の引張応力度
コンクリートの圧縮応力度
コンクリートの斜引張応力度

▲表1 耐久性能照査に用いる応力度

耐荷性能に関する照査

作用の組合せに対して、限界状態1は(1)式を、限界状態3は(2)式を満足することを確認します。


▲「初期入力」画面の適用基準スイッチ


ここに、
Si:応答値、γpi:荷重組合せ係数、γqi:荷重係数、Pi:作用
RS:限界状態1の特性値、RU:限界状態3の特性値
ξ1:調査・解析係数、ξ2:部材・構造係数
φRS:限界状態1の抵抗係数、φRU:限界状態3の抵抗係数


なお、本製品は、平成29年道路橋示方書にのみ対応した製品となります。
旧道路橋示方書およびその他の基準による照査は含まれません。
※使用可能な材質は、コンクリート、鉄筋、PC鋼材のみとなります。


照査項目 限界状態1 限界状態3 適用範囲
曲げ、軸力
 
Md≦Myd Md≦Mud
せん断力 Sd≦Sucd
Sd≦Susd
Sd≦Sucd
Sd≦Susd
ねじり Mtd≦Mtusd
Mtd≦Mtucd
Mtd≦Mtusd
Mtd≦Mtucd

▲表2 鉄筋コンクリート構造


照査項目 限界状態1 限界状態3 適用範囲
曲げ、軸力 σc≦σctl
σc≦σccl
Md≦Mud σc≦σc0
σp≦σp0
せん断力 σI≦σIm Sd≦Sucd
Sd≦Susd
σI≦σI0
σc≦σctl
ねじり σI≦σIm Mtd≦Mtusd
Mtd≦Mtucd
σI≦σI0

▲表3 プレストレストコンクリート構造

2022年制定コンクリート標準示方書に準拠

耐久性、安全性、使用性それぞれの要求性能が基準を満たしているかの照査を行います。
要求性能ごとに断面力(曲げモーメント、軸方向力、せん断力、ねじりモーメント)及び、部材係数、材料係数、構造物係数の設定を可能とし、全ての要求性能に対する照査を一括で行うことが出来ます。また、部分係数法と同様に、断面力を1断面に対して複数ケース設定することが可能です。


▲入力画面


断面形状

耐久性、使用性

安全性

断面破壊

疲労破壊

曲げ

ひび割れ

せん断

ひび割れ

ねじり

ひび割れ

曲げ

耐力

せん断

耐力

ねじり

耐力

曲げ

疲労

せん断

疲労

矩形

円形

小判型(横)

小判型(縦)

BLOCK入力

I桁

T桁

WT桁

箱桁※

円孔ホロー桁

矩形二軸

円形二軸

任意二軸

▲要求性能に対する照査に対応した断面形状
※箱桁断面において2室以上及びハンチを指定した場合は、曲げに対する照査のみとなります。

二軸断面の計算

<任意二軸断面の入力機能>
格点座標を入力することで、格点を頂点とする任意の断面形状を作成することが可能です。
※二軸断面はM-φ算出や部分係数法および限界状態設計法による照査には対応しておりません。


▲任意二軸断面の入力画面


<応力度計算機能>
水平軸回りの曲げモーメント、垂直軸周りの曲げモーメント、軸力を入力することで、二軸の応力度の計算を行います。
下図に示す記号の結果を確認出来ます。


σc :コンクリートの応力度

σs :鉄筋の応力度

y1’ :中立軸位置から圧縮側最縁距離

y2 :中立軸位置から引張側最縁距離

θ :中立軸の傾き

r :図心から中立軸までの距離


▲任意二軸断面の入力画面

機能

断面のブロック化入力機能

一軸対称の断面を複数の台形と円形の組合せで表したパターンにてご入力していただけます。ユーザーが任意の対称断面をご入力していただくことが可能となります。


▲ブロック入力選択画面及び寸法入力画面


リボンコントロール

アイコンのサイズが大きくなり、下部に機能説明を表示することで、新規ユーザにとっても分かり易い仕様となります。


アンドゥ・リドゥ機能

一度行った作業を元に戻したい場合、アンドゥボタンもしくはリドゥボタンをクリックするだけで、データを変更前に戻すことが可能です。


入力データ出力機能

ご入力いただいた照査条件などを出力致します。照査がどのような入力条件で行われたかレポートのみで確認していただくことができます。


詳細データ出力機能

算出式や計算過程における値の出力致します。照査結果の検算などにご利用していただくことができます。


保存ファイル

ファイル保存形式をバイナリからXMLへ変更しております。XMLファイルはメモ帳等で中身を確認することが可能で、データ破損に対する修復の可能性が向上しております。

3D配筋生成、図面作成

3D配筋生成では、入力した断面に部材長(奥行き幅)を与えることで、部材の配筋状況を3Dで表示します。3Dモデルの配筋状況は、対象部材の選択と断面ケースの入力情報に応じて決定され、任意に編集することも可能です。生成した3D配筋モデルはIFC形式等でのエクスポートに対応しています。

▲3D配筋生成の対象部材

また、3D配筋モデルの一般図、加工図、鉄筋表などの図面作成にも対応しています。断面ケースが複数ある場合には、それぞれのケースから生成した3D配筋モデルの図面を一括で生成することが可能です。

▲3D配筋生成の対象部材

▲図面作成例

RC断面計算データ活用

登録断面、FRAMEデータの利用が可能。面倒な動的解析データ作成に役立ちます。


適用基準及び参考文献

  1. 道路橋示方書 I 共通編 平成29年7月 (公社)日本道路協会
  2. 道路橋示方書 III コンクリート橋・コンクリート部材編 平成29年7月 (公社)日本道路協会
  3. 道路橋示方書 IV 下部構造編 平成29年7月 (公社)日本道路協会
  4. 道路橋示方書 V 耐震設計編 平成29年7月 (公社)日本道路協会
  5. 2017年制定 コンクリート標準示方書【設計編】 平成30年3月 土木学会
  6. 2022年制定 コンクリート標準示方書【設計編】 令和4年3月 土木学会

プログラム概要

様々な断面形状を持つ鉄筋コンクリート断面の応力度計算、必要鉄筋量、最小鉄筋量、抵抗モーメント、終局モーメント、初降伏モーメントの計算と、限界状態設計法による断面照査を行うプログラムです。
適用断面は、定形パターンとして9種類、任意形パターンとしてブロック(一軸曲げ)、任意二軸、小判二軸、矩形二軸の4種類に対応しています。最小鉄筋量は定形パターンおよびブロック(一軸曲げ)の断面に限り、「建設省標準設計」または「道路橋示方書」に基づき計算します。

プログラムの機能と特長

特長

断面形
パターン
応力度 必要鉄筋量 抵抗
モーメント
同N-M図 終局
モーメント
同N-M図 最小鉄筋量 降伏
モーメント
矩形*
円形*
小判横*
小判縦*
I 桁
T 桁
ダブルT
箱桁*
円孔ホロー*
ブロック*
任意二軸*
小判二軸*
矩形二軸

*:中空断面可  ◎:計算可  -:計算不可


限界状態設計法の照査は、矩形(ハンチなし・中空部なし)、円形・円環、I形、T形、箱形(1室、ハンチなし)に限定されます。また、鉄筋以外の材料及び、ねじりに対する疲労限界状態の照査は行なっていません。


  1. 全パターンで、断面諸量として、断面積、断面二次モーメント、図心位置、ねじり定数(任意形断面、ブロックを除く)、型枠面積(断面周長m2/m)(ブロックを除く)を計算します。
  2. 異なる断面パターンを取り混ぜて最大100ケースまで同時に処理できます。
  3. 断面力ケース毎に応力度の種類を指定した照査が可能です。
  4. サークルハンチを持つ断面形をサポートしています。
    箱桁、円孔ホロー桁では下床版の両端、張出床版の付け根にサークル状のハンチを設置できます。


また、矩形ではハンチの設置の仕方により下図のような断面を取り扱えます。



  1. 鋼材種類として鉄筋、PC鋼材、鋼板を混在使用可能、外ケーブルにも対応しています。
  2. 斜引張鉄筋に対し、鉄筋規格を指定することが可能です。
  3. 鉄筋材質は2種類使用できます。
  4. 鉄筋の入力段数は、100段まで入力可能です。
  5. 斜引張応力度の算出位置を選択できます。
    1. τmax発生位置:最大せん断応力度τmaxが生じる位置
    2. σI最大位置:斜引張応力度σIが最大となる位置
    3. 図心及びウェブ幅:図心及びウェブ幅が最も薄くなる位置にて算出した中で最も厳しい値
  6. 無筋コンクリートの応力度計算をサポート。二軸系の断面タイプでも計算できるので、任意形状のフーチング基礎に2方向のモーメントと鉛直力が作用したときの地盤反力度の計算などにも利用できます。
  7. 主鉄筋データの入力は、以下の2つから選択可能。
    1. Type1:従来の入力方法
    2. Type2:今回追加した入力方法で横方向の配置情報を追加
      Type2を使用すると、断面のどの位置にも鉄筋、PC鋼材などを配置でき、断面図にはその配置状況がポチ筋で表示されます。
      設計図面どうりの配置が可能なので、面内方向と面外方向のM-φ曲線を同時に精度良く計算することができます。
  8. 面内マイナス、面外(90度回転)の計算(終局、初降伏、ひびわれ)をサポートしています。
  9. 材料データの常用値を内部セットしており、修正も可能です。
  10. 断面形の登録機能、再利用のためのコピー・編集機能をもっています。
  11. 付着応力度の計算に対応。箱、ホロー桁のハンチあり形状の面外方向計算対応。

鋼材有効応力度σpe PC鋼材と鉄筋が混在するPRC断面の照査に使用します。
有効高さd せん断計算用の有効高さ入力。(0.0の場合、内部計算)
τaの準拠基準 道示III、道示IV、土工指針から選択できます。
Asminの準拠基準 道示III、道示IV、建設省標準設計、bd(有効断面積)、Ac(コンクリート断面積)から選択します。
σc~εc曲線の種類 終局、降伏モーメント計算時のσc~εc曲線を道示III、道示V(タイプ1、2)、コンクリート充填橋脚、設計要領H9(タイプ1、2)、設計要領H18(タイプ1、2)、標準示方書(2007)の10種類の中から選択から選択できます。
εcu発生位置 終局モーメント計算時に、コンクリートの剥離を考慮します。
τmax算出方法 初等はり理論(全断面有効、引張無視)かτ=S/(bjd)かを選択できます。
円、小判のτm算出式 τm=S/Acかτm=S/bdかを選択できます。
せん断耐力の準拠基準 道示IV、道示V(タイプ1、タイプ2)から選択できます。

  1. 一覧表出力及び詳細な出力スタイルの設定が可能な高品位出力をサポートしています。

RC断面計算データ活用

登録断面、FRAMEデータの利用が可能。面倒な動的解析データ作成に役立ちます。


適用基準及び参考文献

  1. コンクリート標準示方書 設計編 [平成8年] [2007年] [2012年]、構造性能照査編 [2002年] 土木学会
  2. 道路橋示方書・同解説 I 共通編、III コンクリート橋編、IV下部構造編、V耐震設計編(平成24年3月) 日本道路協会
  3. 建設省 標準設計
  4. 鉄道構造物等設計標準・同解説(平成16年) 鉄道総合技術研究所
  5. 鉄道構造物等設計標準・同解説-コンクリート構造物 SI単位版 鉄道総合技術研究所
  6. 連続繊維シートを用いたコンクリート構造物の補修補強指針 コンクリートライブラリー 土木学会
  7. コンクリート部材の補修・補強に関する共同研究報告書(Ⅲ) -炭素繊維シート接着工法による道路橋コンクリート部材の補修・補強に関する設計・施工指針(案)- 平成11年12月 建設省土木研究所
  8. 日本道路公団 設計要領第二集 5章耐震補強(平成9年11月)
  9. 設計要領第二集 橋梁保全編 6章耐震設計(平成18年4月) 東・中・西日本高速道路株式会社

※ 2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。

製品価格

本体価格

価格は税込表示です

■本体価格

製品名 価格
RC断面計算・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) ¥132,000(税抜 ¥120,000)
RC断面計算(カスタマイズ版)
平成14年道路橋示方書の基準のみを扱え、材質等が平成24年道路橋示方書の基準に対応した製品です。
¥157,300(税抜 ¥143,000)
RC断面計算(旧基準) Ver.8
「平成24年道示対応版」です。 本製品では、平成14年道路橋示方書の基準は扱えません。
ただし、他の基準類は基本的にそのまま継承いたします。
¥110,110(税抜 ¥100,100)

■フローティングライセンス価格

本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。

製品名 価格
RC断面計算・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) ¥52,800(税抜 ¥48,000)
RC断面計算(カスタマイズ版) ¥62,920(税抜 ¥57,200)
RC断面計算(旧基準) Ver.8 ¥44,044(税抜 ¥40,040)

>>ライセンス形態についての詳細はこちら

サブスクリプションサービス 契約価格


サブスクリプションサービス 契約価格

■サポート内容
・バージョンアップ無償提供  ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX)  ・ダウンロードサービス  ・保守情報配信サービス  

※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。

価格は税込表示です

対象製品 初年度 1年
RC断面計算・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) サブスクリプション 無償 ¥52,800(税抜 ¥48,000)
RC断面計算(カスタマイズ版) サブスクリプション ¥62,920(税抜 ¥57,200)
RC断面計算(旧基準) Ver.8 サブスクリプション ¥44,044(税抜 ¥40,040)
RC断面計算・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) サブスクリプションフローティング ¥73,920(税抜 ¥67,200)
RC断面計算(カスタマイズ版) サブスクリプションフローティング ¥88,088(税抜 ¥80,080)
RC断面計算(旧基準) Ver.8 サブスクリプションフローティング ¥61,661(税抜 ¥56,056)

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス価格


■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能

■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能

■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。

※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。

※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス

価格は税込表示です

■レンタルライセンス

対象製品 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
RC断面計算・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) ¥59,400 ¥69,960 ¥85,800
RC断面計算 (カスタマイズ版) ¥70,785 ¥83,369 ¥102,245
RC断面計算(旧基準) Ver.8 ¥49,549 ¥58,358 ¥71,571

■レンタルフローティングライセンス

対象製品 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
RC断面計算・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) ¥99,000 ¥117,480 ¥145,200
RC断面計算 (カスタマイズ版) ¥117,975 ¥139,997 ¥173,030
RC断面計算(旧基準) Ver.8 ¥82,582 ¥97,997 ¥121,121

アカデミー価格


教育関係者、研究者、学生などの教育目的のご利用に向けて、アカデミーライセンスを提供しています。

アカデミー価格

価格は税込表示です

製品名 アカデミー価格
RC断面計算・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) ¥105,600(税抜 ¥96,000)
RC断面計算(カスタマイズ版) ¥125,840(税抜 ¥114,400)
RC断面計算(旧基準) Ver.8 ¥88,088(税抜 ¥80,080)

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フォーラムエイト・ポイント・バンク(FPB) 交換ポイント

製品名 交換ポイント数
RC断面計算・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) 72,000ポイント
RC断面計算(旧基準) Ver.8 60,060ポイント

バージョンアップ開発履歴


バージョンアップ開発履歴

■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。

 RC断面計算・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)
バージョン リリース日 主なバージョンアップ内容
1.0.0 24/01/31
  1. 3Dモデルの生成に対応。
  2. 図面作成に対応。
  3. コーベルとしての耐荷性能、耐久性能の照査に対応。
  4. 橋梁防護柵に作用する衝突荷重に対する照査に対応。
  5. 道示Ⅴに準拠したM-φ計算において、鉄筋のひずみ硬化の考慮に対応。
  6. 2022年制定 コンクリート標準示方書に対応。
 RC断面計算(カスタマイズ版)
バージョン リリース日 主なバージョンアップ内容
1.0.0 12/06/01
  1. 平成14年道路橋示方書に準拠した新規製品
  2. 材料データベースにSD390とSD490を追加
 RC断面計算(旧基準) Ver.8
バージョン リリース日 主なバージョンアップ内容
8.0.0 16/07/29
  1. 断面力ケース毎に応力度の種類を指定した照査に対応
  2. 斜引張鉄筋の鉄筋規格指定に対応
  3. 使用可能な鉄筋材質を2種類に拡張
  4. 斜引張応力度の算出位置の選択に対応
    1. τmax発生位置:最大せん断応力度τmaxが生じる位置
    2. σI最大位置:斜引張応力度σIが最大となる位置
    3. 図心及びウェブ幅:図心及びウェブ幅が最も薄くなる位置にて算出した中で最も厳しい値

動作環境


動作環境

OS Windows 10 / 11
CPU OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境
必要メモリ(OSも含む) OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境
必要ディスク容量 約15MB以上
ディスプレイ(画面解像度) 800×600以上 (推奨1024×768以上)
入力データ
拡張子
部分係数法・H29道示対応版 PFR <旧データ>RC8
旧基準版 RC8 <旧データ>RC7、RC6、RC5、RC4、RCD、ARCK、RCK、他
ファイル出力 HTML(結果確認画面も含む)
TXT
F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、 PPF、DOC、 DOCX、PDF、 JTD、JTDC
他製品との
連動
旧基準版 <読込>(連動データ:RCF)
UC-1/FRAMEマネージャUC-1/FRAME(面内)
<読込・書込>(登録断面データ:SRW)
UC-1/FRAMEマネージャUC-1/FRAME(面内)UC-BRIDGEPC単純桁の設計計算
備考 断面登録

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画面サンプル

▲メイン画面

▲断面選択画面

▲鉄筋入力画面

▲照査設定入力画面

▲断面力入力画面

▲任意二軸断面の入力画面

▲断面計算結果

▲3D配筋生成例

▲図面作成例

出力例

▲印刷プレビュー

▲断面計算結果一覧表

 

1.適用範囲

SRCの断面計算は可能か?

断面形状が矩形または円形、かつ、鋼材片(鋼板)が左右または上下対称な配置に限り、計算することが可能です。


鋼板による補強断面の検討は可能か?

可能です。


道示Vの応力度-ひずみ曲線に関する横拘束筋を考慮したいが、可能か?

可能です。


許容値の割増を行うことは可能か?

材料タグ入力画面の「材料割増係数」を入力後に入力画面の「Reset/All Reset」ボタンを押すことにより、許容値の割増を行うことができます。


矩形中空あり断面で、限界状態設計法を行うことは可能か?

限界状態設計法の照査は、矩形(ハンチなし・中空部なし)、円形・円環、I形、T形、箱形(1室、ハンチなし)に限定され、それ以外の断面形(二軸断面を含む)は現バージョンでは照査できません。


ホロー断面(ホロー個数は6個)における面外の初降伏モーメントと初降伏時の曲率、ひび割れモーメントとひび割れ時の曲率を求めたいが、このソフトで算出可能か?

可能です。


箱形の形状で、隔壁が入ったものでも設計できるか?

寸法タブで表示される入力寸法表に下の「ウェブ数」で総腹板数を入力すると、以下の仕様で設置されます。

●ウェブ数2の時

隔壁無し(B4の入力値は無視される)

●ウェブ数3の時

左右床版先端からB2,B3の位置が左右腹板位置となり、
左右腹板の中央に隔壁が1つ設置される。(B4の入力値は無視される)

●ウェブ数4の時

左右床版先端からB2,B3の位置が左右腹板位置となり、
左右腹板からそれぞれ、B4寸法位置に隔壁が設置される。(B4の入力値有効となる)

●ウェブ数5の時

4の時点で設けられた隔壁間を1/2した位置に隔壁が設置される。

●ウェブ数6の時

5の時点で設けられた隔壁間を1/3した位置に隔壁が設置される。



外ケーブルは入力可能か?

材料タブで外ケーブルに使用するPC鋼材種類をチェックし、主鉄筋タブで入力表の「種類」に「4:外ケーブル」を選択し、その位置と鋼材量を入力します。
「種類」欄をマウスでクリックした時、画面下側に入力可能な種類一覧ガイドが表示されます。



鉄道基準(H16.4)に準拠したM-φ曲線を作成できるか?

可能です。


材料特性、部材係数の変更は可能か?

限界状態設計法タブで表示される入力欄にて変更可能です。



本製品が対応している基準を教えて欲しい。

以下の基準に対応しています。
1)コンクリート標準示方書 設計編  土木学会 [平成8年制定]
2)コンクリート標準示方書 構造性能照査編  土木学会 [2002年制定]
3)コンクリート標準示方書 設計編  土木学会 [2007年制定]
4)道路橋示方書・同解説Ⅰ共通編  日本道路協会
5)道路橋示方書・同解説Ⅲコンクリート橋編  日本道路協会
6)道路橋示方書・同解説Ⅳ下部構造編  日本道路協会
7)道路橋示方書・同解説Ⅴ耐震設計編  日本道路協会
8)建設省 標準設計
9)鉄道構造物等設計標準・同解説-コンクリート構造物 SI単位版  鉄道総合技術研究所
10)連続繊維シートを用いたコンクリート構造物の補修補強指針 コンクリートライブラリー  土木学会
11)コンクリート部材の補修・補強に関する共同研究報告書(Ⅲ) -炭素繊維シート接着工法による道路橋コンクリート部材の補   修・補強に関する設計・施工指針(案)- 平成11年12月  建設省土木研究所
12)日本道路公団 設計要領第二集 5章耐震補強(平成9年11月)
13)設計要領第二集 橋梁保全編 6章耐震設計(平成18年4月) 東・中・西日本高速道路株式会社

2.照査方法

初降伏モーメントとして、最外縁の鉄筋でなく、PC鋼材が降伏した場合を算出することは可能か?

可能です。


面外方向の初降伏モーメントを算出するときは、示方書等では「ウェブ位置の鉄筋が降伏したとき」とあるが、どの鉄筋が降伏したときという具合に指定することは可能か?

降伏曲げモーメントMyを求める際に重要なパラメータとなるεy発生位置は、0.0がセットされていると、もっとも引張縁に位置する鉄筋の位置とし、もし0.0以外の値が入力されていれば、面内、面外共通してそのかぶり位置(引張縁コンクリートからの距離)としています。よって、面外Myを計算するときは、分布長L(すなわち、鉛直軸からL/2だけ左右に寄った位置)が重要になります。
上記の説明のように、もし、ウェブの鉄筋位置にεyを発生させたければ、上床版端部(引張縁)からその位置までの距離を「εy発生位置(芯かぶり)」へ入力してください。そして面外結果だけを利用してください。そのときの面内結果は意味がありません。


「道路橋の耐震設計に関する資料」P.2-67の図に準拠したM-φ曲線を計算するには?

「道路橋の耐震設計に関する資料」のM-φ図では、PC鋼材の初期断面力状態を考慮しており、また、曲線はYouとYolを直接結び、曲線の原点を通過しておりません。この状態は、道路橋示方書でのM-φ曲線と異なっています(道路橋では原点をとおります)。
即ち、「道路橋の耐震設計に関する資料」のM-φ曲線は現状の「RC断面計算」のM-φ曲線と異なっています。
また、降伏剛性に関しても資料では、正負のモーメントで降伏剛性を算出してその大きい方を用いるように記述されているのでここも注意が必要となります。
「RC断面計算」を用い「道路橋の耐震設計に関する資料」に準拠したM-φ曲線関連のモデル化を行うには、「PC鋼材の初期断面力状態を考慮した曲線原点」を別ケースで算出した後、手計算にてその時のモーメントを算出し、これとは異なる別ケースにてモデル化された後にM-φ曲線をお客様ご自身で先に計算した原点分を移動して頂く必要がございます。
なお、弊社製品「UC-BRIDGE」をご利用頂くと、「道路橋の耐震設計に関する資料」に準拠したM-φ曲線を計算することができますのでこちらのご利用をお勧め致します。

3.限界状態設計法

異種素材の組み合わせ(例:既設が鉄筋と補強が炭素繊維)でも、限界状態設計法で計算可能か?

現行製品の限界状態設計法では、鉄筋以外にもPC鋼材を配置して計算できます。

4.その他

フーチング(保耐法)の照査で算出される「降伏モーメントMy」を求めることはできるか?

フーチング(保耐法)の照査で表現されている「降伏モーメントMy」は、本製品の「初降伏モーメントMy0」と同じものです。従いまして、杭基礎の地震時保有水平耐力についてのフーチングの照査で算出される降伏モーメントは、道路橋示方書 III の応力ひずみ曲線を使用して算出されています。


 >> サポートページ RC断面計算(旧基準) Q&A集
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