ソフトウェアをネットワーク経由のサービスとして提供

サービス開始日:2010.09.28

関連製品:スパコンクラウド®VR-Cloud®

サ―ビス概要

SaaS(サース)とは、Software as a Serviceの略で、ソフトウェアをネットワーク(インターネット)経由のサービスとして提供する形態を示し、クラウドコンピューティングサービスの一形態とも言われています。
従来から主流となっているソフトウェア流通形態では、ユーザはソフトウェアベンダからアプリケーションソフトをパッケージ購入ないしダウンロードし、ユーザ側のコンピュータにインストールして利用するのに対し、SaaSではプログラムはソフトウェアベンダの管理するサーバ上に設置し、ユーザはWebブラウザなどを利用してネットワーク上からこのプログラムに入出力アクセスして利用する形態となります。


  
  UC-1 for SaaS FRAME(面内) Ver.2 2017/03/22 サービス開始

  UC-1 for SaaS FRAMEマネージャ Ver.2 2017/03/22 サービス開始

  UC-1 for SaaS RC断面計算 Ver.3 2016/11/24 サービス開始

  UC-1 for SaaS RC断面計算(カスタマイズ版) 2012/07/04 サービス開始

  UC-Draw for SaaS 2011/12/01 サービス開始

  電子納品支援ツール for SaaS 2012/03/01 サービス開始

  3D配筋CAD for SaaS 2013/07/24 サービス開始

  UC-1 for SaaS グループウェア 事務処理機能 2011/02/22 サービス開始

  UC-1 for SaaS グループウェア ファイル転送サービス機能 2011/08/11 サービス開始

  UC-1 for SaaS クラウドデータバックアップサービス 2013/03/08 サービス開始

  UC-1 for SaaS ファイル共有サービス 2013/04/04 サービス開始

UC-1 for SaaS 開発中製品情報  UC-1シリーズは順次SaaS対応を予定

■ UC-1 for SaaS 設計成果チェック支援システム ■ UC-1 for SaaS 土留め工
■ UC-1 for SaaS BOXカルバート ■ UC-1 for SaaS 擁壁
※マルチブラウザへ順次対応予定

▲UC-1 for SaaS アプリケーション接続概念図

プログラムの機能と特長

アプリケーションインターフェース

アプリケーションの操作はWebブラウザ上より、サーバ上のプログラムに対してHTTP通信によりアクセスし計算条件の入力を行い、サーバ上で計算実行後、結果をWebブラウザへ出力、またはデータとして取得する流れとなります。
入力インターフェースは従来製品を踏襲しており、標準的なWindowsアプリケーションと同様の感覚で使用可能です。


▲UC-1 for SaaS RC断面

▲UC-1 for SaaS FRAME(面内)

SaaSのメリット/デメリット

SaaSではユーザが必ずソフトウェアベンダのサーバにアクセスするため、従量制でのサービス提供に適しており、ユーザは利用期間・目的に適したコストでソフトウェアを利用できるというメリットがあります。
また、SaaS製品はWebブラウザを利用してアクセスするWebアプリケーションサービスであるため、ユーザ側のコンピュータにインストールするコンポーネントは最小で済み、Webブラウザとインターネット環境が利用できればアクセスするコンピュータが制限されないという点もユーザにとってはメリットとなります。ただし、利用できるブラウザを限定している場合があります。


メリット
  • 短期利用の場合は利用コストを抑えることができる。
  • ユーザ側でインストールするプログラムが少なく済む。
  • ライセンスの範囲内であれば、どのコンピュータでも利用可能。
デメリット
  • 利用にはネットワーク環境が必要。
  • ネットワークの利用状況、障害によりサービスが利用できなくなるリスクを伴う。
▲SaaSのメリット/デメリット

ASPサービスとの相違

ASP とSaaSとの相違として、ASPはシングルシステム・シングルテナント(ユーザごとに1つのシステムを提供する形態)であるのに対して、SaaSはシングルシステム・マルチテナント(1つのシステムを複数のユーザがアクセスして利用する形態)である、と言われています。
SaaSとASPではサービス提供形態そのものに大きな差はありませんが、SaaSではクラウドの基盤となるインターネット環境の充実やソフトウェアアーキテクチャの進歩によりシングルシステム・マルチテナントを実現しており、ASPでは実現困難であったインターネット経由で一般向けにサービスを提供する「パブリッククラウドサービス」や、複数ユーザ間での共同作業などが可能となります。

基本ライセンス 「グループウェア」

「グループウェア機能」 基本ライセンスに含まれる管理、ネットワークストレージサービス(最大1GB)
文書管理/予定表/電子会議室/回覧板/伝言板/メール/施設予約/運用管理


UC-1 for SaaSでは、基本ライセンスとしてグループウェアコンテンツの利用ライセンスを提供いたします。
ユーザは当社サーバ上に設置されたグループウェアポータルサイトにアクセスし、ログインユーザ別に分離されたデータコンテンツを利用することができ、自社で新たにWebサーバを設置することなく専用のグループウェアを導入・活用することが可能となります。


また、グループウェア上で管理できるネットワークストレージサービスとして、最大1GBまでのデータ保存を可能としています。
ファイル形式は一切問わないため、ユーザ間の文書管理等に利用できるほか、当社製品UC-1 for SaaS RC断面計算/FRAME(面内)等から直接サーバ上のストレージにアクセスし、入力データの保存や読込が可能です。
ユーザ側コンピュータへのデータ保存/読込もサポートしています。


▲グループウェア(トップ/文書管理の例)

UC-1 for SaaSのクラウドサービスにおけるSLA(サービス品質保証)

SLA明示項目

  1. 重大障害時の代替手段

    運用サーバは東京と大阪の二か所のデータセンターで稼働しておりますが、いずれか一方で障害が発生した場合は、残る一方に運用を切り替えます。
    その際には、DNSのレコードを変更しサービスのURLの接続先をバックアップサーバのものに書き換えて対応します。


  2. サービス時間

    24時間


  3. 平均復旧時間

    下記を考慮して、約3~7時間程度

    1. バックアップサーバ側での更新データ(ファイル、データベース)の本サーバへのマージ
    2. DNS設定の復元

  4. サービス稼働率

    99.9 %
    <稼働率の定義>
    稼働率は、以下の計算式に基づいて算出するものとします。

    月間稼働率=(月間総稼動時間-ダウンタイム)/月間総稼動時間×100


    1. 月間総稼動時間
      720時間(30日)として計測します。
    2. ダウンタイムの考え方
      ダウンタイムとは、本サービスにおいてサーバエラーによりお客様が本サービスを利用できない時間が10分以上続く状態とします。
      ダウンタイムは、サーバ側のエラー率に基づいて計測します。
      なお、メンテナンスに伴うサービスの停止はダウンタイムとみなさず、ダウンタイムとして計測しません。
      これらの予定されたサービス停止については、停止期間5日前に予めお客様に通知します。

  5. サポート時間帯

    電話サポートは、当社営業時間内(9:00~17:30)


  6. バックアップの方法

    市販のサーバ向けバックアップソフトを使用し、ユーザのファイルを格納する保存領域を同セグメント内に設置したNAS上に、アーカイブとして一定期間おきに保存します。
    また、データベースについてはデータベースエンジン標準のバックアップ機能を利用し、同じくNAS上に一定期間おきにフルバックアップファイルを保存します。


  7. バックアップデータの保存期間

    1ヶ月間


  8. オンライン応答時間

    現状では、問題なく応答可能


  9. ログの取得

    IISのHTTPアクセスログおよび、アプリケーションの認証ログを保存します。
    認証ログには以下の情報を保存し、将来的にユーザがアプリケーションを利用した時間等の集計を行える機能の提供を想定しています。


    1. 接続元IP
    2. 製品情報
    3. 時刻
    4. 認証種別(認証 or 開放)
    5. 認証結果

  10. 障害通知プロセス

    現状では、自動化は行っておらず1日1回実施するアクセスチェックにより稼動状況(障害の有無)を確認しています。ツールによるWebサーバのサービス監視を行い、異常が検知された際にはシステム管理者にメールで通知が行くようにしています。


  11. サービス解約時にデータやAPが削除されたことを証明する方法

    現状では、アプリケーションの利用が行えなくなるのみで、データを削除した旨の自動通知(メール)は発行していませんが、利用者が希望した際にはデータを確実に削除した旨の通知(メール)を発行します。


  12. 解約時の違約金の有無


  13. SLAの変更の可否

    可能


※ 2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。

製品価格

SaaS価格

価格は税込表示です

製品名 ライセンス 月額料金
UC-1 for SaaS
基本ライセンス
[1ユーザー/1GBまで]
ユーザ情報ページオプション。GSS-GroupWareの利用が可能。
ユーザデータ保存領域上限1GB
¥4,400(税抜 ¥4,000)
追加ライセンス [1ユーザーライセンス、ユーザ領域500MB追加] ¥2,750(税抜¥2,500)
UC-1 for SaaS
FRAME面内

[1ユーザー]
基本ライセンス [1ユーザーライセンス] ¥10,450(税抜¥9,500)
追加ライセンス [1ユーザー単位] ¥6,600(税抜¥6,000)
UC-1 for SaaS
FRAMEマネージャ

[1ユーザー]
基本ライセンス [1ユーザーライセンス] ¥20,900(税抜¥19,000)
追加ライセンス [1ユーザー単位] ¥13,200(税抜¥12,000)
UC-1 for SaaS
RC断面計算

[1ユーザー]
基本ライセンス [1ユーザーライセンス] ¥6,050(税抜¥5,500)
追加ライセンス [1ユーザー単位] ¥3,850(税抜¥3,500)
UC-Draw for SaaS
[1ユーザー]
基本ライセンス [1ユーザーライセンス] ¥6,050(税抜¥5,500)
追加ライセンス [1ユーザー単位] ¥3,850(税抜¥3,500)
電子納品支援ツール
for SaaS

[1ユーザー]
基本ライセンス [1ユーザーライセンス] ¥15,400(税抜¥14,000)
追加ライセンス [1ユーザー単位] ¥9,900(税抜¥9,000)
3D配筋CAD for SaaS
[1ユーザー]
基本ライセンス [1ユーザーライセンス] ¥3,300(税抜¥3,000)
追加ライセンス [1ユーザー単位] ¥2,200(税抜¥2,000)
UC-1 for SaaS
グループウェア
事務処理機能
UC-1 for SaaS 基本ライセンスに含まれます。
UC-1 for SaaS
グループウェア
ファイル転送
サービス機能
ユーザ様無料。

※1ヶ月単位でのご利用となります。利用期間終了日までに解約のお申し出が無い限り、
毎月利用期間を1ヶ月延長する自動更新となります。お支払いは口座振替となります。

Engineer's Suite価格


Engineer's Suite価格

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価格は税込表示です

■製品構成

■製品新規価格

SaaSスイート
Advanced Suite
構成製品通常価格 スイート価格 アカデミー版スイート価格
¥180,000
1年ライセンス ¥143,000
(税抜¥130,000)
1年ライセンス ¥114,400
(税抜¥104,000)

※UC-1 for SaaSの基本ライセンスが必要となります。

製品購入/お問い合わせ窓口


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