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●新規価格
●アップグレード価格 |
284,000円
142,000円 |
●リリース 2015年5月29日
UC-1 地盤解析/地盤改良 |
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「補強土壁の設計計算Ver.4」では、次の基準改訂に対応しました。
- 補強土(テールアルメ)壁工法 設計・施工マニュアル
- ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル
- 多数アンカー式補強土壁工法 設計・施工マニュアル
以下にその概要を紹介させていただきます。 |
テールアルメ工法,多数アンカー工法時の全体安定の検討時の円弧すべり法による安全率の算定方法の考え方が変更されました。
テールアルメ工法では補強領域内に見かけの粘着力を,多数アンカー工法では擬似二重壁の拘束補強効果を期待した補強せん断強度増分を考慮していましたが、平成26年版の基準では考え方が変更され、補強材の引抜き抵抗を抵抗モーメントに加える方法となりました。 |
設計震度は、地盤種別・地域区分・地震規模より、設計水平震度の標準値kh0,地域別補正係数Czを決定し、kh0にCzを乗じてkhの値を設定します。新基準の場合は、外的安定用の設計震度を算出する際に、上記に加えて補正係数(通常0.7)を考慮できるようになりました。
また新基準では、全体安定用の設計水平震度の標準値が変更されており、内的安定用・外的安定用とは別に、全体安定用の設計震度を設定できるようになりました。
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▲図1 設計震度入力画面 |
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基礎フーチングの安定の検討を行う際に、試行くさび法による土圧算定を行えるようになりました。試行くさび法による土圧力は、土圧作用面の下端をとおる任意のすべり面(平面)を仮定したときのすべり面における土くさびの力の釣り合いから求められる最大値とします。
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▲図2 土圧入力画面 |
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テールアルメ工法時の土圧算定用の仮想背面の考え方を拡張しました。タイプ1,タイプ2より選択でき、それぞれ次のように設定します。
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▲図3 仮想背面タイプ1 |
▲図4 仮想背面タイプ2 |
仮想背面タイプ1
図のA点とB点を通る面とします。
A:壁面部材上端の水平線と最上段ストリップ後端位置鉛直線交点
B:壁面部材下端の水平線と最下段ストリップ後端位置鉛直線交点
仮想背面タイプ2
仮想背面は最上段と最下段の補強材後端を結ぶ直線とします。但し、全段貫通しない場合は貫通する直線に変更します。この時、補強材後端と仮想背面との空きが25cm未満であれば貫通しているものとみなします。多数アンカー工法時は、仮想背面タイプ1に準じます。但し、全段貫通しない場合は貫通する直線に変更し、補強材後端と仮想背面との空きが25cm未満であれば貫通しているものとみなします。 |
以上、主な拡張機能の概略を紹介させていただきました。
Ver.4では、ここまでに紹介させていただいた機能以外にも多数の改訂対応を行っております。今後も皆様からのご要望を取り入れて、改良・改善を加えていきますので、どうぞご期待ください。 |
(Up&Coming '15 盛夏号掲載) |
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