データの概要
渋谷のスクランブル交差点周辺や京都駅付近をモデルとした市街地を表現したサンプルデータです。広範囲にわたる道路や非常に多くの建物を配置しており、メインメモリやビデオカードの搭載メモリに余裕のあるハイエンドマシン向けのデータです。
市街地のほか田舎道や山間部のトンネル、河川敷など多様な景観表現も行われています。建物や自動車にはモデルLOD機能による切り替え設定が行われており、特に自動車は至近距離では非常に精度良く作られたモデルが表示されます。4種類のシナリオが設定されており、車の運転のほかにそれぞれ気象変化、可動モデル、オフロード走行、歩行シミュレーションなどを体験することが出来ます。また、点群や騒音、風解析などの解析結果もサンプルとして付属しており、データ内に読み込んで表示させることができます。なお、点群や解析結果の読み込みにはプラグインが必要となります。
Ver9新機能による表現
渋谷駅前を表現した広場にパラメトリックモデルを配置しています(保存景観位置:「Shibuya subway entrance 1」)。
地下への入口部分に階段、エスカレータ、LEDサイン、梯子、柵といったモデルが存在し、環境の表示をオンにすることでエスカレータの可動の表現やLEDサインのスクロール表示の表現を見ることができます。また、FBXモデルにおけるテクスチャのアルファチャンネル対応の例として2D樹木を配置しています(保存景観位置:「FBX
trees 1」)。アルファチャンネルの設定を利用して葉の周りなどに透過処理を施すことで、従来の2D樹木よりも滑らかでより自然な見た目になっているのがお分かり頂けるかと思われます。
なお、以上の新機能を利用した箇所はスクリプトでもご覧頂くことができ、アニメーション「New function of Ver9」を実行することでご確認頂けます。このほか、交通スナップショット機能のサンプルファイルが用意されており、データに読み込んで交通状況の再現が可能です。
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