フリーの統合オフィスソフト
オープンソースのオフィスソフト"OpenOffice"について連載しておりますが、第6回は作図ソフト「Draw」について、ご紹介いたします。
■作図ソフト 「Draw」とは
OpenOffice のWriter、CalcやImpressで作図する時はこのツールが起動するため、補助ツールの印象がありますが、基本的にこのソフトだけでパンフレットや製品カタログを作成する事ができます。また、作成した画像データは、BMPやJPEGといった他の画像フォーマットに保存する事ができますので、Webページや他のドキュメントツールの素材画像として利用することもできます。
機能としては、レイヤーによる画像の管理編集機能や、グリッド補助線が利用できるなど作図ソフトとしての一通りの機能を搭載しています。
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▲Draw起動時の画面。ツールボックスを
フローティングする事もできます。 |
■画像の保存(エクスポート)
Drawはbmp、jpeg、pngなど様々な画像フォーマットに出力する事ができます。
また、前回ご紹介したとおりOpenOfficeの一員であるDrawも、PDF形式でのダイレクトな保存に対応しています。保存する際には、変換時の画質、セキュリティの設定や、文書内に設定したハイパーリンクリンク、見出し(しおり)などの設定を含めることが可能です。
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▲エクスポートできるフォーマット一覧 |
OpenOffice日本語プロジェクト:http://ja.openoffice.org/
この記事は、OpenOffice日本語プロジェクトの許諾により掲載しています。
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