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あけまして
おめでとうございます




 昨2003年は、弊社にとって大きな節目となる年でした。
 ひとつは、弊社設立2×8周年を節目に前社長和田忠治が会長職に退き、新体制をスタートさせたことです。昨年11月1日、和田忠治の会長就任と弊社設立2×8周年を記念して、宮崎シーガイヤにて祝賀会を執り行いました。お陰様をもちまして、併催した第二回3D・VRシミュレーションコンテストにも数多くの皆様にご参加いただき、無事終了いたしました。
多くのユーザの皆様、関係者の皆様のご支援ご協力に深く感謝いたします。
代表取締役社長 伊藤裕二
 もうひとつは、弊社設立以来、16期連続継続してきた経常黒字、営業黒字が昨9月の決算において、初めて赤字に転じるという厳しい年であったことです。土木設計を支援するパソコン用パッケージソフトウェアの開発、販売をほぼ専業として、16年間営業を続けてまいりました。ユーザ登録も昨年10,000を超えるに至りました。社内的にも宮崎支社開設から育ててきた開発スタッフが成長しており、優れた機能を有する製品を迅速に提供できています。このような状況においてもバージョンアップも含めたソフトウェア販売は、低調だったと言えます。しかしながら、経営的には安定した財務基盤を築いており、16年間開発準備金として積み上げてきた潤沢な開発資金を保有しています。

 このような状況の中で、昨年社長を拝命し、責任の重大さを痛感しているところでありますが、弊社として将来のあるべき方向、課せられた使命は明確になっており、着実に実行し成果を生み出しつつあると考えています。ビジネスが「もの」からサービスへ遷移している時代において、ソフトウェアといえども、パッケージソフトだけでは顧客満足が得られないと考えます。弊社としてもエンジニアリングサービスへの取り組みとして、新サービスの提供やサポートの強化も図ってまいります。

 具体的には、UC-win/RoadによるVR(バーチャルリアリティ)データサービスが筆頭に挙げられます。2001年10月にスタートした本サービスは、UC-win/Roadサポートシステムとして順調に育ってきており、VRコンテストでも多くのVRデータ作品が発表されました。様々な事業でVRが採用されてきており、本年もUC-win/Roadの2004年新バージョンにより、さらに高度化した機能を活用したVRデータ作成に取り組めると考えています。

 UC-1シリーズについては、昨年9月から保守・サポートサービスを開始いたしました。ホームページのユーザ情報ページや開発グループでの電話テクニカルサポートなど製品サポートを強化するとともに、無償サポート期間(1年)を超えて利用される場合は、有償サポートとして提供しています。保守契約については、各製品のバージョンアップをお約束するもので、これらにより今後も着実にUC-1各製品のバージョンアップが実行できると考えています。

 UC−win/FRAME(3D)については、ソフトウェア機能の強化を図るとともに昨年より「UC−win/FRAME(3D)解析支援サービス」を開始しています。様々な構造物におけるモデル化や入力を支援するエンジニアリングサービスとして、スタートさせました。一方、グループウェアなどWebシステムの構築サービス、GSSグループウェアサポートシステムも昨年9月発表セミナーを東京、大阪で実施し、「Web技術サービス」の提供を開始しました。
UC-win UC-1
 勿論、パッケージソフト開発も従来以上に精力的に開発を進めてまいります。本誌でも紹介しておりますとおり、UC-1シリーズに「地盤解析シリーズ」を新たに設けて、性能設計を支援する高度解析に対応していきます。また、UC-1ツールズとしてUC-Drawツールズ、電子納品、維持管理ツールなどを製品化し、安価な便利ツールの整備を進めます。今後ともUC-win、UC-1シリーズの新製品、新バージョンをご愛顧のほどお願いいたします。

年頭にあたり、皆様方のご健勝、ご多幸をお祈りいたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


2004年1月1日
代表取締役社長 伊藤 裕二
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