Vol.6 |
迫る「第20回ITS世界会議東京2013」、
概要が明らかに |
プレリミナリープログラムを公開
「日本のITS」2013 年版も発行 |
今秋、10月14日〜18日の開催に向け、「第20回 ITS世界会議東京2013」の準備が着々と進められています。
前号(本連載Vol.5, 「UP & Coming」No.100)の本コーナーでは、まさにその発行当日(4月1日)に同会議への参加登録がWeb(http://www.itsworldcongress.jp/japanese/index.html)上で開始されたことをご紹介しました。
その後、同会議の開催まで3ヵ月半と迫る中、I T S(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)関係者はもとより、わが国にとっても大きな意味を持つこの国際的なイベントの概要が次第に明らかになってきています。
その一つの区切りとして、去る6月12日、ITS世界会議東京2013日本組織委員会は「第20回
ITS世界会議東京2013」のプレリミナリープログラム(英語版)を上記Webサイト上で公開しました。同会議は、60ヵ国以上に及ぶITSに関する各国政府、学会、民間企業、団体などから8,000人以上の参加が見込まれるもの。その内容も、会議セッションや論文発表、講演、技術展示、体験型デモ、ITS施設の現場見学など広範にわたります。
このほど公開されたプレリミナリープログラムは、今回会議の開催時に公開されるファイナルプログラムに非常に近い形で構成。予定されているプレナリーセッションやエグゼクティブセッション、スペシャルインタレストセッションといった会議セッション、アトリウム企画、ショーケース、テクニカルビジット、ポストコングレスツアーなどについて、具体的に紹介しています。
一方、特定非営利活動法人 ITS Japanは同じく6月12日、「日本のITS」2013年版を発行しました。
これは、関係省庁の協力を得てまとめられた、ITSに関する日本における取り組みの総合的な年次レポート。今回は、ITS関連の施策や国際的な活動、国内各地域におけるITSの具体例、将来に向けたITS
Japanの取り組みなどのほか、「第20回 ITS世界会議東京2013」の詳細情報も掲載されています。
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▲Preliminary Program, 20th
ITS World Congress Tokyo 2013 |
▲今回ショーケース・デモで紹介される交通安全・渋滞解消および
持続可能な交通社会の実現に向けた多様なソリューション
(「Preliminary Program, 20th ITS World Congress Tokyo 2013」より) |
ITS 世界会議 東京 2013
(執筆:池野隆)
※画像はITS世界会議東京2013日本組織委員会により提供
(image provided by Japan Organization Committee, ITS WORLD CONGRESS
TOKYO 2013) |
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(Up&Coming '13 夏の号掲載) |
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