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UC-win/Road Ver.12.0.0 (2017年 2月28日 リリース)
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- 64bit対応でPCの資源をフル活用。4GB以上のメモリ量が使用可能となり、速度アップが期待できます。
- 地形空間拡大、分解能力向上
広大な地形で長距離道路のシミュレーションが可能。細かいメッシュの設定でよりリアルに地形を表現。
- 配置モデル数の拡大
モデルを数多く配置可能。都市空間のシミュレーションでは、個々にモデリングしたビルもスムーズに表示。
- 高品質のテクスチャ
地表面、路面、モデル等について、扱えるテクスチャ量の限界を大幅に拡張、より豊かな表現が可能。
- 解析結果の長時間可視化
アニメーションステップを含む解析結果の長時間の可視化シミュレーション。
- 自動車の研究開発で、自動車、各車載機器のシミュレーションを決まった周期で行うのは一般的です。
今までUC-win/Road単体ではPCの演算力次第可視化とシミュレーション計算を同期し同じ周期で実行していました。
VRデータのコンテンツによって周期が可変となっています。一方どのようなコンテンツを使用しても柔軟にシミュレーション実行ができますが、正確な周期での計算が困難でした。
UC-win/Road Ver.12では計算周期と映像更新周期を独立に設定することが可能になり、シミュレーションニーズ(計算と表示、計算のみ)に応じて様々なパターンが使用出来るようになります。下記の表で各組み合わせと使用目的をまとめています。
さらにSDKで内部タイマーのカスタマイズが可能です。
計算タイムテップ |
表示同期 |
内部タイマー |
システム動作の説明 |
応用 |
ON |
- |
実時間に沿って、計算と表示を同期し、計算と表示負担に応じてフレームレートが可変(今までのモード) |
応用 |
OFF |
- |
実時間に沿って計算。シミュレーション計算はCPU性能次第。FPSが高くなるが、表示はコンピュータ性能次第、シミュレーション計算以下のFPSで行う。 |
固定 |
ON |
ON |
シミュレーション計算レートは固定、すべてのフレームを表示する。可能な限り実時間で実行する(負担が大きい場合は実時間より遅くなる)。 |
固定 |
OFF |
ON |
シミュレーション計算レートは固定、表示性能に応じて可能なフレームのみを表示する。可能な限り実時間で実行する(負担が大きい場合は実時間より遅くなる)。 |
固定 |
ON |
OFF |
シミュレーション計算レートは固定、すべてのフレームを表示する。コンピュータ性能次第、FPSが高くなる。(実時間は考慮しない) |
固定 |
OFF |
OFF |
シミュレーション計算レートは固定、コンピュータ性能次第、FPSが高くなる。(実時間は考慮しない)表示はコンピュータ性能次第、シミュレーション計算以下のFPSで行う。 |
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マッピングミッション一括設定、写真位置情報取得、自動録画、露出設定 |
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自動車に対して表現可能なランプの種類が拡張し、現在のブレーキランプ、方向表示とハザードライトに加えて、テールランプ、バックランプ、フォグランプ、スモールライト、
拡張ランプ10個の表現と制御が可能になります。再現性が求められるシーンでは今まで予め記録した動きの再生をマイクロシミュレーションプレーヤ機能で対応していましたが更に以下の車両制御モードが追加されます。
- 速度指定:指定した速度を忠実に守り走行する。
道沿いの走行と任意方向での走行が可能
- 加速度指定:指定した加速・減速を忠実に守り走行する。
道沿いの走行と任意方向での走行が可能
- 他車との車間距離を維持:対象の車両との距離を維持しながら
走行する。
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▲他車との車間距離を維持 |
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●2Dビュー拡張
3Dモデル、道路、自動車等の情報や枠を表示。
シミュレーションの状況をひと目で把握。 |
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●カメラセンサー基本プラグイン(新規有償プラグイン)
●バーチャルディスプレーとマスク機能(新規有償プラグイン) |
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●ユーザ変数機能:シナリオ制御、ログ出力等
●オブジェクトカスタムIDによるオブジェクト参照機能 |
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UC-win/Road Ver.12.1.0 (2017年 7月19日 リリース)
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- ●新規プラグインオプションを追加
DSコース変換プラグイン 、スピードメータ表示プラグイン 、HTC VIVEプラグイン 、OpenFlightプラグイン 、環境アセスプラグイン
●プラグインの64bit対応拡張
DSプラグイン、SfM プラグインが64bitに対応しました。
●クイックビルディング機能
簡素な建物モデルの作成を支援する機能です。3Dビュー上でマウスクリックにより建物の外周りの底面を作成し、高さ等のパラメータを設定することで、簡単に建物モデルが作成できます。
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▲底面の作成 |
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▲パラメータの設定 |
設定可能なパラメータは次の通りです。
・高さ ・色 ・モデルタイプ ・回転角 ・傾斜角
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▲街並みの例 |
作成したモデルはUC-win/Roadのその他の3Dモデルと同様に編集できます。形を自由に決められるため、L字型といった複雑な形状の建物のほか、パラメータを設定することで高層ビルやカラフルな建物などを作成することもできます。建物以外にも、角柱状の簡単なオブジェクト作成にも利用できます。
●オブジェクト一括移動機能 オブジェクト一括移動機能は、道路平面図上で矩形選択した範囲内のオブジェクトを、指定した任意のオフセット値分だけ一括で移動できる機能です。従来手間のかかっていたオブジェクトの移動を、複数の対象に対して同時に行えるようになり、かつ選択したオブジェクト間の相対的な位置関係が崩れることがないので、プロジェクト内のリメイクをより簡単に行えるようになります。プロジェクトをマージした際に読み込まれたオブジェクト群は、この機能で指定の位置に移動させると非常に便利です。
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▲遠くのオブジェクトを一括移動(左 → 右) |
オブジェクトの選択
オブジェクトの選択は道路平面図上から行います。ツールバー上のアイコンから矩形選択モードに切り替えた後、ドラッグ&ドロップの要領で、オブジェクトを矩形で囲むことで、移動の対象オブジェクトとして選択されます。
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矩形選択モードに切り替えると、
ドラッグ&ドロップで青色の
矩形枠が表示されます。 |
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選択されたオブジェクトは赤色で強調表示され、
ダイアログ上に一覧で表示されます。 |
▲道路平面図上での操作 |
道路平面図上に表示されたオブジェクト以外でも、景観位置や歩行者ネットワークなどの位置情報を持つデータオブジェクトも移動の対象となるので、移動後にそれらを再設定する必要はありません。また、切土や盛土、トンネルといった地形に依存した道路定義上のモデルは、移動先の地形に応じて自動的に再生成されます。
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