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UC-1シリーズ 水工
 
UC-1  下水道管継手の計算
 
本製品は、下水道管の耐震計算へ統合されました。

下水道管のマンホールと管きょの接合部、管きょと管きょの継手部の耐震照査



電子納品対応


USBプロテクト価格
アカデミー価格
保守・サポート契約
Net PRO
ライセンスパック
FPBポイント・バンク
レンタルライセンス/フローティングライセンス
Windows2000/XP/Vista/7 対応

  プログラム概要
ライン
本プログラムは、『下水道施設の耐震対策指針と解説 -2006年版-』(社団法人 日本下水道協会)に準じた計算方法により、
  • 下水道用鉄筋コンクリート管
  • 下水道推進工法用鉄筋コンクリート管
  • 下水道用陶管
  • 下水道推進工法用陶管
  • 下水道用硬質塩化ビニル管
  • 下水道推進工法用硬質塩化ビニル管
  • 下水道用強化プラスチック複合管
  • 下水道用ダクタイル鋳鉄管
  • 下水道推進工法用ダクタイル鋳鉄管
  • 鋼管
の耐震設計計算(マンホールと管きょの接続部、管きょと管きょの継手部の照査)を支援するプログラムです。

  関連情報
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  プログラムの機能と特長
ライン
●機能および特長
  • 操作性
    • データ内容を分類した入力を、ツリーアイテムとして上から順に並べており、また、入力後に行う「計算実行」、および「計算確認」を、その下に配置しています。
      ツリーアイテムの色により、各入力画面が未入力か入力済みかを、ひと目で確認できるようになっています。
      計算に必要な入力が、すべて入力済みとなってはじめて、「計算実行」と「計算確認」が行えるようになります。計算結果が許容値を超えた場合は、ツリーアイテムのマークを変えて表示しています。
      また「計算書作成」は、計算終了後に有効となり、計算書のプレビューや出力が行えるようになるなど、分かりやすく、容易な操作性を実現しています。

  • 計算機能
    • 本プログラムは、適用基準、および参考文献に記載されている方法に則った計算を行っています。


●適用範囲
  本プログラムが設計計算の対象としている管きょは、以下に示す条件を満たしている必要があります。

  • 対応管きょ

    対象管きょ 規格番号 規格名称 管種
    差し込み継手
    管きょ
    JSWAS A-1 下水道用鉄筋
    コンクリート管
    A、B、NB、C形 1、2種
    NC形 1、2、3種
    T、Y字 1、2種
    JSWAS A-2 下水道推進工法用
    鉄筋コンクリート管
    標準管 1、2種
    中押し管 S
    T 1、2種
    JSWAS R-2 下水道用陶管 直管 ソケット、カラー形
    JSWAS R-3 下水道推進工法用陶管 直管
    JSWAS K-1 下水道用硬質
    塩化ビニル管
    直管 ゴム輪口
    JSWAS K-6 下水道推進工法用
    硬質塩化ビニル管
    直管 ゴム輪口
    JSWAS K-2 下水道用
    強化プラスチック複合管
    直管 B、C、D形 1、2種
    JSWAS G-1 下水道用
    ダクタイル鋳鉄管
    ※自然流下管
    直管 II 類 GS形 GS
    JSWAS G-2 下水道推進工法用
    ダクタイル鋳鉄管
    ※自然流下管
    II 類 標準管 GS、GSS形
    II 類 先頭管 GS、GSS形
    II 類 空伏管 GS、GSS形
    一体構造
    管きょ
    JSWAS K-1 下水道用
    硬質塩化ビニル管
    直管 接着
    JSWAS K-6 下水道推進工法用
    硬質塩化ビニル管
    直管 接着
    JSWAS G-1 下水道用
    ダクタイル鋳鉄管
    ※圧送管
    直管 I 類 K、U、T、KF、UF、NS、S、SII、US形 1、2、3、4、5種、DF
    異形管 I 類 フランジ形 1種
    JSWAS G-2 下水道推進工法用
    ダクタイル鋳鉄管
    ※圧送管
    I 類 標準管 U、T、UF、US形 1、2、3、4、5、PF種
    I 類 先頭管 GS、GSS形
    鋼管

    ※基準値にない管きょについては追加が可能です。


  • 照査
    本プログラムでは、以下について照査を行います。

    1) マンホールと管きょの接続部

    対象
    管きょ
    管種 地震動 液状化 傾斜地 硬軟
    急変化
    永久
    ひずみ
    地盤
    沈下
    永久
    ひずみ
    屈曲角 抜出し量 抜出し量 抜出し量 抜出し量 抜出し量
    差し込み
    継手
    管きょ
    鉄筋コンクリート管
    (開削工法用)
    Lv1・ Lv2 Lv1・ Lv2 Lv2 Lv2 Lv1・ Lv2
    鉄筋コンクリート管
    (推進工法用)
    Lv1・ Lv2 Lv1・ Lv2 Lv2 Lv2 Lv1・ Lv2
    陶管
    (開削工法用)
    Lv1・ Lv2 Lv1・ Lv2 Lv2 Lv2 Lv1・ Lv2
    硬質塩化ビニル管
    (ゴム輪接合)
    Lv1・ Lv2 Lv1・ Lv2 Lv2 Lv2 Lv1・ Lv2
    強化プラスチック複合管 Lv1・ Lv2 Lv1・ Lv2 Lv2 Lv2 Lv1・ Lv2
    ダクタイル鋳鉄管
    (自然流下管)
    Lv1・ Lv2 Lv1・ Lv2 Lv2 Lv2 Lv1・ Lv2
    一体構造
    管きょ
    硬質塩化ビニル管
    (接着接合)
    Lv1・ Lv2 Lv1・ Lv2 Lv2 Lv2
    ダクタイル鋳鉄管
    (圧送管)
    鋼管



    2) 管きょと管きょの継手部

    対象
    管きょ
    管種 地震動 液状化 傾斜地 硬軟
    急変化
    浅層
    不整形
    永久
    ひずみ
    地盤
    沈下
    永久
    ひずみ
    屈曲角 抜出し量 抜出し量 屈曲角 抜出し量 抜出し量 抜出し量 抜出し量
    差し込み
    継管きょ
    鉄筋コンクリート管
    (開削工法用)
    Lv1・Lv2 Lv1・Lv2 Lv2 Lv2 Lv2 Lv2 Lv1・Lv2 Lv1・Lv2
    鉄筋コンクリート管
    (推進工法用)
    Lv1・Lv2 Lv1・Lv2 Lv2 Lv2 Lv2 Lv2 Lv1・Lv2 Lv1・Lv2
    陶管
    (開削工法用)
    Lv1・Lv2 Lv1・Lv2 Lv2 Lv2 Lv2 Lv2 Lv1・Lv2 Lv1・Lv2
    硬質塩化ビニル管
    (ゴム輪接合)
    Lv1・Lv2 Lv1・Lv2 Lv2 Lv2 Lv2 Lv2 Lv1・Lv2 Lv1・Lv2
    強化プラスチック複合管 Lv1・Lv2 Lv1・Lv2 Lv2 Lv2 Lv2 Lv2 Lv1・Lv2 Lv1・Lv2
    ダクタイル鋳鉄管
    (自然流下管)
    Lv1・Lv2 Lv1・Lv2 Lv2 Lv2 Lv2 Lv2 Lv1・Lv2 Lv1・Lv2
    一体構造
    管きょ
    硬質塩化ビニル管
    (接着接合)
    ダクタイル鋳鉄管
    (圧送管)
    Lv1・Lv2 Lv1・Lv2
    鋼管 Lv1・Lv2 Lv1・Lv2

    Lv1・Lv2 : レベル1地震動、レベル2地震動で検討する項目
    Lv2    : レベル2地震動で検討する項目
    ―     : 耐震検討を必要としない項目


  • 接合方式
    • 硬質塩化ビニル管の接合形式として、「差し込み継手管きょ」、「一体構造管きょ」のいずれかを指定可能です。
      ※ダクタイル鋳鉄管(圧送管)、鋼管の場合は「一体構造管きょ」に固定されます。

  • 地盤
    • 地盤は水平であること。傾斜地盤には対応していません。
    • 管頂は地表面より深いこと。地表面よりも上に管きょが突出しているケースには対応していません。
    • 基盤面は管底より深いこと。管きょが基盤層に入っているケースには対応していません。

  • 荷重
    • ダクタイル鋳鉄管(圧送管)、および鋼管について、設計内圧、自動車荷重、温度変化、不同沈下を考慮可能です。


●適用基準および参考文献

 本プログラムは、以下の基準、文献、および規格を参考に作成されています。
  • 『下水道施設の耐震対策指針と解説 -2006年版-』(社団法人 日本下水道協会)
  • 『下水道施設耐震計算例 -管路施設編- 前編 2001年版』(社団法人 日本下水道協会)
  • 『水道施設耐震工法指針・解説 1997年版』(社団法人 日本水道協会)
  • 『水道施設耐震工法指針・解説 2009年版 I 総論』(社団法人 日本水道協会)
  • 『水道施設耐震工法指針・解説 2009年版 設計事例集』(社団法人 日本水道協会)

  • 『JSWAS A-1 〈下水道用鉄筋コンクリート管〉』(社団法人 日本下水道協会)
  • 『JSWAS A-2 〈下水道推進工法用鉄筋コンクリート管〉』(社団法人 日本下水道協会)
  • 『JSWAS G-1 〈下水道用ダクタイル鋳鉄管〉』(社団法人 日本下水道協会)
  • 『JSWAS G-2 〈下水道推進工法用ダクタイル鋳鉄管〉』(社団法人 日本下水道協会)
  • 『JSWAS K-1 〈下水道用硬質塩化ビニル管〉』(社団法人 日本下水道協会)
  • 『JSWAS K-2 〈下水道用強化プラスチック複合管〉』(社団法人 日本下水道協会)
  • 『JSWAS K-6 〈下水道推進工法用硬質塩化ビニル管〉』(社団法人 日本下水道協会)
  • 『JSWAS R-2 〈下水道用陶管〉』(社団法人 日本下水道協会)
  • 『JSWAS R-3 〈下水道推進工法用陶管〉』(社団法人 日本下水道協会)
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