Q5−1. |
旧版(DOS)では、数量計算結果は出力時(出力書式)で確認していたが、結果画面で確認することができるか? |
A5−1. |
ご希望されている数量計算結果は、本坑計算結果確認画面及び計算結果確認画面にて確認することができます。 |
|
|
Q5−2. |
サンプルデータを読み込んだが本坑数量計算が実行できないのはなぜ? |
A5−2. |
本坑数量計算の際に決定断面計算の結果を用いますので、決定断面計算を実行後に本坑数量計算が実行可能となります。 |
|
|
Q5−3. |
サンプルデータでは本坑数量計算にて岩種DI-1のみを計算しているが、他の岩種の計算をすることはできないのか |
A5−3. |
本坑数量計算−掘削延長入力画面の右端にある「計算」項目を「○」と指定した岩種の計算を行いますので、計算したい岩種の「計算」を「○」と指定していただきたいと存じます。 |
|
|
Q5−4. |
掘削延長入力画面の、表の左側のリングカット〜側壁導坑の○、×について、「○は必ず考慮、×は無視」とあるがどういう意味か |
A5−4. |
各岩種について、○と表示されている項目は必ず入力が必要な項目であり、基本条件、基本データ等にて考慮する場合にのみその岩種が計算可能であることを示しています。
また、×と表示されている項目は、基本条件、基本データ等にて考慮するを選択している場合でも、その岩種では考慮せずに計算を行う項目であることを示しています。 |
|
|
Q5−5. |
掘削延長画面の「基準値取得」で取得される基準値は何を基準としているのか。変更はできないのか。 |
A5−5. |
メニューバーの「基準値」−「岩種区分データの設定値」より基準値を取得しており、岩種区分データの設定値に入力されている基準値は、「設計要領 第三集 トンネル編 東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社 平成24年7月」のP-81、144の値を用いています。
なお、岩種区分データの設定値は編集することができ、「初期値設定」ボタンにて初期値に戻すこともできます。
ただし、ここで入力した岩種区分データは入力データの保存対象としていません。 |
|
|
Q5−6. |
複数の岩種の計算を行っているが、計算書の出力時に特定の岩種のみを出力することはできるか? |
A5−6. |
計算書出力設定画面−計算書タブに岩種のスイッチにて、チェックした岩種の計算結果を出力しております。
従いまして、出力を行わない岩種につきましてはチェックを外していただきたいと存じます。 |
|
|
Q5−7. |
基本データの施工方法を変更した場合、「掘削延長データを基準値に設定しますか?」のメッセージが表示されるが、これはどのような意味でしょうか? |
A5−7. |
ご質問のメッセージダイアログに「はい」を選択した場合、施工方法を「発破」から「機械」に変更した場合には「掘削延長」入力画面の余掘厚、余巻厚、余吹厚は岩種によらず、基準値の岩種データの「機械」の欄に表示されている値がセットされます。
また、施工方法を「機械」から「発破」に変更した場合には「岩種区分データ」で設定されている基準値を「掘削延長」入力画面の余掘厚、余巻厚、余吹厚にセットします。 |
|
|
Q5−8. |
上半盤位置は「SLから上を正とする」と画面に表示されているが、S.Lより上側に設定する場合に正の値を入力すると考えてよいか?
|
A5−8. |
お考えの通り、上半盤位置はS.Lを原点としてS.Lより上側に設定する場合には正の値を、S.Lより下側に設定する場合には負の値を入力していただきたいと存じます。 |
|
|
Q5−9. |
掘削延長入力で岩種のDT-i、DU、DVa、DVbが入力できない理由は? |
A5−9. |
岩種DT-i、DU、DVa、は、インバートを考慮する場合に数量計算を行うことができますので、インバートを考慮しない場合には入力することができません。
また、岩種DVbは、インバートと側壁導坑を考慮する場合に数量計算を行うことができますので、インバート、または側壁導坑考慮しない場合には入力することができません。
なお、インバート、および側壁導坑の有無につきましては、基本条件にて指定することができます。 |
|
|
Q5−10. |
本坑数量計算−導坑入力画面−導坑配置データの「注)座標原点は上半の円の中心」は、原点X0、原点Y0の座標入力時の原点が上半の円中心ということでしょうか |
A5−10. |
はい。導坑配置データの原点X0、原点Y0の入力は、上半の円中心を原点とした座標にて入力していただきたいと存じます。 |
|
|
Q5−11. |
リングカット入力画面での注意書き「側壁導坑がある断面ではA, B点は、L1に関わらず導坑上端とする。」はどのような状態を表しているのでしょうか |
A5−11. |
側壁導坑がある断面の場合、リングカット時の核部分の形状の左右端部(A点、B点)は、L1の入力値に関わらず、下図のように導坑上端とすることを表しています。
|
|
|
Q5−12. |
「吹付コンクリート算出位置」はどの計算に影響するのでしょうか |
A5−12. |
吹付コンクリートの数量計算に影響します。
吹付コンクリート算出位置が「吹付コンクリートのCL」の場合、設計断面の計算時は覆工厚に吹付厚/2を加算します。
また、支払断面の計算時は覆工厚+余巻厚に(吹付厚+余吹厚)/2を加算します。 |
|
|
Q5−13. |
「本坑数量計算|基本データ」入力画面の施工方法の意味を教えて下さい。 |
A5−13. |
「発破」は「発破掘削」(火薬により爆破して掘削)、「機械」は「機械掘削」(掘削機を用いた掘削)を意味します。 選択施工方法の種類の選択による影響につきましては、Q5−7、A5−7をご参照下さい。 |
|
|
Q5−14. |
計算書で本坑数量計算の集計表だけを出力したいのですが、可能でしょうか。 |
A5−14. |
計算実行後、メイン画面の上部の「処理モードの選択」から出力設定画面が開きます。 ここで不要な設計条件、および計算結果の出力スイッチのチェックを外していただくことで対応可能です。 |
|
|
Q5−15. |
メインメニューの「基準値」|「岩種区分データの設定値」は入力データの保存対象外のようですが、その理由を教えて下さい。 |
A5−15. |
メインメニューの「基準値」|「岩種区分データの設定値」で設定した値は、「本坑数量計算」入力画面の岩種区分データの初期値として使用しますので、計算には使用しません。 このため、指定した「岩種区分データの設定値」をお客様固有の初期値設定とするために、入力データの保存対象としておらず、ご利用のPCのレジストリに保存しております。 |
|
|
Q5−16. |
リングカット工法を行わないため、入力画面「本坑数量計算|リングカット」の入力は不要なのですが、入力しない方法はありますか。 |
A5−16. |
入力画面「本坑数量計算|基本データ」の「リングカットの有無」より、「なし」としていただくことで対応可能です。 |
|
|
Q5−17. |
本坑数量計算の結果画面にて、盤下げの結果が「-」となって表示されない岩種があります。この理由を教えて下さい。 |
A5−17. |
盤下げは、インバートを考慮する岩種(DT、DT-I、DU、DVa)のみ計算を行います。 このため、上記以外の岩種では盤下げを計算しないため、結果を「-」で表示します。 |
|
|
Q5−18. |
本坑数量計算結果で表示される実数量は、単位数量に掘削延長を乗じていますが、この掘削延長はどこで設定できますか。 |
A5−18. |
ご質問の掘削延長は、入力画面「本坑数量計算|掘削延長」で設定します。 検討を行う岩種区分ごとに、掘削延長を入力することができます。 |
|
|
Q5−19. |
入力画面「基本条件」の「側壁導抗の有無」より側壁導抗を設ける場合、形状はどこで入力するのでしょうか。 |
A5−19. |
側壁導抗を設ける場合は、入力画面「本坑数量計算|導抗」で形状を入力します。 |
|
|
Q5−20. |
側壁導抗を設けましたが、入力画面「本坑数量計算|導抗」に「側壁形状」と「導抗配置データ」のタブが表示されません。この理由を教えて下さい。 |
A5−20. |
側壁導抗を設ける場合は、入力画面「本坑数量計算|導抗」で形状を入力します。タブ「側壁形状」と「導抗配置データ」は、岩種DVbを計算する場合のみ入力することができます。 岩種DVbを計算する場合は、入力画面「本坑数量計算|掘削延長」にて、区分「DVb」の「計算」を「○」としてください。 |
|
|
Q5−21. |
入力画面「本坑数量計算|導抗」|タブ「導抗配置データ」の厚さt1、t2、t3は、具体的にはどのような値を入力すればよいでしょうか。 |
A5−21. |
ご質問の厚さt1、t2、t3には、以下の値を入力します。 t1:覆工厚 t2:インバート部の覆工厚 t3:余吹厚 |
|
|
Q5−22. |
入力画面「本坑数量計算|導抗」|タブ「導抗配置データ」の厚さt1、t2、t3にあらかじめ値が設定されているようですが、この値はどのように設定しているのでしょうか。 |
A5−22. |
ご質問の厚さt1、t2、t3は、初期入力時には入力画面「掘削延長」の岩種DVbの覆工厚、インバート部の覆工厚、余吹厚をセットします。 |
|
|
Q5−23. |
本坑数量計算の掘削数量の上部半断面にて、リングカットと中背の結果が表示されない岩種があります。 この理由を教えて下さい。 |
A5−23. |
リングカットと中背は、リングカットを考慮する場合に表示します。 リングカットを考慮可能な岩種であるか、「本坑数量計算|基本データ」の「リングカットの有無」が「あり」となっているかをご確認ください。
詳細はヘルプの「計算理論及び照査方法|本坑数量計算|掘削数量計算」をご参照ください。 |
|
|
Q5−24. |
入力画面「本坑数量計算|掘削延長」に2種類の覆工厚の入力(ACH、INV)がありますが、この違いを教えてください。 |
A5−24. |
「覆工厚 ACH」には、上半部と下半部(インバートを除く)の覆工厚を入力します。 「覆工厚 INV」には、インバート部分の覆工厚を入力します。 |