Q3−1. |
衝撃係数を考慮せず、反力を算出したいが? |
A3−1. |
画面左側のツリーの中の「活荷重」を選んでください。
ここに、「反力計算時の衝撃係数」が御座いますので、「考慮する」をダブルクリックしますと、「考慮しない」と替わり、反力算出の際衝撃係数を考慮しなくなります。 |
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Q3−2. |
断面力集計の出力で、合計値-最小の値が死荷重合計+活荷重-最小の和と一致しないが? |
A3−2. |
橋種がメタル橋の場合ですと、本プログラムでは相反応力部材(道示U鋼橋編
3.1.3)の計算を行い、合計値を算出しております。
相反応力部材につきましては、ヘルプのキーワード検索にて「相反応力部材」を入力しても参照頂けます。 |
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Q3−3. |
連続桁において、中間支点部の衝撃係数が、道示T共通編2.1.4衝撃 で求めた値と異なるが? |
A3−3. |
Windows版格子の集計処理は、支承線と中心線より集計軸を作成し、この集計軸直交方向に集計横断面を作成して死荷重、活荷重の集計を行います。
衝撃係数については、衝撃係数の入力が省略されている場合には、集計軸が属する支間の支間長データより計算された値を使用します。このとき、中間支承位置における集計横断面位置での衝撃係数については、両支間長の平均支間長より計算された値とはなっておりません。集計軸が属する支間の支間長より計算された衝撃係数値を使用しております。
これは、本プログラムの集計処理上、支承線ラインと集計横断面が一致して作成されるとは限らず、支承線位置と交差する複数の横断面が作成されるからです。
また、支承線ラインと集計横断面が一致する場合でも、その横断面だけの衝撃係数を指定することは入力上不可能ですので、このような場合には、中間支承線の前後で変化するような衝撃係数ラインを設定して頂きますようにお願い致します。
詳細につきましては、ヘルプのキーワードにて「衝撃係数」を入力してご参照ください。 |
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Q3−4. |
横桁断面力図は無いのか? |
A3−4. |
申し訳ありませんが、断面力図は主桁のみの描画となっており、横桁については現在対応しておりません。 |
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Q3−5. |
FRAME計算(構造計算)と格子計算とを比較した場合、結果は一致するか? |
A3−5. |
本プログラムで用いている格子集計計算では、各載荷格点に単位荷重を載荷し影響値を求めます。この格点上影響値を結んでつないだ影響線を横断面位置で切り取り、その切り取った影響面に対して荷重を載荷し、集計処理を行います。格点影響値を元にした格子集計の性質上、厳密な結果と比較しますと若干の誤差を含んでいます。これは集計に用いる影響線が、本来は滑らかな曲線のはずですが、内部処理上は格点上の影響値を直線で結んだ折れ線であるためです。載荷格点を追加しますと、影響値点数が増えるので補間による誤差が少なくなり、実際の影響線に近い形で集計計算が行われることになります。
製品ヘルプ[集計の方法]-[集計の誤差]の[(2)格点の追加]にも説明を記載しております。こちらの方も合わせてご参照ください。 |