●日時:2017年8月1日〜4日 ●会場:東京ビッグサイト
主催:公益社団法人 日本下水道協会 |
(Up&Coming 2017年10月号) |
第30回を迎えた本年の下水道展は東京開催となり、出展は過去最高の350社、4日間で延べ55,792名の来場者がありました。会場では、下水道技術の研究発表や公共機関向けセミナーも開催されました。
弊社では以前より、下水道、管きょの台帳管理システムの情報や既存CADデータの3次元化利用に取り組んできました。近年はxpswmmとUC-win/Roadの連携等による地下空間の可視化VRなどを活用し、CIMを意識したソリューションを提案しています。今回、配水施設の配水量および電力使用料をVRによって可視化、および数値化・グラフ化した「送配水ネットワークシステム」(首都大学共同開発)も展示しました。下水道関連の技術機構やメーカー、コンサルタント等が大半を占める他ブースにおいても同様に、3次元モデルによるライフサイクルマネジメントをテーマとする内容が目立っていました。
また、近年弊社で推進している分野として、VRと各種デバイスの連携、組込システム開発およびクラウド技術をベースとしたIoT関連開発がありますが、本展示会においても、VRを活用した下水道インフラにかかわるシステム提案にフォーカスしており、IoTデバイス「脳波で運転!」やドライビングシミュレータなどを紹介しました。HMDとUC-win/Roadを連携し、下水道管路のVR空間内で点検者となってクラックを探すシステムのコンテンツを体験された来場者の方からは、「社内教育向けにシミュレータを構築したい」といった声もいただいています。
UC-1水工シリーズソフトでは、雨水流出解析ソフトウェアxpswmm2017も紹介。従来より解析速度に定評のあるソフトでしたが、今回解析の並列処理に対応したことでさらに高速な解析が実現しており、UC-win/Roadとの連携による解析結果の3DVRシミュレーション事例もご覧いただきました。
UC-win/Roadはi-ConstructionやCIM連携機能を強化し、システム連携、計算/解析/数量算出積算連携、クラウド活用など、広くソリューションを展開しています。今後も、ソフトウェア開発に加えてシステム受託開発、クラウドソリューションなどの分野にいっそう注力し、日本の下水インフラにかかわる皆様の躍進を全力で支援いたします。
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