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New Products & Service 維持管理・地震リスク 

橋梁長寿命化修繕計画策定支援システム Ver.4

道路橋の長寿命化修繕計画の作成を行うプログラム

●新規価格 232,000円

●リリース 2020年7月

 橋梁長寿命化・維持管理体験セミナー
日時 : 2020年10月2日(金) 13:30〜16:30
会場 : フォーラムエイト・WEBセミナー
参加費 : 無償

はじめに

本製品は「道路橋の計画的管理に関する調査研究」、「道路アセットマネジメントハンドブック」に準拠した道路橋の長寿命化修繕計画の作成を行うプログラムです。

台帳による橋梁ごとの情報管理・点検結果に基づいた補修工事の内容・概算工費・対応時期、また、選択対象の橋梁における優先順位の検討が行えます。橋梁長寿命化修繕計画策定支援システム Ver.4では、道路橋定期点検要領 平成31年2月 国土交通省 道路局への対応と日々寄せられますご要望への対応としまして、道路橋ごとに補修方法・工事単価を設定可能することで、各道路橋の現況に則した修繕計画が行えるよう機能の拡張を行います。

道路定期点検要領 平成31年2月への対応

健全性診断の改定

健全性の診断において旧バージョンではI〜Vの5段階による区分となっていましたが、本バージョンより表1に示しますとおりI〜IVの4段階の区分による診断に改定します。なお、道路定期点検要領では判定区分のT〜Wに分類する場合の措置の基本的な考え方は表2のとおり記載されています。


区分 状態
I 健全 道路橋の機能に支障が生じていない状態。
II 予防保存段階 道路橋の機能に支障が生じていないが、予防保全の観点から措置を講ずることが望ましい状態。
III 早期措置段階  道路橋の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態。
IV  緊急措置段階  道路橋の機能に支障が生じている、又は生じる可能性が著しく高く、緊急に措置を講ずべき状態。

表1 判定区分

区分 措置の基本的な考え方
I 監視や対策を行う必要のない状態
II 状況に応じて、監視や対策を行うことが望ましい状態
III 早期に監視や対策を行う必要がある状態
IV  緊急に対策を行う必要がある状態

表2 措置の基本的な考え方

新様式の点検調書に対応

点検要領の改定に伴い新様式による点検調書の出力に対応します。

基本的な構成に変更はありませんが、図1.点検調書に示しますとおり、橋梁IDの追加や各項目の表記変更、道路橋毎の健全性の診断の一部簡略化などが行われています。

図2 補修単価データ

道路橋ごとの修繕計画検討への対応

本バージョンより複数の補修単価ケースの設定が可能になります。

これにより、各道路橋ごとに修繕の程度に応じた単価での検討が可能となりますので、現況に則した経済的な修繕計画が行えます。

図2 補修単価データ 図3 補修単価の適用イメージ
図4 橋梁別補修単価適用結果イメージ 図5 橋梁別補修単価適用結果イメージ

おわりに

今後の展開として、道路橋ごとの修繕計画検討 第2弾となります『劣化モデルの適用』や『グルーピングした道路橋ごとの管理水準の設定』などを予定しています。どうぞご期待ください。

(Up&Coming '20 盛夏号掲載)
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