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深層・浅層混合処理工法を用いた改良地盤の設計計算プログラム |
●新規価格
●リリース |
163,000円 2017年 4月 |
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改良地盤の設計計算 Ver.6では、液状化対策基準として「河川堤防の液状化対策の手引き(国研)土木研究所(平成28年3月)」(土木研究所のHPよりダウンロード可能)の第6章
(P.41〜61)に準拠した、深層混合処理工法の設計に対応しました。堤防のり尻付近の基礎地盤の液状化層に対して固結工法を適用する場合が検討の対象となります。 |
盛土による荷重に対し、改良体が一体として抵抗する必要があるため配置形式は、格子配置、ブロック配置を対象とします。
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▲図1 格子配置 |
▲図2 ブロック配置 |
なお、本基準が適用できる改良範囲の規定は、下記の通りです。
- 対策工諸元設定用震度に対する液状化層下端から支持層への一定の根入れ長を加えた深度までを最小の改良深度とすることを基本とする。
- のり尻直下を改良範囲に含める事を原則とする。
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液状化の判定 液状化の計算自体は行いません。液状化に対する抵抗率FLを層毎に設定し、その入力値によって非液状化/準液状化/完全液状化の判定を行います。
FL ≦ 1.0 ・・・完全液状化
1.0 < FL ≦ 1.3 ・・・準液状化
1.3 < FL ・・・非液状化
準液状化層と判定される上限値(1.3)については、変更が可能です。また、液状化抵抗率により過剰間隙水圧比ruを算定します。
ru = FL-7 (FL > 1) ru = 1 (FL ≦ 1)
土水圧の算定
液状化の状態によって次のように分類し、土水圧を算定します。
- 完全液状化層
(a)液状化した土層の泥水圧 + 動水圧
- 準液状化層 ※(b)(c)の大きい方を採用する
(b)常時土圧 + 土水圧の漸増成分 + 静水圧 + 動水圧
(c)間隙水圧を考慮した地震時土圧 + 静水圧
- 非液状化層
(d)地震時土圧
間隙水圧を考慮した地震時土圧は、内部摩擦角度φと壁面摩擦角度δを過剰間隙水圧比により低減して算定します。
改良体の外的安定の検討
外的安定の検討として、次の項目を実施します。
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▲荷重の偏心、寸法、根入れ深さを考慮した極限支持力算定式 |
改良体の内的安定の検討
内的安定の検討として、次の項目を実施します。
- 改良体全体の水平せん断の検討
- 格子改良壁の抜け出しせん断の検討
- 鉛直せん断の検討
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▲図3 検討で用いる外力 |
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(Up&Coming '17 春の号) |
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