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●リリース 2014年 8月1日
サポート／サービス |
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ウルトラマイクロデータセンター®（UMDC）は、省スペース・低コストを実現しつつ、高速度のグラフィック計算に対応しており、3DVRをクラウドサーバー上で利用するVR-Cloud®などのシステム構築に最適なサーバー機です。
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| ▲図1 さまざまなレンダラを使用しての編集作業 |
今回、電源や筐体内にファンコントローラーを搭載し、ファンの静音改善を行いました。またサーバー用パーツの採用やハードディスクホルダーの開発など、各種改善を行いました。
以下にUMDCの機能概要についてご紹介いたします。 |
マザーボードやグラフィックカードなどの搭載パーツは一般的なデスクトップハードウェアを使用することにより、ローコストを実現しております。またエンドユーザー自身で自由にパーツを選定し、拡張ができます。故障があった場合でも、パーツを簡単に交換出来、メンテナンスコストも大幅に下げることができます。
筐体と電源ユニットの設計はフォーラムエイトで全て行い、製造もすべて日本国内で行っております。電源ユニットは400W出力に対応。ケーブル着脱式にすることにより不要なケーブルを接続する必要がなくなります。ケーブルの長さもカスタマイズできるため、筐体内の冷却性能も高めることができます。
クーラーファンはCPU/GPUにScythe製ファンレスクーラーファンと60mmカスタムクーラーファンを用いて冷却を行なっております。Ver.3から電源や筐体内部にマイクロコントローラーと温度センサーを使用したファンコントローラーを搭載し、高負荷時での冷却性能と無負荷状態での静音性の両方を実現いたしました。またUSB通信を可能とした温度監視用アプリケーションをフォーラムエイトで開発し、デスクトップ上での熱・音圧管理を実現しました。
フロントパネルについては拡張性をもたせており、今回搭載しているFront USBはもちろんのこと、ホルダーの設計開発により、DVD/BD Driveの搭載やサーバー監視用液晶ディスプレイなども搭載することが可能です。
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| ▲図2 温度監視アプリケーション |
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| OS |
Windows 8 Professional |
| MotherBoard |
Intel S1200KP（mini-ITX C206 Chipset） |
| CPU |
Intel Xeon E3-1240v2 （8M Cache, 3.40 GHz） |
| GPU |
nVidia GeForce GTX 760 （2048MB GDDR5 Memory） |
| Storage |
Intel SSD 530 180GB (SATA) |
| Memory |
KingSton DDR3-1600 8GB×2
ECC unbuffered |
今回、MotherboardやCPU、Memoryなどにサーバー用パーツを採用することにより、優れた信頼性、可用性を実現いたしました。また、SSDを内蔵させるためにオリジナルハードディスクホルダーの開発をフォーラムエイトで行いました。現状はハードディスク4台、最大８TBの搭載が可能ですが、今後、基板設計によりRAIDカードを使用してハードディスク16台、最大32TBのストレージサーバが可能となります。
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| ▲図2 温度監視アプリケーション |
▲図4 バックプレート |
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| 今後も皆様からのご要望を取り入れ、改良・改善していきます。どうぞご期待ください。 |
| (Up&Coming '14 秋の号掲載) |
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