フォーラムエイトでは、こどもたちにVRを楽しく学んでもらうことを目的として、また自由研究、学習課題のテーマとして、2014年8月に小中学生を対象とした「ジュニア・ソフトウェア・セミナー」を初めて開催しました。これは、3次元リアルタイムシミュレーションソフト「UC-win/Road」を使って、VR空間に街やテーマパークなどを自由に作ってもらい、VRについての理解を深めてもらおうというユニークな企画です。以来、春・夏・冬の学校休み期間を利用して開催を続けており、2017年1月で早くも8回目となります。こどもたちからも保護者の方々からも人気は高く、回を重ねるごとに参加者が増え続けています。

セミナーの本拠点はフォーラムエイト東京本社のセミナールームですが、地域貢献の意も込めて、できるだけたくさんのこどもたちに参加してもらえるよう、テレビ会議システムを使って、東京、札幌、仙台、名古屋、金沢、大阪、福岡、宮崎の全国8拠点で開催しています。
また、毎年開催されている「フォーラムエイト デザインフェスティバル」では、同年に実施されたジュニア・ソフトウェア・セミナー参加者が作った作品の中から、ゴールドプライズ、シルバープライズ、ブロンズプライズの表彰を行っています。表彰式でのこどもたちのコメントからは、作品作りを楽しみながらも、「次も参加してもっといい作品を作りたい」「今度はもっと色々な機能を使って違ったデータを作ってみたい」など、目標をもって取り組んでいる様子が伝わってきます。
近年、児童の科学技術への理解促進・科学技術リテラシー向上を図ることで、長期的にグローバルな舞台でイノベーションを起こすことができる人材を増やすことを目的とした「STEM教育」が注目を集めています。ジュニア・ソフトウェア・セミナーも、こどもたちが楽しみながらITリテラシーを向上できるように、毎回テーマを変えながら今後も内容をいっそう充実させていきます。

■ジュニア・ソフトウェア・セミナー作品賞

■表彰式の様子（品川インターシティホールにて）

■受賞された皆さん