Civil Engineer's Forum-FORUM8
このページをスタートページに設定する QR

Facebook - FORUM8

Twitter - FORUM8

YouTube - FORUM8

 サイトマップ | ご利用条件 | お問い合わせ | 英語翻訳サイト | Japanese | English | Korean | CHS/CHT | Vietnam | Francais | Europe

最新デバイス ウェアラブルデバイス最新事情 HARDWARE INFORMATION
2016-No.1
 ■ はじめに

ここ数年で様々な種類のウェラブルデバイスがリリースされ、現在また将来的な活用可能性が大きく期待されています。今回は、JINS MEME(販売:ジェイアイエヌ)、Ovrvision Pro(販売:しのびや.com Wizapply事業部)について取り上げます。


 ■ JINS MEME

JINS MEMEは独自開発のセンサーを用いており、3点式眼電位センサー及び6軸センサー搭載の「JINS MEME ES」と、6軸センサーのみ搭載のフィットネス用に特化した「JINS MEME MT」の2種類を展開。端末にはそれぞれ専用アプリが用意されており、デバイスにより取得したデータを活用する事ができます。また、SDKが提供されており、視線の動く方向やまばたきのスピード・強さ、姿勢や加速度といった情報やイベントを取得して、JINS MEMEと連動するオリジナルアプリケーションの開発が可能です。

JINS MEME App (「JINS MEME ES」専用アプリ)
まばたき、眼球の動きから、アタマ年齢、頭部の動きから、カラダ年齢を想定し、装着者の状態を表示できます。この結果をオフィスワークの作業効率改善に結びつけることが可能です。

JINS MEME DRIVE (「JINS MEME ES」専用アプリ)
まばたき、視線変化から装着者の眠気を測定し、眠気の可能性が高まるとデバイスを装着したドライバーに休憩を促します。居眠り運転防止に実用的であり、事故低減につながります。

JINS MEME RUN (「JINS MEME MT」専用アプリ)
6軸センサー情報により、ランニング中のフォームとペースの変化を測定します。頭上から見た視点で、バランスが可視化され、バランスが崩れると目標範囲を超えた部分が明示されます。また、目標範囲を超えた部分の状況を改善するための身体的な弱点も提示され、ランニング中のフォームを改善するためのトレーニングに結びつけることが可能です。2016年以降、体幹レベルを判定しトレーニングをサポートする「JINS MEME CORE」もリリースが予定されています。


■JINS MEME


 ■ Ovrvision Pro

Ovrvision ProはOculus Riftに装着可能なステレオカメラです。2つのカメラを用いてOculus Riftで表示することで、没入型ARシステムの構築や、リアルタイム画像解析によるハンドトラッキングが行えます。現在はOvrvision Proの出荷が開始されており、フォーラムエイトでも導入しています。

Ovrvision Proの主な特徴
超広角レンズを採用、水平視野角100度、垂直視野角98度の視野角を確保しています(最大水平角115度、垂直角100度)。また、VR酔いの軽減のため、表示フレームレート60FPSで、50msecの低遅延を実現。さらに、USB3.0の高速通信と高解像度Dual 1.8MPにより、ファームウェアでの両眼同期によるズレのない正確なAR表現と、ステレオセンサーによる距離計測も可能となっています。

AR/MR機能
ARシステムであるArUcoを包括したOvrvision Pro SDKが無償提供されています。また、AR Viewerも標準搭載されており、プログラム不要で活用できます。さらに、没入型クロマキー合成機能や、OpenCVによる色識別を使用した簡易ハンドトラッキングが可能となっています。

Ovrvision Pro SDK
Windows、Macの主要OSや、組込系にも強いLinuxに対応したSDKが用意されており、開発言語はC,C#,C++,objC,JAVAに対応しています。また、SDKライセンスは、MIT Licenseとして、オープンソース化されており、商用・非商用を問わず自由に利用可能となっています。

 
■Ovrvision Pro


 ■ ウェラブルデバイスのUC-win/Road連携

UC-win/RoadによるVRとウェラブルデバイスを連携させることで、眼球・視線計測情報やAR/MR機能を活用したVR・ドライビングシミュレータの構築が可能となります。UC-win/Road Ver.11においては、Oculus Rift DK2に対応したUC-win/Road用プラグインがリリースされます。ウェラブルデバイスのマーケットは、今後も数多くの製品リリースが予想され、フォーラムエイトにおいても、順次デバイスへの対応や連携システム提案を行っていき、皆様にご活用いただける環境を提供していく予定です。ぜひ、UC-win/Road・VR-Cloud®+ウェアラブルデバイスによるシステムをご活用ください。

※ 社名・製品名は一般的に各社の登録商標または商標です。


前ページ
  
インデックス
(Up&Coming '16 新年号掲載)
戻る
Up&Coming

FORUM8


お問合せ窓口




[ ユーザー紹介 ]
櫻井工業株式会社
株式会社TEAM IWAKIRI PRODUCTS
[ 開催報告 ]
第17回FORUM8デザインフェスティバル






>> 製品総合カタログ


>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート

最近リリースした製品
3次元鋼管矢板基礎の設計計算(部分係数法・H29道示対応) Ver.4
UC-1・UC-1 Cloud 統合版 BOXカルバート
電子納品支援ツール Ver.17
柔構造樋門の設計・3D配筋 Ver.17
建築杭基礎の設計計算 Ver.10

キャンペーン実施中
地方創生・国土強靭化 FORUM8セミナーフェアキャンペーン
レンタルアクセス同時購入キャンペーン・過去レンタルキャンペーン
Shade3D・F8VPS 20%OFFキャンペーン

セミナー・イベントカレンダー
開催間近のセミナー
4/2  ブロックUIプログラ
  ミングツールで学ぶ
  ジュニア・プログラミング
4/3  動的解析
4/4  下水道耐震設計体験
4/5  Shade3D-F8VPS
  メタバース入門

ソフトウェア/支援サービス
VRソフト(バーチャルリアリティ)
《UC-winシリーズ》
・道路・シミュレータ
・ドライブ・シミュレータ
・マイクロ・シミュレーション
・避難解析・シミュレーション
>>その他VRソフト
FEM解析ソフト
・3次元プレート動的非線形解析
・2次元動的非線形解析
・総合有限要素法解析システム
>>その他FEM解析ソフト
土木・建築・設計ソフト
《UC-1シリーズ》
・構造解析/断面
・橋梁上部工
・橋梁下部工
・基礎工
・仮設工
・道路土工
・港湾
・水工
・地盤解析
・CAD/CIM、建設会計
・維持管理・地震リスク
・建築
・船舶/避難
>>その他土木・建築・設計ソフト
クラウド
《スパコンクラウド®》
・スパコンクラウドサービス
《VR-Cloud®》
・リアルタイムVRシステム
解析支援サービス/サポート
・UC-win/Roadサポートシステム
・設計成果チェック支援サービス
・Engineer's Studio®解析支援
・地盤解析支援サービス
・EXODUS/SMARTFIRE解析支援
・xpswmm解析支援サービス
・建物エネルギーシミュレーション
・3Dレーザスキャン・モデリング
・3D模型サービス
・3D報告書・図面サービス
>>その他支援サービス
各種ソリューション
・耐震診断/解析
・鋼橋設計
・橋梁新工法
・建築設計
・自治体
・医療系VRシステム
・パーキングソリューション
・ECOソリューション
>>その他ソリューション