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   ホーム > セミナーフェア > セミナーレポート >国内イベント(Up&Coming 2020年4月号)
最近出展した国内イベントから、土木・建築・測量系イベントとして「震災対策技術展」「AI・スマート住宅EXPO」の2イベント、自動車・システム系イベントとして「自動運転EXPO」「設計・製造ソリューション展」「自動車技術に関するCAEフォーラム」「情報・システム・利用・技術シンポジウム」の4イベントをピックアップしてご紹介します。

土木・建築・測量系
国土強靭化を強力にサポートする3DVR、設計・解析ソフトによるソリューション

フォーラムエイトは、国土強靭化への取り組みとして、VRプラットフォームの活用・普及や、関連ソフトウェアの開発に取り組んでいます。近年頻発する災害への備え・対策として、設計、解析、補修・補強に対応する各種ソフトウェアや支援サービス、防災・減災へのソリューションを提案します。


VRプラットフォームで実現する国土強靭化ソリューション
第24回「震災対策技術展」横浜
●日時:2020年2月6日〜7日 ●会場:パシフィコ横浜 ●主催:「震災対策技術展」横浜 実行員会
横浜の他、大阪や東北でも開催される震災対策技術展は、今回の横浜会場では24回を迎えます。昨年は、特に水害などで過去にない規模の自然災害による被害が発生したこともあり、防災・減災に対する意識はこの展示会に限らず非常に高いものがあります。国土強靭化を掲げるフォーラムエイトは、今回も防災・減災に関する多くの提案、製品紹介を行いました。体験コーナーでは、「3D・VRデジタルシティで実現する防災・交通・街づくり」というテーマでVRの活用事例を紹介し、その場で作成したVRの街に道路やトンネルを簡単に作成、その街に流れ込む土石流のシミュレーション、砂防堰堤の設置による被害の回避などを体験して頂きました。展示でも津波、内水、外水氾濫解析や避難解析と、それらの3DVRによる可視化をご紹介し、避難訓練や啓蒙用に利用したいとのお声を頂いています。地盤解析や構造物のFEM解析などの引き合いもあり、補強工事の効果をFEM解析で検証、アニメーションでわかりやすく表現したい、などのニーズに応えるEngineer’s Studio® をご紹介しています。自動運転シミュレータの展示では、重機の遠隔制御や自動化施工、訓練用シミュレータ等への展開を、VRモーションシートの体験コーナーでは、地震シミュレータへの応用など防災体験施設への導入検討を、ご相談頂いています。また、災害発生時の対応としてBCPを支援するWebシステムにも多くのお問合せを頂きました。本展示会に出展されていた東京大学目黒・沼田研究室では、災害を47個に分類・体系化し系統立てて整理されていますが、このような取り組みによって、問題点を浮き彫りにし、ニーズを明確化できます。フォーラムエイトでも、よりニーズに的確に応えられる提案やソフトウェア開発を進めていきたいと思います。




VRで快適・安心・安全な生活を! 最新のAI&IoTソリューションを紹介
第2回AI・スマート住宅EXPO
●日時:2019年12月11日〜13日 ●会場:東京ビッグサイト ●主催:リード エグジビション ジャパン株式会社
身近になったIoT機器をはじめ、最新のAI技術やIoTを使ったスマート住宅技術、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)などが一堂に会する専門の展示会で、家や身近なものがインターネットとつながることで広がる世界を体験できる、未来志向の展示会でした。フォーラムエイトは「3D・VRの活用と防災シミュレーション」というテーマで、今回初めて出展しました。防災・減災への意識が高まっている中、防災関連のVRへの反響が大きく、広報、啓蒙、訓練などへの活用を検討されています。体験では、その場で作成した3DVRの山間部の町で土石流シミュレーションを体験して頂いた他、災害の発生した都市空間の上空をVRで疑似体験できるコーナーを設け、多くの方にご体験頂きました。「AI間取りソリューション」では、今まで定量化できていなかった「住みやすさ」「居心地の良さ」「魅力度」といった抽象的、主観的な概念を定量化し、それに即したコンテンツを判別、生成していこうとする取り組みを紹介しています。不動産分野でのAIの応用例として売り手と買い手のマッチングへの活用がありますが、一般的な条件では希望にあった案件を探すのは難しいものがあります。そこで、間取り図に着目し、アンケートをもとに魅力度データセットを作成し、物件検索アプリで住み心地に関連した検索をできるようにしています。ご来場者の関心が非常に高く、お問い合わせを多数頂いています。また、国産統合型3DCGソフト「Shade3D」によるインテリア設計、デザインも注目度が高く、最新版で対応したPBR(Physically based rendering)によるリアルなレンダリング機能が、デフォルト設定でも容易に扱える点で高くご評価頂いています。3DCADから、レンダリング、アニメーション、3Dプリンタ出力とこれ一つで対応できるハイコストパフォーマンスソフトです。ぜひ導入をご検討ください。


AI間取り

Shade3Dによるインテリアデザイン



自動車・システム系
3DVRで研究・開発から生産現場まで!最新のITソリューションを紹介

自動車系イベントでは、VRプラットフォームをベースとした研究・実験・開発・訓練・教育などのシステム提案や最新デバイスと連携する実験・開発環境を提案しています。


先進の自動車技術を強力にサポートするVRシミュレーション
第3回自動運転EXPO
●日時:2020年1月15日〜17日 ●会場:東京ビッグサイト ●主催:リード エグジビション ジャパン株式会社
横浜での第3回目の開催となる「自動運転EXPO」に、昨年に引き続き出展致しました。今回主催者は、自動運転はもちろんですが、MaaS関連製品に力をいれており、これらの実用化に向けた講演やセミナーが多く見られました。フォーラムエイトは「自動運転・新モビリティR&DをVRで加速!」というテーマで体験&展示を行い、展示会のテーマによくマッチした出展を行うことができました。また本展示会では、年末に発表のあった、第8回ものづくり日本大賞「Connected Industries-優れた連携」部門で経済産業大臣賞を受賞後、初の展示会ということもあり、VRによるさまざまな分野への展開を紹介する良い機会となりました。体験では「5分でできる!バーチャル空間モデリング・運転体験コーナー」と題し、地理院タイルによる東京ビッグサイト付近の再現、OSMデータベースからの建物データ取得・自動配置機能をご紹介、VRデータ上で道路作成〜運転体験をその場で行って頂き、いかに簡単に実用的なシミュレーションができるかをご体験頂きました。展示では、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転の開発プラットフォームとしての自動運転デモやAUTOSAR(車載ソフトウェアの共通標準仕様)への対応が注目を集めたほか、交通結節点を含むVRの活用などモビリティへの応用可能性に対しても、高いご評価を頂いています。今回新しいセンシングデバイスとして、小型のアイトラッキングデバイスとUC-win/Roadとの連携をご体験頂けるコーナーを設け、アイトラッキングシステムへの活用を提案したほか、新しい表示装置として、高解像度で、視線計測機能とハンドトラッキング機能を持った業務用ヘッドマウントディスプレイもご紹介し、好評でした。ご興味あれば、営業までお問合せください。今後も最新のデバイスとVRの連携を進めて様々なニーズに応えていきたいと思います。




開発・設計・製造・生産の現場や管理に有効な
ソフトウェア、VRソリューション、カスタマイズシステムを提案!

第31回設計・製造ソリューション展
●日時:2020年2月26日〜28日 ●会場:幕張メッセ ●主催:リード エグジビション ジャパン株式会社
「日本ものづくりワールド」内の展示会として、製造業をターゲットに開催されました。新型コロナウイルスにより開催が危ぶまれる中、1900社中200社以上が展示を取りやめるなどの厳しい状況でしたが、弊社ブースでは期間中300名を超える来場がありました。自動車関係の展示として、自動運転開発のプラットフォームとしてトルク制御型の自動運転シミュレータを展示する一方、2台の簡易ドライブシミュレータを連携動作させて、それぞれ同一のVR空間を自動運転するデモを行い、注目を集めました。除雪シミュレータの展示では、訓練や安全教育のシミュレータとしてのご相談を受けるなど、VRコンテンツを含めた展開が期待されています。
360度回転するVRシミュレータの体験では、ゲームやアミューズメント系の関係者から導入希望のお話を頂いていて、特にゲーム関係者には、スイート千鳥エンジンのマルチプラットフォーム対応を活かしたVRゲーム作成について併せてご興味を持って頂いています。また、視線計測装置によるアイトラッキングシステムや、新型ヘッドマウントディスプレイなど最新のデバイスとVRの連携もご体験頂き、好評でした。AUTOSAR(車載ソフトウェアの共通標準仕様)への対応についても紹介、車両側の組込ソリューションに一歩踏み込むことにより、VRシステムとのさらに高度な連携システムの構築を期待できそうです。その他、地震シミュレータへの関心も高く、家具の転倒防止の効果を表現したい、とのご相談がありました。多くの展示や体験を通して、VRソフトの操作性や機能、多彩な表現力を高くご評価頂きましたが、併せて国産統合型3DCGソフトShade3Dへのご興味も多く、安価でありながら3DCADからレンダリング、アニメーション、3Dプリンタにまで対応する多機能性に高い評価を頂いています。ERP関係では、スイート建設会計やスイート給与計算など、クラウド会計シリーズをご紹介。建設業に特化した安価な会計システムとして、工事台帳との連携機能をご来場の方に評価頂きました。また、2月19日にリリースしたばかりの「スイートデータ消去」を展示しました。パソコンを処分する際など、ハードディスク等の記録媒体のデータをご自身で消去できるツールで、消去すると国際規格に準拠した第三者(ADEC)による証明書が発行されるので、確実かつ安全な、廃棄・リサイクルが可能となります。


「自動運転・新モビリティR&DをVRで加速」、視線計測デモ

Shade3D

2台の自動運転の連携シミュレーション

360度回転VRシミュレータ

地震シミュレータ

アイトラッキングシステム

除雪運転シミュレータ



CAE技術が支える自動車の最新技術 〜フォーラムエイトのVRソリューション〜
第9回自動車技術に関するCAEフォーラム
●日時:2020年2月4日〜5日 ●会場:御茶ノ水 ソラシティ カンファレンスセンター
●主催:日本大学生産工学部 自動車工学リサーチ・センター、株式会社インプレス
今回の全体来場者は過去最高を更新し、講演会場はいずれも満席で、次世代の自動車技術をリードするCAE技術への関心の高さが伺えました。来場者は、メーカー、サプライヤー、部品メーカー、CAE、ソフトメーカーなど多岐に渡り、特に車両系の開発やテスト関連の方からは、VRを使えば実験室環境でかなりのレベルまで追い込めそう、AIの深層学習用教師データとしてVRを活用できそう、など強い関心をお持ち頂きました。フォーラムエイトはゴールドスポンサーとして、システム営業マネージャから「VR Design Studio UC-win/Road 〜自動運転・モビリティR&Dを加速するVRプラットフォーム〜」というテーマで講演を行いました。UC-win/Roadの最新機能やAUTOSAR(車載ソフトウェアの共通標準仕様)への対応など、最先端の技術開発に有用なヒントを多数提案しています。展示会場では自動運転開発プラットフォームのデモの他、最新の視線計測デバイスやヘッドマウントディスプレイを展示して、各種デバイスとVRが連携する実験環境の紹介など、講演をきっかけに訪問された方への提案ができました。初日に開催されたパネルディスカッションでは、「自動車開発において次世代技術は実用できるのか?〜VR(仮想現実)/AR(拡張現実)/MR(複合現実)の課題と可能性〜」というテーマで4名の専門家が登壇、フォーラムエイトからは開発シニアマネージャーが参加し、主にVRの側面から知見や提言を行いました。VR/AR/MRの違いを、それぞれの専門家が分かりやすく、映像も交えて解説され、現場での活用も徐々に行われ始めている状況が紹介されました。いずれの技術も視覚的にはかなり進んできているが、課題もまだたくさん残っており、それを補完していくものとして5感の(視覚を除いた)残りの4感の向上、人間のモデル化の必要性がある、といった状況について言及がありました。非常に難しい課題なので、産学連携でコンソーシアム、研究組合のようなものを作って協力して進めていきたいとの提案もあり、本フォーラムのような産学連携フォーラムの場は、まさにその一助になるのでは、と思います。


企業講演

アイトラッキングシステム

パネルディスカッション



最新の情報システム技術を発信
第42回情報・システム・利用・技術シンポジウム
●日時:2019年12月12日〜13日 ●会場:建築会館 ●主催:日本建築学会 情報システム技術委員会
本シンポジウムは、建築・都市・環境をメインテーマに国内外から著名な研究者、実務家を招き、最新の情報システム技術の講演や論文発表が行われる場となっており、フォーラムエイトも毎年スポンサーとして協賛しています。コンピューテーショナルデザイン、BIM/CIM、IoT、AI、VRといった最新の情報技術が多数発表されました。フォーラムエイトからは、インタラクティブ発表として、「Innovations in Architecture and Technology to Enhance the Society -Role of 3DVR, BIM and CIM-」という題目で、フォーラムエイト高輪社員寮のBIM適用事例を紹介しました。この社員寮は、計画段階からフォーラムエイトの先進のVR技術とBIMソリューションをフルに活用し、平成29年8月に竣工したものです。UC-win/Roadによる建設予定地の3DVR化、点群計測結果の可視化による計画段階の視覚的検討、風解析とその可視化、緑視率の検討、FEM解析、エネルギー解析、CFD解析のほか、クラウド型VRであるVR-Cloud®による社内の意見聴取や合意形成など、多くの先進的な取り組みを盛り込んだプロジェクトとして高く評価を受けています。基調講演では、FORUM8 World16(世界各国の大学研究者の集まり)のメンバーである、同済大学(中国)のコスタス・テルジディス教授が登壇されました。「中国におけるAIとデザイン」と題した講演では、すべてのデザインを順列で生成できれば、その中に最適なデザインが含まれるという考えのもと、その膨大な順列のセットからニューラルネットワークを使用して、最良のデザインを抽出する、というアイデアを提案されました。人間の創造を超えるデザインを人工的に作成することや、自動化によって極端なデザインの複雑さに取り組めることが期待できます。このプロジェクトによって、創造性の分野でもAIが進歩し、中国が「中国製(Made in China)」から「中国でデザインされた(Designed in China)」に変わっていくことに貢献できると話されていました。


インタラクティブ発表

コスタス先生講演


(Up&Coming 2020年4月号)
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