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   ホーム > セミナーフェア > セミナーレポート >ITS世界会議シンガポール 2019
ITS世界会議シンガポール 2019
●日時:2019年10月21日〜25日 ●会場:untec Singapore Convention & Exhibition Centre
●主催:Land Transport Authority, ITS Singapore
(Up&Coming 2020年1月号)

2019年10月21日〜10月25日の5日間、シンガポールのuntec Singapore Convention & Exhibition CentreにてITS世界会議が開催されました。テーマは「Smart Mobility, Empowering Cities」です。全体で164社が出展していました。

本年も大型の4面開放ブースに、“VR-Design Studio UC-win/Road、VR platform for Autonomous Driving and Mobility R&D” (自動運転とモビリティ研究・開発に活用可能なVRプラットフォーム、VR-Design Studio UC-win/Road)をテーマとして、弊社の3D VRソフトウェアUC-win/Roadを用いた各種ハードウェア連携システムを中心に最新ソリューションを展示しました。

当社ブースでは、ジェットコースターのシナリオを体験できるVRモーションシート、フォースフィードバック・トルク制御が可能なステアトルク制御自動運転シミュレータ等、弊社の3D VRソフトウェアVR Design Studio UC-win/Roadを駆使したADASソリューションや各種VRソリューション、及びモデリングからCADデザイン、3Dプリンティングまで幅広く活用でき、IGES、STEP、STLファイル等3Dプリンティング業界標準フォーマットに対応した建築パース図設計やインテリアデザインまたはプロダクトデザイン等にも活用可能な統合3DCGソフトShade3D、ステアトルク制御自動運転シミュレータ等を展示しました。PBR(物理ベースレンダリング)によるマテリアルの反射・高精度表現に対応したクラウド対応型クロスプラットフォームアプリケーションであるVR-NEXTもデモンストレーションで紹介し、ブース全体が盛況でした。

また4軸モーションドライブシミュレータという臨場感豊富な体験型DSも展示し、ADAS向けにも車載センサーの機能をシミュレートして周辺車両・歩行者・オブジェクトや白線情報等を検出した上解析した結果をセグメンテーションに分類表示したり深度情報や魚眼レンズのカメラフィード等をVRで表示できるカメラセンサー機能プラグインオプション、Simulink連携オプション、HILSとの連携など紹介しました。来場者からはカメラセンサー、Laser、Lidarセンサーとの連携に関する質問が多くありました。さらに、全体的にADAS特にセンサーオプションの関心度が高く、HILSと連携したテスティングプラットフォームのニーズが多かった印象です。

今後もUC-win/Roadを中心に自動運転・モビリティR&DのVRプラットフォームとして新機能の拡張・展開を行ってまいります。

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