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  プログラム概要

Allplanシリーズは、ドイツのCADメーカーAllplan社(Nemetschekグループ)により開発されたBIM統合ソリューションです。このBIM統合ソリューションにより、基本図面、レンダリング画像、プレゼン映像、詳細施工図、数量拾い出しや積算が連続的に行え、建物のライフサイクル全体を設計・表現することができます。また、モデルの変更を全てのデータに簡単に反映させることができます。同社のAllplanシリーズにはArchitecture(一般建築CAD)とEngineering(RC構造物CAD)などがあります。この度、ArchitectureとEngineeringについて、日本での新たな建築・建設CADとして弊社が国内販売することとなりました。ここでは、本製品の概要と機能・特徴につ いてご紹介します。


汎用CADの基本的な描画機能とともに、建築・建設CADとしての様々な部材を保有しており、それらを使ってモデルを作成し、3D表示、レンダリング、 数量計算、プレゼン用のデータ加工まで行うことができます。基本的な機能から非常に高度な機能まで、あらゆる機能を網羅し、かつ細かい設定まで分かりやすく行えるようになっており、大変オールマイティな建築・建設CADと言えます。(学生・教育機関向けのサービス、Allplan Campusも提供しております)

  関連情報
Allplan TOPICS


カタログ


サンプルムービー


図面作成例(2柱ラーメン橋脚)・手順書ガイダンス ('10.04.05掲載)


新製品紹介


コラボレーション・ニュース


イエイリ・ラボ・体験レポート


Allplan体験セミナー(2009年3月16日開催) 資料


セミナー参加申込受付中


建築3Dパース検定
BIM対応Allplanも利用可能!
平成24年より、一般社団法人コンピュータ教育振興協会(ACSP)主催の「建築3Dパース検定」が始まりました。
この「建築3Dパース検定」は、建築の3Dモデルを使用して表現されるCGパース作成について「正確さ」と「表現力」について客観的な評価を行うもので、課題提出型の試験方法(提供される課題を提出期限までに作成し、データを提出)を採用した新設の検定制度です。

使用ソフトは不問で、「普段、授業や業務で利用しているソフトを使い(複数ソフトの組み合わせもかまいません)、提供した資料をもとにパースを作画していただきます(建築3Dパース検定情報ページより)」とされています。
フォーラムエイトもサポート企業として本検定をバックアップしており、BIM対応3次元土木建築CADのAllplanもご利用いただけます。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

■ Allplanでモデリングを行ったサンプル課題図

建築3Dパース検定 http://www.acsp.jp/kentei/
一般社団法人コンピュータ教育振興協会(ACSP) http://www.acsp.jp/cad/
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  Allplan 2019 改訂内容 (2019年 1月22日 リリース)

  1. 直感的なフロアレベルと平面の管理
  2. 最適化されたプロパティパレット
  3. 階段のモデリング機能改善
  4. ビューとセクションの生成機能の拡張
  5. オブジェクトパレットの改善
  6. 新しいグリッド機能
  7. IFC4インターフェイスの拡張

▲新しいグリッド機能 ▲最適化されたプロパティパレット
  プログラムの機能と特長


インタフェース  利便性を追求。自由にカスタマイズできるインタフェース

作図環境における使いやすさを追求。ツールパレット・ツールバーは、アイコン表示の有無/表示位置の変更などの好みに合わせて自由にインタフェースを設定できます。高機能なスナップツールを備えた作図カーソルにより、作業効率もアップ。2D図面で行った作図・編集は3D画面の立体モデルに即座に反映されるので、マルチウィンドウで同時に確認しながら作業が進められます。

プロジェクトのエクスポート、配布、管理機能 Allplanのインタフェース

Allplan Exchange
プロジェクトのエクスポート、配布、管理機能により、トレーサビリティと透明性を確保。

オブジェクトナビゲーター
プロジェクト内のオブジェクトをリストで表示し、プロジェクトに何が含まれているかを容易に把握可能です。
オブジェクトの種類、レイヤー、図面でソートされ、表示/非表示の切換を行うこともできます。

マルチディスプレイ対応
マルチディスプレイに応じてウィンドウを配置できます。
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
オブジェクトナビゲーター マルチディスプレイ

BIMモデリング  多彩な高機能オブジェクトと部材作成ツール

柱、梁、床、壁などの基本的な部材作成ツールに加え、高機能オブジェクト(窓、ドア、階段、ファサードなどの部材)を用いて建物モデルを作成していきます。各オブジェクトに用意されているさまざまなパターンを組み合わせて、すばやく高度な計画を作成できます。また、平面図や立面図、アイソメトリック図で構造部材やオブジェクトの入力・編集を行うと、3D画面の立体モデルに変更がリアルタイムで反映され、部材の結合、切断、交差、部材表面の貫通などを直感的に確認しながら操作できます。

階段・ドア・手摺などの高機能オブジェクト 高機能オブジェクトで
すばやく高度なデザイン作成
平面マネージャ機能で
建物構成を一括管理

部屋属性の付加により仕上材の配置と数量計算が効率化
カーソルで範囲指定を行うだけで壁の輪郭を自動検出し、部屋属性を付加。これにより、数量計算を行う際に部屋の仕上材の数量算出も可能となります。あらかじめ壁材・天井材・床材などの仕上材を設定しておけば、部屋全体に一括して仕上材の配置が行えます。
[部屋]ツールプロパティ パラメトリック

テンプレートでファサード・手摺の複雑な形状を容易に作成
ファサードや手摺などの豊富なテンプレートが用意されており、幅広いデザインに対応。カーテンウォールやガラスブロックなどさまざまなパターンを備え、テンプレートの編集により複雑な形状も簡単に設計できます。3D画面やアイソメトリック図でオブジェクトの形状を確認しながら入力・編集できます。
ファサードテンプレートの例

直感的な作図と容易な数量計算
部材作成ツールでは、柱、梁、スラブ、壁、基礎などの豊富なコマンドを使用して直感的な作図が行えます。各部材は3次元情報を保持しているため、2D作図と同時に3D図面が自動作成されます。また、3D画面への描画設定や部材への属性割り当てなどの設定により、体積・重量・面積といった数量計算も行えます。
アイソメトリック表示 マルチウィンドウで2D図面と3Dモデルを同時に確認

Allplan SmartParts
パラメトリックAllplanCADオブジェクトの 3Dモデリング機能によりモデルが作成可能となり、建物モデルの品質を向上。

シーメンスPLM社のParasolid 3Dカーネルを使用
円、スプライン、球、円柱、一般ソリッド等の一新および3DCADで用いられる一般的なソリッド形状を取り扱うことが可能です。
また、面取り、フィレット、ロフト、パススイープでの複雑な形状作成ができます。
シーメンスPLM社製Parasolid 3Dカーネル

Python Parts によるパラメトリックモデルを作成
Python Parts によるパラメトリックモデル

  配筋   配筋図や加工図をすばやく作成

棒鉄筋の配筋図作成
鉄筋の形状を指定・配置することで配筋。主要な鉄筋形状データを備え、任意の形状の生成や配筋後の修正も容易に行えます。あらかじめ用意された主要な配筋パターンを利用するFFコンポーネント機能を使えば、より効率的な配筋図の作成が可能です。
3次元配筋機能 3次元配筋モデルから作成した加工 柱・梁への配筋

メッシュ鉄筋の配筋図作成
棒鉄筋と同様に、鋼材規格や鉄筋径、鉄筋被りや鉄筋間隔などの情報を入力し、あらかじめ必要な配筋パターンを作成することによって、スラブ鉄筋や壁鉄筋などのメッシュ配筋が行えます。
メッシュ作図の定義 メッシュ配筋

パスに沿った鉄筋の押し出し
断面の鉄筋配置を定義し、3D曲線のパスに沿って鉄筋を配置する機能

Element Plan
配筋コンポーネントのドキュメンテーションでのエラーを最小化し、設計、計算、配筋、ドキュメンテーションの作業時間を削減。

Reinforcement Labeling
棒鉄筋とメッシュ鉄筋のラベリングを刷新。鉄筋の配置と、配筋されたBIMモデルをより効率的に作成。

Reinforcement Visualization
異なる直径・色での表示、お気に入りサポート機能などにより、配筋情報を効率的にコントロール。

  数量計算  部材の各種数量計算で概算工事費を算出

  鉄筋、型枠、コンクリートなどの構造数量から壁材や床材などの仕上げ数量まで、体積・面積・重量などさまざまな算出方法による構造部材の数量計算が行えるため、工事費の把握が可能です。

さまざまな表示による数量インジケータ

鉄筋量を数量表としてわかりやすく表現
配筋の際に設定した情報をもとに、鉄筋量の計算を行います。計算結果は数量表として表現され、項目は必要に応じてカスタマイズ可能です。鉄筋の種類ごとに、単位重量や1本あたりの質量、合計重量などが確認できます。
鉄筋形状リスト 数量計算式の定義 コンクリート量の数量計算

型枠形状をグラフィカル表示
柱、梁、スラブ、壁、基礎など、部材ごとに行った数量計算の結果を数量表として2D図面上に表示。数量計算書作成時に根拠図として利用できます。
型枠数量計算

工種別に仕上げ数量を算出
あらかじめ工種属性の割り当てを行うことで、工種別の仕上げ数量を算出できます。箇所数、長さ、面積、体積など、仕上げ材の種類によってさまざまな算出方法を使い分けられます。
工種 コンクリート工事 / 左官工事 / 組積工事 / 塗装工事 / タイル工事 / 石工事 / 設備工事 / 型枠工事 / 鉄筋工事、鉄骨工事 / 断熱工事 / 解体工事 / 新築工事 / 外構工事、植栽工事
項目 未仕上構造、仕上 / 部屋、階段 / フィクスチャ / キープラン / プレキャスト / 測量 / 手すり、フェンス / コストマネージャー / オブジェクトマネージャー / 都市設計 / 床面積
作成できる数量表の種類

数量インジケータ
数量インジケータにより、数量やグラフ化された工事費を図面に表示して視覚的に確認。属性ごとのグラフ表示も行えるので、設計の各段階における数量や工事費の推計を把握することができます。
*工事費の表示にはAllplan BCMとの連携が必要です。

  2D作図/3Dモデル  多彩な作図機能を搭載し、2D図面と3Dモデルもスムーズに連携

  2D図面上で外部ファイルを参照できるXRef機能、繰り返し利用する部材を定義して簡単に3Dモデルの作図が行えるスマートシンボル機能など、作図効率をアップする多彩な機能が用意されています。作成した3Dモデルから任意の断面図を切り出すこともできます。
高機能オブジェクトで3D空間を作成

3Dモデルから断面図を生成
作成した3Dモデルのセクション生成により、2D図面を確認できます。セクション生成時には、設定により自動的な寸法線・寸法値の付加も可能です。任意の場所でセクション生成が行えるので、断面図の作成に利用できます。
3Dモデルから切り出した2D図面

干渉チェック機能
コンポーネント間の非常に複雑なディティールを、簡単かつ迅速に衝突チェックできます。

DTM機能
DTM(デジタル地形モデル)機能を利用し、地形データを作成・編集することが可能です。DTM色機能により高さの間隔を色で表現したり、またコンター線を描画することもできます。都市計画機能と一緒に、地形で道路と街路も定義できます。
DTM(デジタル地形モデル)

XRef(外部参照)機能
図面にXRefファイルを挿入して、外部の図面ファイル(NDWファイル、またはDXF/DWG/DGNファイル)を参照できます。XRefファイルの表示は、リンク元の外部ファイルで行われた変更内容が反映されます。
XRef機能で同パターンのインテリアを配置

Architecture Shadows
セクション、ビュー、および隠線画像における建築物の影を、モデルから直接3次元建築物に生成。

レイアウト機能によるプレゼン資料の多彩な見せ方
レイアウトエディタを使用すれば、1つの3Dモデルをもとに複数の設計図書の作成が簡単に行えます。作成した数量表の配置も可能です。
ファイルを選択してレイアウト


表現力豊かなアニメーションの作成
3Dモデルをアニメーションで表現することにより、直感的で伝わりやすいプレゼンテーションが作成できます。モデルの透過設定、鉄筋ごとの色分け、建物の質感の表現など、思うままにカスタマイズできます。
透過設定された配筋モデルのアニメーション アニメーション表現

CineRender (Maxon社レンダラー)
アンビエントオクルージョンの追加部屋の角など近接する部分で暗くなる効果に対応しています。

RealTimeレンダラー:ホワイトモデル
テクスチャや色の設定を考慮しないホワイトモデルが作成可能です。
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
CineRender (Maxon社レンダラー) RealTimeレンダラー:ホワイトモデル

  データ連携  IFCなどさまざまなデータ形式と連携

  IFC(Industry Foundation Classes)はIAIが建築業界向けに提案している標準ファイル形式で、図形データに加えて部材の属性データも備えた3次元建物モデルデータで、さまざまな3D・2Dのファイル形式でのデータ交換ができます。また、UC-win/Roadや各種解析ソフトなど、フォーラムエイト製品との連携により、建物エネルギー、火災・避難、氾濫、交通ネットワーク、構造などの各種解析と、VRによる可視化のシミュレーションが可能になります。

インポート
AutoCAD dwg , dxf , dwt , dxb
MicroStation dgn
PDF、PDF-A、3D-PDF pdf
IFC ifc
CINEMA 4D c4d
SketchUp skp
Rhino 3dm
STL stl
VRML wrl
Hpgl/2 プロッタファイル plt , hp , hpg , hpl , pm
3D Studio 3ds
Adobe Illustrator ai
エクスポート
AutoCAD dxf , dwg , dwf
MicroStation dgn
PDF、PDF-A、3D-PDF pdf
IFC ifc
SVG svg
Hpgl/2 プロッタファイル hp, hpg , hpl , pm
RIB iTWO cpixml
SketchUp skp
Google Earth kml
CINEMA 4D c4d , c4u
Rhino 3dm
STL stl
VRML wrl
Universal 3D u3d
3D Studio Max 3ds
Allplanでインポート・エクスポート可能なファイル形式

LandXMLのインポート
地形点、平面線形のインポートを行うことができます。
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 Allplan CAMPUS

●学生・教員向けのサービス
  • 土木・建築を専門とする教育機関向けのサービス。ライセンスの無償レンタル・教育用プログラムの提供のほか、Allplanを利用する学生たちと交流できるフォーラムへの参加が可能です。全世界で5,000人以上の学生・教員に利用されています。
提供内容
■体験版ソフトウェアの提供(ライセンスは1年間有効、利用できる言語は英語版のみ)
■学習用の資料やチュートリアルビデオの提供(英語版のみ)
■Allplan利用者によるポータルサイト(英語版のみ)

◆Allplan Campus:

http://www.forum8.co.jp/product/
shokai/AllplanCampus/Allplan_Campus.htm

◆お申込み・お問い合わせ:
フォーラムエイト営業問い合わせフォーム

開発元 : Allplan社(Nemetschekグループ)
http://www.nemetschek.com  http://www.allplan.com
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  フォーラムエイト製品との連携


 BIMとVRの連携

●BIMとVRの連携
  • Allplanで作成した建築・土木構造物を3DS形式でエクスポートし、UC-win/Roadへの連携が可能です。
    この連携により、景観や周辺環境や道路の検討が行えるほか、合意形成のプロセスを経た計画と表現を行い、実務での活用を前提とした4D(施工)、5D(コスト)シミュレーションが表現できます。

  • BIMによる建築・土木設計ソリューションの活用事例としては、BIM・3次元建築モデリングのコンペティション、Build Live Tokyo 2010Build Live Tokyo 2009 U、Build London Live 2009での成果が挙げられます。
  • 関連ページIM&VR - BIM/CIMによる建築土木設計ソリューション

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 Allplanへの3次元情報連動

●Allplanへの3次元情報連動

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▲橋台の設計サンプル
  (逆T型翼壁・受台あり(AUTOCHO1))
  上:3D配筋ビューワ 下:Allplan
▲擁壁の設計サンプル
  (逆T型直接基礎(AUTOCHO1))
  上:3D配筋ビューワ 下:Allplan
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