杭/鋼管矢板/ケーソン/地中連続壁/直接基礎及び液状化に対応した耐震設計プログラム

基礎の設計計算 (カスタマイズ版)/Ver.9(英語出力版)

初版リリース:2012.06.29

基礎の設計計算(カスタマイズ版)
¥427,900(税抜¥389,000)

初版リリース:2011.07.04

基礎の設計計算 Ver.9(英語出力版)
¥638,000(税抜¥580,000)

関連製品
基礎の設計
杭基礎の設計(カスタマイズ版)

プログラム概要

杭基礎、鋼管矢板基礎、ケーソン基礎、地中連続壁基礎、直接基礎の設計計算及び液状化判定を支援する基礎設計計算統合プログラム。
震度法、保有耐力法による計算、部材の設計をサポートし、詳細設計レベルで様々な基礎形式・工法の検討が行えます。
地層・作用力データを共有し、入力→計算書作成→設計調書のシンプルなインターフェース、3面図表示によるデータ確認、図をまじえた結果表示、[基準値]機能をサポート。
各基礎工の設計調書、異種基礎の比較表の出力が可能です。
杭基礎では、場所打ち杭,鋼管杭,鋼管ソイルセメント杭,PHC杭,PC杭,RC杭,SC杭,SC杭+PHC杭,マイクロパイル(高耐力,STタイプ I / II ,ねじ込み式,SP),H形鋼杭,回転杭の杭種に対応、各種工法をサポート。
補強設計(増し杭)にも対応しています。
電子納品対応として、Wordファイル出力、禁止文字チェック、しおり機能等をサポートしています。XMLファイルの入出力に対応。

製品統合について

「基礎の設計計算」はVer.3.04.00より、「杭基礎の設計」と製品統合いたしました。
「基礎の設計計算」のみのライセンスを保有されている場合は、図面作成を行うことはできません。

機能比較表
  基礎の設計計算 杭基礎の設計
杭基礎
鋼管矢板基礎 ×
ケーソン基礎 ×
地中連続壁基礎 ×
直接基礎
液状化の判定
図面作成(杭基礎) ×

▲ メイン画面(入力/直接基礎の安定計算)

▲共通データ入力(地層データ)

▲結果確認/液状化(出力ツリービュー)

プログラムの機能と特長

杭基礎

「道路橋示方書・同解説 IV下部構造編、V耐震設計編(平成14年3月)(社)日本道路協会」、および「杭基礎設計便覧(H19.1)」に準拠した杭基礎の設計計算。

サポート計算範囲
  1. 杭基礎の安定計算(常時、レベル1地震時、レベル2地震時)において、2次元解析、2.5次元解析機能をサポート

    「2.5次元解析」とは

    橋軸方向をY軸方向、橋軸直角方向をX軸方向、鉛直方向をZ軸方向とすると3次元の場合は一般に各軸方向の変位と力および各軸回りの回転変位と回転力が定義されます。
    この場合、変位と力はそれぞれ6つ定義されることになりますが、本プログラムではZ軸回りの回転変位と回転力(底版を上から見てねじ込むような変位と力)を考えていません。
    したがって、考えている変位と力はそれぞれ5つになります。
    自由度が5つあるので便宜上「2.5次元解析」と称しています。
    3次元ではありませんので、X軸方向、Y軸方向ごとに杭頭の水平、回転変位は全杭同一となります。
    2次元解析の場合、X軸方向とZ軸方向(またはY軸方向とZ軸方向)の変位と力およびY軸(またはX軸)回りの回転変位と回転力に着目して自由度が3つあるとして計算しています。
  2. 地層の傾斜を考慮。傾斜方向はX方向(橋軸直角方向)、またはY方向(橋軸方向)のうち1方向。地層数は最大50層 。地層線の3D表示に対応。
  3. 杭種は、鋼管杭、RC杭、PHC杭、PC杭、SC杭、場所打ち杭、任意杭、鋼管ソイルセメント杭、上杭SC杭+下杭PHC杭、マイクロパイル(高耐力、STタイプ I ・ II 、ねじ込み式、SP)、H形鋼杭、回転杭に対応。杭列数の上限は、100×100列(杭基礎単独設計時)。
  4. 杭軸方向の断面変化に対応。杭径・杭長が異なる杭が混在した計算に対応。
  5. レベル2地震時照査は、橋脚、橋台、水門(中央堰柱/端堰柱)の検討に対応しており、液状化が生じない/生じる、流動化が生じるケースいずれにも対応。また、橋脚基部に生じる作用力(単柱橋脚時)、または底版下面中心の作用力(橋脚,水門時)を直接指定して照査可能。
  6. 増し杭工法による補強設計に対応
  7. 橋脚の底版許容応力度法照査、および橋脚,逆T式橋台のレベル2地震時照査に対応し、連続フーチング(2,3柱式橋脚)の場合も照査することが可能。また、橋台特殊設計として、側方移動/盛りこぼし橋台に対応。(設計要領)。
  8. 杭突出部に流水圧、動水圧、慣性力の水平荷重を考慮することが可能。杭体に作用する任意荷重(水平方向の分布荷重,集中荷重)を考慮することが可能(レベル2地震時含む。)
  9. 杭頭に段差があるケースの安定計算と杭体応力度照査に対応。杭頭と底版の結合部の計算が可能。また、杭基礎の杭体水平荷重(分布荷重,集中荷重)に対応。
  10. 負の周面摩擦力に対する検討が可能。
  11. 底版根入部の水平抵抗を考慮した杭基礎の計算が可能。
  12. 底版形状、柱下端作用力から底版下面中心作用力の計算が可能。
  13. 固有周期算定用の地盤バネ定数の算出が可能。
  14. 水平変位の制限を緩和した杭基礎の設計、常時,暴風時,レベル1地震時の照査に対応。

★ 杭基礎-適用範囲/制限事項

建築杭基礎

建築基準に準拠して、「支持力に対する検討」「水平力に対する検討」を行います。長期・短期の検討に加え、終局状態の検討を一括で行う設計計算。

  • 杭種 : 鋼管杭、RC杭、PHC杭、SC杭、場所打ち杭
  • 施工方法 : 打ち込み杭工法、埋め込み杭(セメントミルク)工法、場所打ち杭工法、その他
  • 支点数 : 行数、列数共に99列
  • 軸力ケース数、水平力ケース数 : 各設計状態につき、最大10ケース

鋼管矢板基礎

「道路橋示方書・同解説 IV下部構造編、V耐震設計編(平成14年3月)(社)日本道路協会」に規定されている道路橋の井筒型鋼管矢板基礎の設計計算を支援。

サポート計算範囲
構造形式 井筒型鋼管矢板基礎
施工方法 仮締切り兼用方式
立上り方式
締切り方式
平面形状 円形
小判形
矩形
矩形面取り
鋼管矢板の施工方法 打込み工法
中掘り工法 最終打撃方式
セメントミルク噴出攪拌方式
コンクリート打設方式
頂版と鋼管矢板との結合 プレートブラケット方式
差し筋方式
鉄筋スタッド方式
頭部埋込み

※仮締切り兼用方式:

完成時の荷重に対する応力度と仮締切り時の残留応力度の合成応力度の照査に対応しており、基礎本体、頂版及び頂版と鋼管矢板との結合部のレベル2地震時照査も行います。
また、仮締切りの計算では、支保工の検討、根入れ長の検討も併せて行うことが可能です。

基礎本体の計算
項目 内容
設計地盤面の取扱い 常時、レベル1地震時ごとに設定可能です。
鋼管矢板、鋼管杭 外周矢板、隔壁矢板、中打ち単独杭ごとに鋼管径、断面変化(板厚、材質)を指定できます。
地盤バネ 水平方向地盤反力係数および底面バネ値を計算します。また、使用値の修正が可能です。
許容支持力 打込み工法の他に中掘り工法(最終打撃方式、セメントミルク噴出攪拌方式)にも対応しています。また、負の周面摩擦力に対する検討を行うことができます。
設計荷重 上載土、頂版、中詰めコンクリートの各重量を算出し、入力された脚柱下端作用力とを集計し、設計荷重を計算します。
荷重ケース数は、各方向ごとに10ケースまでとし、各ケースごとに地盤バネと支持力の取扱い(常時扱い/地震時扱い)を指定できます。
断面力・安定計算 弾性床上の有限長梁および継手のせん断ずれを考慮した仮想井筒梁として断面力、変位、傾斜角を指定された深さ方向のピッチごとに計算します。同時に外壁、隔離鋼管矢板、中打ち単独杭の応力度を求めます。また、外壁鋼管矢板1本当りの最大・最小鉛直反力を算出し、許容支持力と照査します。地震時保有水平耐力法による照査を行うことができます。また、固有周期算出用の地盤バネ定数を算出する機能があります。

また、固有周期算出用の地盤バネ定数を算出する機能があります。
仮締切り兼用方式のとき以下の計算を行います。

項目 内容
仮締切りの
計算
支点バネ値、
地盤バネ値
支保工バネ定数、底盤コンクリートバネ定数を計算します。水平方向地盤反力係数は本体計算の常時の換算載荷幅を用いて算出します。使用値の修正が可能です。
断面力の計算 各施工ステップごとに有効主働・受働側圧を求め、弾塑性解析により深さ方向のピッチごとに計算を行います。また、着目点ごとに鋼管矢板の応力度を算出します。指定されたステップ番号における応力度を残留応力度として、後述する合成応力度を求めています。
支保工の検討 断面力の計算で算出された支保工反力を用いて腹起し、切梁、火打ち梁の検討を行います。
根入れ長の検討 仮締切り壁としての安定計算を行い、必要根入れ長を算出します。ボイリングに対する必要根入れ長も同時に計算可能です。
合成応力度 合成応力度の照査 基礎本体の計算で算出した完成形での応力度と仮締切りの計算で算出した残留応力度を合成して応力度の照査を行います。


部材設計として、頂版及び頂版と鋼管矢板との結合部の計算を行います。

項目 内容
頂版の計算 片持ち梁または、2方向スラブとして断面力を算出し、応力度照査を行います。また、地震時保有水平耐力法による照査を行います。
(※仮締切り兼用方式の場合)
頂版と鋼管矢板との結合部 (1)プレートブラケット方式
(2)差し筋方式
(3)鉄筋スタッド方式
上記から選択された方式について計算を行います。また、地震時保有水平耐力法による照査を行います。
(※仮締切り兼用方式の場合)
杭頭結合部の計算 杭頭を頂版内に埋込ませて結合する場合について、「道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編(社団法人 日本道路協会)」に記載されている方法A、方法Bの2とおりの計算が可能です。
(※立上り/締切り方式の場合)
(※仮締切り兼用方式の隔壁および中打ち単独杭)

部材設計は、本体データの連動処理及び単独での計算が可能です。ただし、頂版の計算のレベル2地震時照査は本体データとの連動が必要です。また、対象構造物が橋台の場合の頂版レベル2地震時照査には対応していません。

★ 鋼管矢板基礎-適用範囲/制限事項

ケーソン基礎

「道路橋示方書・同解説 IV下部構造編,V耐震設計編(平成14年3月)(社)日本道路協会」に準拠したケーソン基礎の設計計算を支援。

施工法 ニューマチックケーソン 止水壁ケーソン方式
ピアケーソン方式
オープンケーソン 止水壁方式
充実断面 オープン
ニューマチック
平面形状 円形 隔壁数≦1(2方向)
小判形 隔壁数≦5(1方向)
矩形 隔壁数≦5(2方向)

  項  目 常時、レベル1地震時、
暴風時
許容応力度法
地震時保有水平耐力法による
レベル2地震時の耐震設計
耐力照査
安定計算 地盤反力係数
許容支持力度
地盤反力度の上限値
作用力集計
基礎本体剛性
断面力、地盤反力度および変位
応答塑性率照査
部材計算 側壁水平方向
側壁鉛直方向
隔壁
頂版
頂版支持部
頂版と側壁連結部
パラペット
作業室天井スラブ
刃口
吊桁
2次応力
底版(オープンケーソン)
沈下計算  
基礎バネ (固有周期算出に用いる地盤バネ定数)

根入れの浅いケーソン基礎の設計に対応しています。

★ ケーソン基礎-適用範囲/制限事項

地中連続壁基礎

「道路橋示方書・同解説 IV下部構造編、V耐震設計編(平成14年3月)日本道路協会」に準拠した地中連続壁基礎の設計を支援
サポート計算範囲
平面形状 矩形 隔壁数≦5

  項  目 常時、レベル1地震時、
暴風時
許容応力度法
地震時保有水平耐力法による
レベル2地震時の耐震設計
耐力照査
安定計算 地盤反力係数
許容支持力度
地盤反力度の上限値
作用力集計
基礎本体剛性
断面力、地盤反力度および変位
応答塑性率照査
部材計算 側壁水平方向
側壁鉛直方向
頂版
頂版と側壁連結部
基礎バネ 固有周期算出に用いる地盤バネ定数

★ 地中連続壁基礎-適用範囲/制限事項

直接基礎

「道路橋示方書・同解説 IV下部構造編(平成14年3月)(社)日本道路協会」および「設計要領第二集(NEXCO)」に準拠した直接基礎の支持力計算。

■水平地盤の基礎
  • フーチング前面の抵抗を考慮した作用力の算定(設計要領)
  • 荷重の偏心傾斜を考慮した許容鉛直支持力の算出(荷重の方向が1方向(道示IV・設計要領)、荷重の方向が2方向(道示IV))
  • 安定計算 滑動、転倒、地盤反力度の照査(道示IV・設計要領)
  • 基礎底面形状の指定(長方形・帯状)可能
  • フーチングの補強設計に対応
  • 橋脚底版の許容応力度法およびレベル2地震時照査
  • 固有周期算定に用いる地盤バネ定数の算出
■斜面上の基礎
  • 斜面の影響、荷重の偏心を考慮した許容鉛直支持力の算出(設計要領)
  • 段差がある基礎の安定計算 滑動、転倒、地盤反力度の照査(設計要領)

■底版の許容応力度法照査,レベル2地震時照査

■固有周期算定に用いる地盤バネ定数の算出

★ 直接基礎-適用範囲/制限事項

液状化の判定

「道路橋示方書・同解説 V耐震設計編(平成14年3月)(社)日本道路協会」に準拠した液状化の判定を支援。

  • 液状化の判定
  • 土質定数の低減係数の計算
  • 流動化が生じる場合の流動力の計算

★ 液状化-適用範囲/制限事項

出力機能

  • 計算書作成
    ツリービューによる出力の選択が容易にでき、出力プレビュー機能をサポート。設計条件、計算結果を図表混じりでプリンタ出力、HTML出力が可能です。HTML出力、入力データのテキスト出力などをサポートしていることで、データの再利用、報告書の電子化にも便利です。
    そのまま計算書として利用できる書式で、必要な部分だけを出力できるように出力項目が細分化されています。

  • 設計調書
    比較検討結果などに利用できるように複数の計算結果を一覧表形式で出力する比較表(設計調書)をサポート。比較表テンプレートとして震度法、保耐法、混在(基礎ごとの比較用)を用意しています。(杭基礎、鋼管矢板基礎、ケーソン基礎、地中連壁基礎が対応)
    注)設計調書を実行するには「調表出力ライブラリ」(無償)を本製品とは別にインストールする必要があります。
      英語出力版は、設計調書の作成はできますが英語化されていません。

適用基準及び参考文献


適用基準
道路橋示方書 (公社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 I 共通編 平成14年3月
(公社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 III コンクリート橋編 平成14年3月
(公社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 IV 下部構造編 平成14年3月
(公社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編 平成14年3月

参考文献
  • 設計要領 第2集 平成18年4月 東日本/中日本/西日本高速道路株式会社 1章 計画
  • 設計要領 第2集 平成18年4月 東日本/中日本/西日本高速道路株式会社 4章 基礎構造
  • 設計要領 第2集 平成18年4月 東日本/中日本/西日本高速道路株式会社 5章 下部構造
  • 杭基礎設計便覧 平成19年1月 (社)日本道路協会
  • 杭基礎設計便覧 平成4年10月 (社)日本道路協会
  • 鋼管矢板基礎設計施工便覧 平成9年12月 (社)日本道路協会
  • 道路橋の耐震設計に関する資料 平成9年3月 (社)日本道路協会
  • 道路橋の耐震設計に関する資料
     -PCラーメン橋・RCアーチ橋・PC斜π橋・地中連続壁基礎・深礎基礎等の設計計算例-  平成10年1月 (社)日本道路協会
  • 既設道路橋基礎の補強に関する参考資料 平成12年2月 (社)日本道路協会
  • 鋼管矢板基礎 -その設計と施工- 平成11年10月 鋼管杭協会
  • 杭・ケーソン・鋼管矢板および地中連続壁基礎の設計計算例 2000年2月 (株)山海堂 岡原美知夫他
  • 杭基礎の計算法とその解説 1987年1月 (社)土質工学会
  • 土木研究所資料第1175号 矢板式基礎の設計法(その1) 昭和52年2月 建設省土木研究所
  • 土木研究所資料第1175号 矢板式基礎の設計法(その2) 昭和52年6月 建設省土木研究所
  • 土木研究所資料第1175号 矢板式基礎の設計法(その3) 昭和52年3月 建設省土木研究所
  • わかりやすいケーソン基礎の計画と設計 平成10年11月 総合土木研究所
  • 鋼管杭基礎の設計と施工 道路橋示方書(平成14年3月版)改訂対策 平成14年4月 鋼管杭協会
  • STマイクロパイル工法 設計・施工マニュアル(案) 2002年5月 NIJ研究所
  • 既設基礎の耐震補強技術の開発に関する共同研究報告書(その3)
     平成14年9月 独立行政法人 土木研究所 (財)先端建設技術センター
       高耐力マイクロパイル工法(6冊分の2)
       STマイクロパイル工法(6冊分の3)
       ねじ込み式マイクロパイル工法(6冊分の4)
  • 道路技術基準図書のSI単位系移行に関する参考資料 第1巻 -交通工学・橋梁編- 平成14年11月 (社)日本道路協会
  • 一般土木工法・技術審査証明報告書 ガンテツパイル(鋼管ソイルセメント杭工法) 平成12年3月 (財)国土開発技術研究センター
  • 一般土木工法・技術審査証明報告書 HYSC杭(鋼管ソイルセメント杭工法) 平成12年12月 (財)国土開発技術研究センター
  • 大型地下構造物ケーソン設計マニュアル 平成13年8月 日本圧気技術研究所

※2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。

製品価格

本体価格

価格は税込表示です

■本体価格

製品名

価格

基礎の設計計算(カスタマイズ版) ¥427,900(税抜¥389,000)
基礎の設計計算 Ver.9(英語出力版) ¥638,000(税抜¥580,000)
建築杭基礎の設計計算 Ver.3 ¥190,300(税抜¥173,000)

※「建築杭基礎オプション 」は、「建築杭基礎の設計計算」に統合されました。

■フローティングライセンス価格

本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。

製品名

価格

基礎の設計計算(カスタマイズ版) ¥171,160(税抜¥155,600)
基礎の設計計算 Ver.9(英語出力版) ¥255,200(税抜¥232,000)
建築杭基礎の設計計算 Ver.3 ¥76,120(税抜¥69,200)

※「建築杭基礎オプション 」は、「建築杭基礎の設計計算」に統合されました。


>>ライセンス形態についての詳細はこちら

サブスクリプションサービス 契約価格


サブスクリプションサービス 契約価格

■サポート内容
・バージョンアップ無償提供  ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX)  ・ダウンロードサービス  ・保守情報配信サービス  

※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。

価格は税込表示です

対象製品 初年度 1年
サブスクリプション(基礎の設計計算 (カスタマイズ版)) 無償 ¥171,160(税抜¥155,600)
サブスクリプション(基礎の設計計算 Ver.9 (英語出力版)) ¥255,200(税抜¥232,000)
サブスクリプション(基礎の設計計算 (カスタマイズ版) フローティング) ¥239,624(税抜¥217,840)
サブスクリプション(基礎の設計計算 Ver.9 (英語出力版) フローティング) ¥357,280(税抜¥324,800)

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス価格


■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能

■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能

■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。

※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。

※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス

価格は税込表示です

■レンタルライセンス

対象製品 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
基礎の設計計算 (カスタマイズ版) ¥192,555 ¥226,787 ¥278,135
基礎の設計計算 Ver.9 (英語出力版) ¥287,100 ¥338,140 ¥414,700

■レンタルフローティングライセンス

対象製品 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
基礎の設計計算 (カスタマイズ版) ¥320,925 ¥380,831 ¥470,690
基礎の設計計算 Ver.9 (英語出力版) ¥478,500 ¥567,820 ¥701,800

アカデミー価格


教育関係者、研究者、学生などの教育目的のご利用に向けて、アカデミーライセンスを提供しています。

アカデミー価格

価格は税込表示です

製品名 アカデミー価格
基礎の設計計算(カスタマイズ版) ¥342,320(税抜¥311,200)
基礎の設計計算 Ver.9(英語出力版) ¥510,400(税抜¥464,000)

バージョンアップ開発履歴


バージョンアップ開発履歴

■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。

 基礎の設計計算 (カスタマイズ版)
バージョン リリース日 主なバージョンアップ内容
1.00.00 12/06/29 新規リリース

詳細 更新履歴

 基礎の設計計算 (英語出力版)
バージョン リリース日 主なバージョンアップ内容
9.03.00 11/07/04 新規リリース。
「基礎の設計計算 Ver.9」を基に、計算書出力に英語表記を行ったものになります。

詳細 更新履歴

動作環境


動作環境

■基礎の設計計算(カスタマイズ版)

OS Windows 10 / 11
CPU Intel Coreシリーズおよび完全互換のあるCPU
必要メモリ(OSも含む) OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境
必要ディスク容量 約350MB以上
ディスプレイ(画面解像度) 1024×768以上
入力データ拡張子 F3F
<旧データ>F8I、KID、AKID、AKFW、AKEW、ACSD、AKDW、ABPW、AFLW
<基礎の設計データ>FND、AFND、F8F(Ver.3~Ver.9)
ファイル出力 HTML、3DS、VRML、TXF(テキスト)、PSX、SFC、P21、DWG、DXF、JWW、JWC、FRG、TSD
F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、PPF、DOC、DOCX、PDF、JTD、JTDC
他製品との連動 <連動>
   橋台の設計・3D配筋
   箱式橋台の設計計算
   ラーメン式橋台の設計計算
   橋脚の設計・3D配筋
   PC橋脚の設計計算
   擁壁の設計・3D配筋
   水門の設計計算
  <読込>
   ラーメン橋脚の設計計算
<保存>
   SI対応版 F8旧製品データ($o1)
   UC-win/Road(3DS、VRML)
   UC-Draw(PSX、TSD)
   フーチングの設計計算(XPR)
備考 調表出力対応
旧製品データの読込は、SI単位系のみ対応。保存バージョン制限あり
他製品との連動にはF8 COM SERVERが必要

■基礎の設計計算(英語出力版)

OS Windows 10 / 11
CPU Intel Coreシリーズおよび完全互換のあるCPU
必要メモリ(OSも含む) OSのシステム要件を満たし、問題なく動作する環境
必要ディスク容量 約350MB以上
ディスプレイ(画面解像度) 1024×768以上
入力データ拡張子 F3F
<旧データ>F8I、KID、AKID、AKFW、AKEW、ACSD、AKDW、ABPW、AFLW
<基礎の設計データ>FND、AFND、F8F(Ver.3~Ver.9)
ファイル出力 HTML、3DS、VRML、TXF(テキスト)、PSX、SFC、P21、DWG、DXF、JWW、JWC、FRG、TSD
F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、PPF、DOC、DOCX、PDF、JTD、JTDC
他製品との連動 <連動>
   橋台の設計・3D配筋
   箱式橋台の設計計算
   ラーメン式橋台の設計計算
   橋脚の設計・3D配筋
   PC橋脚の設計計算
   擁壁の設計・3D配筋
   水門の設計計算
  <読込>
   ラーメン橋脚の設計計算
<保存>
   SI対応版 F8旧製品データ($o1)
   UC-win/Road(3DS、VRML)
   UC-Draw(PSX、TSD)
   フーチングの設計計算(XPR)
備考 調表出力対応
旧製品データの読込は、SI単位系のみ対応。保存バージョン制限あり
他製品との連動にはF8 COM SERVERが必要

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画面サンプル

▲共通データ入力(地層データ)

▲基準値の確認/修正(コンクリート許容応力度)

▲盛りこぼし橋台

▲側方流動

▲基準値の確認/修正(荷重ケース確認・追加)

▲基準値確認・修正(杭体データRC1種・2種)

▲入力/液状化の判定

▲入力/直接基礎の安定計算

▲入力/杭基礎(特殊な条件-地層傾斜)

▲入力/杭基礎(特殊な条件-斜杭)

▲鋼管ソイルセメント杭データの入力

▲入力/鋼管矢板基礎

▲入力/ケーソン基礎

▲入力/地中連続壁基礎

▲杭配置入力画面(H形鋼杭)

▲フーチングの段差形状

▲杭頭位置(段差量)の指定

▲換算根入れ比の確認画面

▲補強時の配筋確認

▲フーチングの照査結果

▲結果確認/杭基礎(杭断面力)

▲結果確認/杭基礎(自動配筋結果)

▲結果確認/鋼管矢板基礎(荷重変位曲線)

▲結果確認/鋼管矢板基礎(合成応力度)

▲結果確認/ケーソン基礎(変位断面力図)

▲結果確認/ケーソン
(部材計算-FRAME解析結果詳細)

▲結果確認/ケーソン(沈下計算)

▲結果確認/地中連続壁基礎
(レベル2地震時-震度変位曲線)

▲結果確認/地中連続壁基礎
(部材計算-FRAME解析結果変位)

▲結果確認/液状化(出力ツリービュー)

▲出力項目の設定(杭基礎)

▲出力項目の設定(鋼管矢板基礎)

▲出力項目の設定(ケーソン基礎)

▲出力項目の設定(地中連続壁基礎)

▲出力項目の設定(直接基礎)

▲出力項目の設定(液状化の判定)

▲印刷プレビュー(杭基礎)

▲印刷プレビュー(杭基礎/レベル2地震時)

▲Ver.3機能「水平変位の制限を緩和する杭基礎」

▲比較表

PDF出力例 (3D PDF対応の3次元モデル挿入)

ST マイクロパイル(タイプ1)サンプルデータ
 ( 28P, 336KB )
ST マイクロパイル(タイプ2)サンプルデータ
 ( 78P, 973KB )
SP マイクロパイルサンプルデータ
 ( 29P, 362KB )

水平地盤の許容鉛直支持力の算出(偏心1 方向)サンプルデータ
 ( 34P, 364KB )

斜面上の基礎の許容鉛直支持力の算出サンプルデータ
 ( 11P, 106KB )

水平地盤の許容鉛直支持力の算出(偏心2 方向)サンプルデータ
 ( 81P, 794KB )

出力例

ニューマチックケーソン基礎(ピアケーソン方式)サンプルデータ
 ( 218P, 2,409KB )
ニューマチックケーソン基礎(止水壁方式)サンプルデータ
 ( 226P, 2,554KB )
建築基礎 粘性地盤に建つ建物のPHC 杭基礎サンプルデータ
 ( 27P, 401KB )

建築基礎 埋込み杭(鋼管杭)サンプルデータ
 ( 97P, 1,201KB )

鋼管矢板基礎(円形)サンプルデータ
 ( 157P, 2,799KB )

鋼管矢板基礎(小判形)サンプルデータ
 ( 210P, 3,795KB )

液状化の検討サンプルデータ
 ( 20P, 410KB )

地中連続壁基礎(矩形)サンプルデータ
 ( 191P, 2,095KB )

地中連続壁基礎(矩形2連)サンプルデータ
 ( 166P, 1,798KB )

▼基礎工比較表例1
 -ケーソン、鋼管矢板、地中連続壁
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

▼基礎工比較表例2
 -鋼管矢板、杭、ケーソン
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▼プリント出力例/杭基礎
  (応答塑性率照査)
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

▼プリント出力例/杭基礎
   (M-φ計算)
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▼プリント出力例/地中地中連続壁基礎
  (変位・断面力図)
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▼PDF出力例/杭基礎
  (震度法保耐法)
kui-1.pdf 135ページ 418KB

▼PDF出力例/鋼管矢板基礎
  (円形-仮締切)
koukan-1.pdf 145ページ 649KB

▼PDF出力例/ケーソン基礎
  (ニューマチックピアケーソン)
caisson-1.pdf 207ページ 759KB

▼PDF出力例/連続壁基礎
  (震度法保耐法)
renpeki-1.pdf 213ページ 869KB

▼PDF出力例/直接基礎
  (水平地盤)
tyoku-1.pdf 22ページ 47KB


▼PDF出力例/液状化
eki-1.pdf 21ページ 48KB


▼HTML出力例(杭配置図)
kiso-kuihaichi.htm 20KB
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▼HTML出力例/杭基礎
  (特殊な条件)
kiso-kui.htm 3,110KB
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

▼HTML出力例/鋼管矢板基礎
  (小判形-隔壁あり)
kiso-koukan.htm 2,024KB

▼HTML出力例/ケーソン基礎
  (ニューマチック止水壁式)
kiso-caisson.htm 2,460KB

▼HTML出力例/連続壁基礎
  (震度法保耐法)
kiso-renpeki.htm 1,988KB

▼HTML出力例/直接基礎
  (斜面上の基礎)
kiso-tyoku.htm 45KB

1.適用範囲

鋼管矢板基礎で外壁のみのタイプは可能か。

可能です。平面形状タイプで外壁のみのタイプを選んでください。

鋼管矢板基礎で、異なる杭径が混在するモデルは設定可能か。

外周矢板、隔壁矢板、中打ち単独杭ごとに鋼管径、断面変化(板厚、材質)を指定できます。
外周矢板、隔壁矢板、中打ち単独杭、それぞれのグループ内では同一径の扱いです。

2.地盤バネ

鋼管矢板基礎で、矢板や杭の断面変化を行った場合、換算載荷幅はどのように考えているか。

換算載荷幅を算出する際に用いる剛性は頂版天端での断面剛性を用いることにしています。これは換算載荷幅を算定するのに用いる長さが設計地盤面から特性長までの深さであり、この特性長を求めるには頂版天端での断面剛性を用いるのが最適であると判断したためです。

鋼管矢板基礎で、バネ値の入力、修正は可能か。

任意に設定可能です。
「予備計算・結果確認」において、水平方向地盤反力係数(「kH値」)は各地層ごとに画面に「計算値」(=「使用値」)を表示します。この「使用値」の欄にて任意に値の変更が可能です。底面バネも同様に「使用値」の欄にて任意に修正が可能です。

3.支持力

鋼管矢板基礎で、鋼管杭先端閉塞効果の影響による低減処理は行われているか。

本プログラムでは「根入れ比(換算根入れ深さ/杭径)≦5」の場合、下記の処理により自動的に低減処理を行います。
「形状」-「許容支持力・引抜力」データにおいて「先端地盤(設計用)N値」と「支持層への換算根入れ深さ」の入力により、道示IV「図-解 12.4.1」のグラフにしたがって低減処理を行います。
なお支持力算定時にはD(腐食代を減じない杭径)を用いて杭先端の閉塞断面積および周長を求めています。

4.基礎本体

鋼管矢板基礎で、道示IVでは「B>30mまたはL/B≦1またはβLe≦1」(B:基礎幅、L:井筒部鋼管矢板長、Le:基礎の根入れ長)となる場合、継手のせん断ずれを考慮した仮想井筒ばりによる解析を行うとあるが、入力した寸法によって、上記判断をプログラム内部で行っているのか。

プログラムでは内部判断を行っていません。「仮想井筒梁計算」を選択すると、入力した形状寸法に関わらず計算します。

5.仮締切り

鋼管矢板基礎で、腹起こしを2段重ねにする時の入力方法。

「支保工(1)」における「H形鋼数」の欄において「1:シングル支保工 2:ダブル支保工」の選択が可能です。
「H形鋼」の「数」を「2」にすると以下の処理を行います。

・内部でバネ値やA、I、Zを2倍にしています。
・計算時は切梁反力を1/2にしています。

注)「H形鋼NO」を選択後、「基準値」画面でデータを変更して「確定」した場合は必ず「支保工データ」入力画面に戻って再度「確定」ボタンを押してください。(この処理をしないと変更データは有効になっていません。)

鋼管矢板基礎で、アーチバネの扱い。

円形の井筒基礎の水平断面のリング効果を評価したものです。
本プログラムでは平面形状が円形の場合のみ矢板の頂部から底部まで全長に亘ってアーチバネを評価しています。

6.ケーソン基礎

根入れの浅いケーソン基礎の設計とはなにか。

根入れの浅いケーソン基礎は、道示IV11.8.1(P.338)の「基礎の根入れが浅い(有効根入れ深さと基礎短辺幅の比Le/B≦1程度を目安としてよい)ため、底面の浮上りや前面地盤の塑性化により基礎の降伏に達してしまう場合には直接基礎として設計を見直してもよい。」に対応したものです。

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