各構造物の対応範囲
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ラーメン式橋脚 |
単柱式橋脚 |
橋台 |
BOXカルバート |
擁壁 |
H29道示 |
安定計算 |
○ |
○ |
○ |
○ |
部材設計 |
EQ無 |
○ |
○ |
○ |
○ |
EQ有 |
○ |
○ |
- |
○ |
耐震照査 |
躯体 |
○ |
○ |
- |
- |
杭 |
○ |
○ |
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補強設計 |
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- |
- |
- |
なお、設計水平震度を決定するために必要となる対象構造物の固有周期は、本製品では計算していません。
別途算出しておくか、あるいは設計水平震度を直接指定することが必要です。
荷重ケース
今回の道路橋示方書の改定では、作成した基本荷重を組み合わせて、自動的に永続/変動作用支配状況の組合せ作用ケースを作成します。基本荷重の種類に応じて、荷重係数γqを乗じます。また、組合せ作用ケースの分類に応じて組合せ荷重係数γpを乗じます。
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▲ラーメン式橋脚の組合せ荷重ケースの入力画面 |
▲単柱式橋脚の組合せ荷重ケースの入力画面 |
永続/変動作用支配状況に対する照査
永続/変動作用支配状況に対する照査では、組合せ作用ケースの分類に応じた曲げ、せん断に対する耐荷性能、耐久性能の照査に加えて、道示IV5.2に準拠した最小鉄筋量、最大鉄筋量の照査を行います。
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▲ラーメン式橋脚の躯体の永続/変動作用支配状況の
照査結果画面 |
▲単柱式橋脚のはりの永続/変動作用支配状況の
照査結果画面 |
レベル2地震動照査
ラーメン式橋脚、および単柱式橋脚に対しては、平成29年道路橋示方書に準拠した地震時保有水平耐力照査を行います。
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▲ラーメン式橋脚のレベル2地震動照査(保耐法照査)結果画面 |
▲単柱式橋脚のレベル2地震動照査
(保耐法照査)結果画面 |
Engineer's Studio® エクスポート機能
この機能は、本製品で作成したラーメン橋脚をEngineer's Studio®ファイルとして保存し、動的解析を行えるようにするものです。骨組や断面形状に加えて、平成29年版 道路橋示方書・同解説 V耐震設計編に準拠した照査用パラメータも付加する予定です。
エクスポートするラーメン橋脚のモデルは、レベル2地震動照査時の構造を元に作成します。M−φモデルとしてエクスポートする場合、柱の上端、下端、および梁支間部の左右両端に塑性ヒンジ領域の部材を設定します。
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▲Engineer's Studio®エクスポートモデル |
▲レベル2地震動照査時のラーメン橋脚の
骨組モデル |
塑性ヒンジ領域の部材の長さは、直接指定する方法に加えて、本製品のレベル2地震動照査で使用した塑性ヒンジ長を自動設定する機能を用意します。鉄筋配置が非対称な断面の場合は慣性力方向により塑性ヒンジ長が変化しますので、自動設定時は慣性力方向を指定することになります。
ラーメン橋脚の橋軸方向の保有水平耐力照査は、各柱を単柱式橋脚として照査しています。この結果を参照して、柱基部の橋軸方向のM-φ特性は、単柱式橋脚と同様のバイリニアモデルで定義することを可能にします。これ以外のM-φ特性は、死荷重時の軸力から算出したトリリニアモデルを設定します。
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▲ラーメン橋脚の橋軸方向の保有水平耐力照査
結果画面 |
▲Engineer's Studio®エクスポートモデルの断面サムネイル |
3Dアノテーション機能
メイン画面において、3Dモデル上でも形状寸法が確認できる3Dアノテーションに対応します。これまで2D図のみの寸法表示だったため、1方向からのみの寸法しか確認できませんでしたが、3Dアノテーションに対応することにより、3Dモデルにおいて、躯体の寸法を一目で確認することが可能となります。また、3D図左上の視点変更ボタンを選択していただくことで、各方向からの寸法を確認することができます。
他製品との連動
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