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  プログラム概要

様々な断面形状を持つ鉄筋コンクリート断面の応力度計算、必要鉄筋量、最小鉄筋量、抵抗モーメント、終局モーメント、初降伏モーメントの計算と、限界状態設計法による断面照査を行うプログラムです。
適用断面は、定形パターンとして9種類、任意形パターンとしてブロック(一軸曲げ)、任意二軸、小判二軸、矩形二軸の4種類に対応しています。最小鉄筋量は定形パターンおよびブロック(一軸曲げ)の断面に限り、「建設省標準設計」または「道路橋示方書」に基づき計算します。

  関連情報
新製品紹介
  プログラムの機能と特長

断面形
パターン
応力度 必要鉄筋量 抵抗
モーメント
同N-M図 終局
モーメント
同N-M図 最小鉄筋量 降伏
モーメント
矩形*
円形*
小判横*
小判縦*
I 桁
T 桁
ダブルT
箱桁*
円孔ホロー*
ブロック*
任意二軸*
小判二軸*
矩形二軸

*:中空断面可  ◎:計算可  −:計算不可

限界状態設計法の照査は、矩形(ハンチなし・中空部なし)、円形・円環、I形、T形、箱形(1室、ハンチなし)に限定されます。また、鉄筋以外の材料及び、ねじりに対する疲労限界状態の照査は行なっていません。

  • 全パターンで、断面諸量として、断面積、断面二次モーメント、図心位置、ねじり定数(任意形断面、ブロックを除く)、型枠面積(断面周長m2/m)(ブロックを除く)を計算します。
  • 異なる断面パターンを取り混ぜて最大100ケースまで同時に処理できます。
  • 断面力ケース毎に応力度の種類を指定した照査が可能です。
  • サークルハンチを持つ断面形をサポートしています。
    箱桁、円孔ホロー桁では下床版の両端、張出床版の付け根にサークル状のハンチを設置できます。

    また、矩形ではハンチの設置の仕方により下図のような断面を取り扱えます。

  • 鋼材種類として鉄筋、PC鋼材、鋼板を混在使用可能、外ケーブルにも対応しています。
  • 斜引張鉄筋に対し、鉄筋規格を指定することが可能です。
  • 鉄筋材質は2種類使用できます。
  • 鉄筋の入力段数は、100段まで入力可能です。
  • 斜引張応力度の算出位置を選択できます。
    • τmax発生位置:最大せん断応力度τmaxが生じる位置
    • σI最大位置:斜引張応力度σIが最大となる位置
    • 図心及びウェブ幅:図心及びウェブ幅が最も薄くなる位置にて算出した中で最も厳しい値
  • 無筋コンクリートの応力度計算をサポート。二軸系の断面タイプでも計算できるので、任意形状のフーチング基礎に2方向のモーメントと鉛直力が作用したときの地盤反力度の計算などにも利用できます。
  • 主鉄筋データの入力は、以下の2つから選択可能。
    • Type1:従来の入力方法
    • Type2:今回追加した入力方法で横方向の配置情報を追加
    Type2を使用すると、断面のどの位置にも鉄筋、PC鋼材などを配置でき、断面図にはその配置状況がポチ筋で表示されます。設計図面どうりの配置が可能なので、面内方向と面外方向のM-φ曲線を同時に精度良く計算することができます。
  • 面内マイナス、面外(90度回転)の計算(終局、初降伏、ひびわれ)をサポートしています。
  • 材料データの常用値を内部セットしており、修正も可能です。
  • 断面形の登録機能、再利用のためのコピー・編集機能をもっています。
  • 付着応力度の計算に対応。箱、ホロー桁のハンチあり形状の面外方向計算対応。

    鋼材有効応力度σpe PC鋼材と鉄筋が混在するPRC断面の照査に使用します。
    有効高さd せん断計算用の有効高さ入力。(0.0の場合、内部計算)
    τaの準拠基準 道示III、道示IV、土工指針から選択できます。
    Asminの準拠基準 道示III、道示IV、建設省標準設計、bd(有効断面積)、Ac(コンクリート断面積)から選択します。
    σc〜εc曲線の種類 終局、降伏モーメント計算時のσc〜εc曲線を道示III、道示V(タイプ1、2)、コンクリート充填橋脚、設計要領H9(タイプ1、2)、設計要領H18(タイプ1、2)、標準示方書(2007)の10種類の中から選択から選択できます。
    εcu発生位置 終局モーメント計算時に、コンクリートの剥離を考慮します。
    τmax算出方法 初等はり理論(全断面有効、引張無視)かτ=S/(bjd)かを選択できます。
    円、小判のτm算出式 τm=S/Acかτm=S/bdかを選択できます。
    せん断耐力の準拠基準 道示IV、道示V(タイプ1、タイプ2)から選択できます。

  • 一覧表出力及び詳細な出力スタイルの設定が可能な高品位出力をサポートしています。

 

RC断面計算データ活用

登録断面、FRAMEデータの利用が可能。面倒な動的解析データ作成に役立ちます。

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  UC-1 for SaaS RC断面  WebサーバAP設計計算

SaaS(サース)とは、Software as a Serviceの略で、ソフトウェアをネットワーク(インターネット)経由のサービスとして提供する形態を示し、クラウドコンピューティングサービスの一形態とも言われています。

従来から主流となっているソフトウェア流通形態では、ユーザはソフトウェアベンダからアプリケーションソフトをパッケージ購入ないしダウンロードし、ユーザ側のコンピュータにインストールして利用するのに対し、SaaSではプログラムはソフトウェアベンダの管理するサーバ上に設置し、ユーザはWebブラウザなどを利用してネットワーク上からこのプログラムに入出力アクセスして利用する形態となります。

>> UC-1 for SaaS 製品価格


UC-1 for SaaS アプリケーション接続概念図


■ UC-1 for SaaS RC断面計算

UC-1 for SaaS RC断面計算は新たにWebサーバアプリケーション化を行った鉄筋コンクリート断面の応力度計算、断面照査システムで、許容応力度法による断面照査、限界状態設計法による断面照査等、ベース製品と同等の機能をサポートしています。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。   画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲従来製品と同等の断面形状、照査結果出力をサポート


従来製品との機能比較表
対応機能 UC-1
RC断面計算
UC-1 for SaaS
RC断面
旧データ形式(.rcd)読込
登録断面ファイル読込、編集
基準値データファイル保存
断面諸量計算
許容応力度法 曲げ応力度/せん断照査/終局モーメント/終局NM図/抵抗モーメント/抵抗NM図/最少鉄筋量/必要鉄筋量/初降伏モーメント/面内マイナス(終局・NM図・初降伏)/面外(終局・NM図・初降伏)
限界状態設計法 曲げ・軸方向耐力(終局)/せん断耐力(終局)/ねじり耐力(終局)/曲げひびわれ(終局)/せん断ひびわれ(使用)/ねじりひびわれ(使用)/曲げ疲労(疲労)/せん断疲労(疲労)
計算設定一覧・断面寸法一覧入力・断面力一覧入力
基準値入力
計算書ファイル出力(テキストファイル/PPFファイル/Wordファイル)
計算書印刷プレビュー機能
サンプルデータ
ヘルプの利用
Internet利用による問い合わせサポート

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  適用基準及び参考文献

  • コンクリート標準示方書 設計編 [平成8年] [2007年] [2012年]、構造性能照査編 [2002年] 土木学会
  • 道路橋示方書・同解説 I 共通編、III コンクリート橋編、IV下部構造編、V耐震設計編 日本道路協会
  • 建設省 標準設計
  • 鉄道構造物等設計標準・同解説(平成16年) 鉄道総合技術研究所
  • 鉄道構造物等設計標準・同解説-コンクリート構造物 SI単位版 鉄道総合技術研究所
  • 連続繊維シートを用いたコンクリート構造物の補修補強指針 コンクリートライブラリー 土木学会
  • コンクリート部材の補修・補強に関する共同研究報告書(V) -炭素繊維シート接着工法による道路橋コンクリート部材の補修・補強に関する設計・施工指針(案)- 平成11年12月 建設省土木研究所
  • 日本道路公団 設計要領第二集 5章耐震補強(平成9年11月)
  • 設計要領第二集 橋梁保全編 6章耐震設計(平成18年4月) 東・中・西日本高速道路株式会社

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