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  プログラム概要

静的フレーム法により固有周期(水平震度)と当該下部構造が支持している上部構造部分の重量(分担重量)を求めるプログラムです。
複数振動系を有する橋梁でも、振動単位ごとの固有周期と分担重量を算定します。一基下部構造、固有値解析、任意形状の固有周期算定機能をサポートしています。下部構造は、UC-1下部工製品のデータを連動でき、効率的な下部工の設計を支援します。

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サポートトピックス
UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート機能操作手順 (PDF、1,047KB)('05.08.24掲載)
3D PDF出力例    サンプルデータ
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  プログラムの機能と特長

対象とする
上部構造形式
●形状、寸法入力により断面諸量、骨組みデータを自動算出
  • コンクリート橋:PC、RCコンクリート橋、中空床版橋、箱桁、T桁橋、合成桁
  • 鋼橋:プレートガーダー、箱桁、JIS箱桁
●その他の上部構造形式
  • フレームモデルの骨組み、断面諸量を直接数値入力
対象とする
下部構造形式
●形状、寸法入力により骨組を自動生成算出:簡易式/逆T式橋台/重力式橋台/橋脚/ラーメン橋脚
RC下部工の設計・3D配筋橋脚の設計・3D配筋橋台の設計・3D配筋連動
●骨組直接入力:フレームモデルの骨組み、断面諸量数値入力
対象とする
基礎形式
●地盤条件を入力による自動算出
  • 基礎形式:(1)地盤の変形を無視  (2)直接基礎  (3)杭基礎 (4)ケーソン基礎
RC下部工の設計・3D配筋連動
  • 直接基礎、杭基礎について、RC下部工の設計・3D配筋で入力した地盤、杭配置等の入力値をもとに基礎バネを内部算出します。
●基礎バネ値を直接数値入力

機能

  • 橋梁モデル解析:上部構造と下部構造の組み合わせにより、橋梁モデルの解析(固有周期、設計水平震度、分担重量、下部構造に作用する慣性力)に対応
  • 常時・風時の解析:常時の支承移動量(静的フレーム解析を用いる場合は、水平反力も算定)、風時の支承移動量および支点反力に対応
  • 1基下部構造:下部構造データと解析に必要な最小限の入力で「1基構造計算」が可能。上部構造データを作成不要
  • 下部構造の水平方向の剛性算出:弾性荷重法を用いて、下部構造の水平方向の剛性、躯体の水平剛性、基礎の水平バネ、基礎の回転バネを算出
  • 任意骨組解析:任意骨組入力モデルのFRAME解析をサポート
  • 路橋支承便覧に基づいた支承の照査に対応

入力

  • 上部構造データ:骨組み直接入力(断面積、面内断面2次モーメント、ねじり定数、面外断面2次モーメント)、鋼橋(プレートガーダー、箱桁)、コンクリート橋(中空床版橋、T桁橋、箱桁、合成桁)、簡易式、JIS箱桁
  • 下部構造デ−タ(定型骨組直接入力、簡易式、逆T式橋台、重力式橋台、橋脚 (梁幅≧柱幅、柱幅>梁幅)、ラーメン橋脚、任意(ラーメン橋脚、ラーメン橋台)
  • 基礎データ:地盤の変形を無視する、直接基礎、杭基礎、ケーソン基礎、基礎バネ直接入力にも対応
  • 地盤データ:地表面から基盤面までの地盤データを入力し,耐震設計上の地盤種別を決定。地層データは、30層まで入力が可能
  • 複数下部構造として計算する場合、100径間連続桁までの計算が可能

固有周期、上部工分担重量、設計震度

  • 地盤種別の判定及び基礎バネの算出に対応
  • 1基下部構造の場合、下部構造躯体の曲げ変形、基礎の変位、上部構造慣性力作用位置における変位、下部構造間の固有周期比、設計水平震度 khを算出
  • 複数下部構造の場合は、面内・面外共、骨組データを自動作成し、格点の変位、固有周期を算出
  • 下部構造の減衰特性を考慮した設計水平震度、固有周期によらず設計水平震度標準値の最大値を適用した設計水平震度の算定に対応
  • 下部構造の震度を算出し、地震時の各下部構造に作用する作用力を算出
  • 隣接上部構造重量の入力において、仮想桁剛性の指定に対応
  • 躯体の剛性、基礎のばね定数を考慮した水平方向剛性算定をサポート
  • 杭基礎の断面積・断面2次モーメントの自動算定機能対応
  • 応答スペクトル法による動的解析に対応
  • 下部工形式について、橋脚の設計、橋台の設計、箱式橋台の設計計算、ラーメン式橋台の設計計算、PC橋脚の設計計算、PCウェル式橋脚の設計計算、RC下部工の設計・ラーメン橋脚の設計との連動可能

反力分散支承

  • 反力分散支承:支承形状より支承のバネ値を算出
  • ゴム支承の回転機能の照査に対応
  • 複数下部工計算結果を使用する本計算と仮データを入力する仮計算が可能
  • 積層ゴム支承/鉛プラグ入り積層ゴム支承/高減衰積層ゴム支承から選択

免震支承

  • 等価剛性算出:橋梁モデルの解析用データを算定、支承の形状・設計変位から、等価剛性を繰り返し計算により算出
  • 複数下部工計算結果を使用する本計算と仮データを入力する仮計算が可能
  • 高減衰積層ゴム支承/鉛プラグ入り積層ゴム支承/機能分離型支承/超高減衰ゴム支承をサポート

下部工形式連動

下部工形式について、下記UC-1製品との連動が可能。

▼架違い橋脚を含む橋梁全体系(橋台−橋台間)を一括して計算することができるので、
複数の設計振動単位を有する橋梁を一度に取り扱うことができます。

▼反力分散支承・多点固定支承、架違い・上下車線分離橋梁など
多様な橋梁形式をサポート。

震度算出(支承設計) → Engineer's Studio®データ活用

登録断面、FRAMEデータの利用が可能。面倒な動的解析データ作成に役立ちます。

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■ 震度算出(支承設計)立体骨組解析オプション

  1. ラーメン橋脚の門形骨組への対応
  2. 立体骨組の「Engineer's Studio®」エクスポートへの対応
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲立体骨組解析オプション ESエクスポートイメージ
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  適用基準及び参考文献

  • 道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編 (平成24年3月) 社団法人 日本道路協会
  • 道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編 (平成14年3月) 社団法人 日本道路協会
  • 道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 (平成24年3月) 社団法人 日本道路協会
  • 道路橋の耐震設計に関する資料 (平成9年3月) 社団法人 日本道路協会
  • 道路橋示方書・同解説 SI単位系移行に関する参考資料 (平成10年7月) 社団法人 日本道路協会
  • 道路橋支承便覧 (平成16年4月) 社団法人 日本道路協会
  • 建設省 道路橋の免震設計法マニュアル(案) 財団法人 土木研究センター
  • 高減衰ゴム支承共通設計式 平成12年5月 HDR研究会
  • 高減衰ゴム支承共通設計式 平成15年3月 HDR研究会
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