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計算機能
柱の設計
- 柱および橋脚天端に作用するその他死荷重を考慮することができます。設定した死荷重は、橋脚の重量および等価重量へ考慮します。
- 常時、暴風時及びレベル1地震時(許容応力度法)の照査では、流水圧、動水圧、風荷重、衝突荷重、任意水平荷重を考慮することができます。
- レベル2地震時(地震時保有水平耐力法)の照査では、上部構造慣性力作用位置へ死荷重水平力、死荷重偏心モーメントを考慮することができます。
- 常時、暴風時及びレベル1地震時(許容応力度法)の照査では、コンクリートの圧縮応力度、PC鋼棒の引張応力度、鉄筋の引張応力度、せん断応力度の照査を行います。
- 地震時保有水平耐力の照査、残留変位の照査を行うことができます。
- 降伏剛性を算出することができます。また、「震度算出(支承設計)」との連携を行うことで、固有周期(設計水平震度)と橋脚が支持する上部構造重量(分担重量)を取り込むことが可能です。
- 免震橋の場合は、減衰定数に基づく補正係数を考慮することができます。
- 同一振動単位系の設計水平震度の最大値と、計算した設計水平震度を比較し、大きいほうの設計水平震度を用いることができます。
- H14道路橋示方書・同解説V耐震設計編(解7.4.1)に従って、最低耐力の照査を行うことができます。
基礎の設計
- 安定計算では、基礎周辺地盤の抵抗要素として6種類の要素を考慮します。
- 常時、暴風時及びレベル1地震時では、基礎前面、基礎側面の水平方向および鉛直方向の地盤抵抗を弾塑性体(バイリニア型)として取り扱います。
- レベル2地震時では、更に基礎底面の水平方向および鉛直方向の地盤抵抗も弾塑性体とし、基礎本体が降伏した場合、曲げ剛性の低下を考慮します。
- 応答塑性率照査の必要性を判断し自動的に処理します。
- 基礎部においても、橋脚部柱と同様、常時、暴風時及びレベル1地震時の許容応力度法による照査を行います。
- レベル2地震時部材照査ではせん断耐力照査のみ行います。
- 固有周期算定用の地盤バネ定数の算定を行います。
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