Q1−1. |
製品概要は? |
A1−1. |
「控え壁式擁壁の設計計算」は、道路土工・擁壁工指針を主たる準拠基準とし、「土留擁壁・石積の設計と解説」(現代理工学出版)等に示される控え壁式擁壁の設計手法を参考として、安定計算及び許容応力度法による部材設計(竪壁、つま先版、かかと版、控え壁、接合部)を行います。 |
|
|
Q1−2. |
適用形状は? |
A1−2. |
形状タイプは逆T型,L型、天端形状は、前面突起、背面突起、前面張り出しに加え、曲線部材を有する波返し工に対応。
逆T型では、竪壁が背面側に傾斜した形状に対応。最大5枚までの控え壁を設定可能。突起部材は鉄筋照査,無筋照査の両方に対応しています。
|
|
|
|
Q1−3. |
計算対象は? |
A1−3. |
安定計算:奥行方向の幅を考慮した全幅当りを照査。
竪壁の設計:竪壁と控え壁とで支えられたスパンを連続版としてみなして設計。
控え壁より上方部分については、通常の擁壁と同様に片持ち梁として設計。
かかと版の設計:かかと版と控え壁とで支えられたスパンを連続版としてみなして設計。
控え壁より後方部分:通常の擁壁と同様に片持ち梁として設計。
控え壁の設計:竪壁と控え壁、かかと版と控え壁で形成されるT形梁として照査。
接合部の照査:竪壁と控え壁、かかと版と控え壁の各接合部の鉄筋量照査。
なお、各部材の照査位置については、連続梁・控え壁、片持ち梁毎の個別指定可能。 |
|
|
Q1−4. |
どの製品との連動が可能か? |
A1−4. |
杭基礎においては、弊社製品「基礎の設計計算、杭基礎の設計」(Ver.8.04.00以降)との連動にも対応しています。 |
|
|
Q1−5. |
適用基準・参考文献は? |
A1−5. |
(社)日本道路協会、道路土工 擁壁工指針 平成11年 3月
(社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 I共通編 平成14年12月
(社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 IV下部構造編 平成14年 3月
(社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 V耐震設計編 平成14年 3月
東・中・西日本高速道路、設計要領 第2集 −擁壁偏・カルバート編− 平成18年 4月
東・中・西日本高速道路、設計要領 第2集 −橋ばり建設編− 平成18年 4月
(社)全日本建設技術協会、土木構造物標準設計 第2巻 解説書(擁壁類) 平成12年 9月
農業土木学会、土地改良事業計画設計基準設計「農道」基準書・技術書 平成17年 3月
農林水産省農村振興局、土地改良事業計画設計基準設計「水路工」基準書・技術書 平成13年 2月
農林水産省構造改善局、土地改良事業標準設計図面集「擁壁工」 平成11年 3月
(社)日本道路協会、杭基礎設計便覧 平成19年 1月
(社)日本河川協会、建設省河川砂防技術基準(案)同解説 設計編[1] 平成 9年10月
理工図書、続・擁壁の設計法と計算例 平成10年10月
(財)林業土木コンサルタンツ、森林土木構造物標準設計 擁壁I 平成 9年 3月
ぎょうせい、宅地防災マニュアルの解説 第二次改訂版 平成19年12月
大阪府建築都市部建築指導室、擁壁構造設計指針 平成14年 5月
(社)土木学会、[2002年制定]コンクリート標準示方書 構造性能照査編 平成14年 3月
(社)土木学会、土木学会コンクリート標準示方書に基づく設計計算例[道路橋編] 平成14年 3月
現代理工学出版、土留擁壁・石積の設計と解説 平成 9年 6月 |