模型VRシステム事例
第10回 UC-win/Road協議会/VR-Studio(R)協議会NPO 地域づくり工房 代表 傘木 宏夫 氏
地域づくりをすすめる上で、事業者と住民との円滑な対話が欠かせません。その一手法としてワークショップ形式による対話がありますが、とりわけ、当事者どうしが実地に歩き、気づきを共有し、それを地図上に視覚化する作業は、具体性があり、利害の違いを含めて相互理解を深める効果があります。それをさらに、VR-studioRを利用して、潜在的なリスクなどを可視化したり、画面上で対話させたりすることで、より踏み込んだ対話が可能となります。通常行っている平面上でのマップづくりのワークショップの成果を、3D-VRに反映することで、対話の可能性が広がります。
事例:「中目黒 安全・安心マップ」模型VRシステム
フォーラムエイト本社が位置する中目黒地区のモデルを使った提案システム。模型とVRを一体化させた「地域の安全・安心マップ」として、地下のインフラ整備状況やビルの内部空間なども確認可能であり、都市の再開発や街づくりにおける合意形成の目的で活用できる。
見積例
VRデータ作成 : 約 ¥2,700,000 3D模型作成 : 約 ¥3,500,000 合計 ¥11,600,000
※その他、ARToolKitライセンス費用、Webカメラ・レーザポインタ、デスクトップPC、42インチディスプレイ、UC-win/Road Ver.5
Advanced 1ライセンス、UC-win/Roadカスタマイズ開発費、技術料などを含む |
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▲全体俯瞰しての中目黒の特徴 |
▲商店街のにぎやかさ |
▲事故発生の交差点 |
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▲ガード下の交通の危険 |
▲地下店舗の浸水の危険 |
▲災害に備えた防災倉庫 |
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▲駅前の合流時の危険 |
▲浸水の元の暗渠 |
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