「第9回 最先端表技協・最新テクノロジーセッション」として同表技協会長のあいさつに続き、表技協による「第7回 羽倉賞」の各賞発表と表彰式を実施。さらに、プレゼンテーションで最先端表現技術の普及に向けた取り組みを紹介しました。
代表取締役社長 伊藤 裕二
最先端表現技術利用推進協会 会長
長谷川 章 氏
デジタルアートクリエイター
1947年石川県小松生まれ。日本民間放送連盟TVCM 部門最優秀賞を始め、ACC賞など数々の賞を受賞。NHK大河ドラマ「琉球の風」を始めNHKニュース、中国中央電視台(CCVT)ロゴ、企業TVCMなど、数千本を制作。
表技協では最先端表現技術の一層の普及促進を図るために「羽倉賞」を創設いたしました。羽倉賞は、分野を問わず最先端の表現技術を活用した作品や取り組みを通して社会に貢献した功績を表彰することで、表現技術の質を高め幅広い分野での普及に貢献することを目的としています。この受賞作品を紹介すると同時に表彰式を実施しました。
▲表彰式の様子(2023年11月10日 品川インターシティホールとオンラインにて開催)
気候変動に伴う極端気象の増加や頻発する地震などの自然災害事象に対し、国土強靭化に資するFEM解析の応用をご講演いただきました。その他、国土交通省の推進するBIM/CIMおよびi-Constructionを視野に入れて、DXや耐震・防災・情報化施工等におけるフォーラムエイトソリューションの展開を発表いたしました。
群馬大学大学院 理工学府 教授
若井 明彦 氏
群馬大学大学院環境創生理工学科教授。専門は地盤防災、地盤と構造物との相互作用等。コンピュータによる現象予測、極端気象時/巨大地震時のメカニズム解明と減災対策等の研究に取り組む。
地震外力等により突然過大な変形を生じうる地盤ならびに土構造物の安全性を高めることは、大地震に備える国土強靭化の観点から非常に重要である。ただし、人工材料に比べて力学挙動や内部構造が分かりにくい土の材料特性を把握し、事前に適切な補強対策を施しておくことは必ずしも容易でない。本講演では、弾塑性FEMに基づいて、こうした地盤挙動を再現した事例をいくつか紹介し、今後の地盤防災・減災技術向上に向けた展望を述べたい。
群馬大学大学院 理工学府 教授
若井 明彦 氏
群馬大学大学院環境創生理工学科教授。専門は地盤防災、地盤と構造物との相互作用等。コンピュータによる現象予測、極端気象時/巨大地震時のメカニズム解明と減災対策等の研究に取り組む。
地震外力等により突然過大な変形を生じうる地盤ならびに土構造物の安全性を高めることは、大地震に備える国土強靭化の観点から非常に重要である。ただし、人工材料に比べて力学挙動や内部構造が分かりにくい土の材料特性を把握し、事前に適切な補強対策を施しておくことは必ずしも容易でない。本講演では、弾塑性FEMに基づいて、こうした地盤挙動を再現した事例をいくつか紹介し、今後の地盤防災・減災技術向上に向けた展望を述べたい。
フォーラムエイト執行役員 システム営業マネージャ
松田 克巳
プラトーなどのオープンデータ、BIM/CIMモデル等を活用したデジタルツイン環境における、各種防災・減災分野における適用事例、遠隔施工・情報化施工適用事例、メタバース環境の活用・スイートERPとの連携、デジタル田園都市国家構想の各種プロジェクト適用、維持管理における統合DB・インフラデジタルデータベースの活用等について、実事例を交えて紹介します。
フォーラムエイト執行役員 UC-1開発マネージャ
中原 史郎
自社開発の2次元弾塑性FEM地盤解析プログラムであるGeo Engineer’s Studioや従来の2次元CADに3Dモデリング機能を搭載したUC-Draw・3DCAD等々、UC-1シリーズにおけるFEM解析やBIM/CIMへの取組や、オンライン電子納品に対応するオンライン電子納品支援ツールを紹介します。また、小規模河川の氾濫推定計算における氾濫推定図作成についても紹介します。
フォーラムエイト 解析支援グループ長
柳 正吉
橋梁に関する上下部工の設計から基礎の検討、橋梁全体系の動的非線形解析やUC-1設計製品の3Dデータを活用してCIMモデルを作成した事例、地下埋設物施工時に既設の基礎に与える影響を考慮した地盤FEM解析の事例などを紹介します。また、LEED認証に対応した建物エネルギーシミュレーションや防災対策にも適用した避難解析、氾濫解析シミュレーションについても紹介します。その他Engieer’s Studio® Ver.11、FEMLEEG Ver.13をはじめ関連製品の新機能および今後の開発予定を紹介します。
国土強靭化に資する優れた事例・成果が集結!
国土強靭化に資する具体的な活用事例と成果が集う「ナショナル・レジリエンス・デザインアワード」。エンジニアをはじめとした関連分野の皆様にとって情報提供・技術研鑽の場となることを願って、構造解析(土木・建築)、地盤工学、水工学、防災の分野を対象とし、優れた作品を紹介・表彰しました。
過去の受賞作品