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  プログラム概要

格子状構造やキングポストなどの複雑なトラス構造も予め入力済なので、任意に形状を作成できます。大建築物や高層ビルの設計などあらゆる種類の構造作成、解析に対応します。構造を描きながら部材を選択し、節点拘束、荷重もメニューに沿って定義するため、構造が正確で簡単に作成できます。充実したカラー・レンダリング機能を備え、実際の部材のイメージで表示されます。解析結果は応力、たわみ、軸力など動的解析結果のアニメーション表示、動画ファイルの保存ができます。社内/社外のプレゼンテーション、資料作成などでも多くの企業で利用されています。Multiframe Advancedでは、固有値振動モード、刺激係数、時刻歴応答解析が利用できます。
提供 : 鹿島建設株式会社 提供 : Peter Williams(オーストラリア) 提供 : JR Spronken & Assoc(カナダ)
 鍵となるメリット

●共通のデータベース
  • Multiframeソフトウエアのすべてのモジュールは共通データベースを利用することで、一つの3次元モデルで設計作業をよりスムーズに行えます。鋼構造ライブラリーが標準に装備され、各国で使用されている鋼部品、また自己定義した他部材もライブラリーに保存することで利用できます。Multiframe Advancedでは、地震波のライブラリーも装備され、阪神大震災、エルセントロ、トルコなどの地震で解析できます。

●可視化のインターフェイス
  • 複雑な構造物とその振る舞いをよりわかりやすくするためには可視化ツールが不可欠です。Multiframeは登場以来、優れた3次元インターフェースが業界リーダーとして認められています。また、マルチフレームに全面的にサポートされている色分け表示、アニメーション、時刻歴応答表示などのグラフィックツールも他の構造設計解析システムより効果的です。レンダリングに関して業界標準のOpenGLの利用により透明感等の高精度なグラフィック効果及び表示の高速化が得られます。

●業界標準データ交換をサポート
  • 国際的な鋼構造の業界標準ファイル形式であるSDNF(Steel Detailing Neutral File)により、骨組み・断面・部材の定義をデータ交換できます。

  関連情報
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関連製品
ユーザインフォメーションページ
新製品紹介
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  Ver.21.00 改訂内容 <2016年 9月 14日リリース>

  1. MultiframeからのBentley クラウドサービスへのアクセスに対応
  2. UCS(ユーザ定義座標系)の追加
  3. DGNインポート/エクスポート対応
  プログラムの機能と特長

■解析
材料特性 線形
荷重 静的・・・節点/部材荷重、組合せ、面荷重
動的・・・加速度波形
幾何学特性 線形/非線形
要素 梁要素・・・線形、非線型(圧縮材/引張材)
ばね要素/剛床仮定


■断面算定
日本鋼構造規準(AIJ-許容応力度法)


■入力
  1. マウス操作により、画面上にモデルを描くようにしてモデルを作成。連続コピー、部材の押し出しなどの機能を用いることにより素早く、容易に構造解析モデルを作成可能。
  2. 作成したモデルに対して、数値直接編集可能。
  3. 部材をレンダリング表示することにより、部材の方位を直接確認可能。レンダリングのスケールを調整可能。
  4. モデル上で範囲を指定することにより、容易に面荷重を設定可能。面荷重を負担する構造梁を選択することで荷重分担範囲を調整。
  5. 支点、端部拘束、荷重入力など表示されるダイアログ中の矢印方位とモデル上の方位が一致しており直感的な入力が可能。 DXFファイル、SDNFファイルなどからデータ読み込み可能。
  6. VisualBasic等を用いてアドインプログラムを開発し組み込むことができます。(オートメーション機能)

■解析
  1. 非常に高速な解析アルゴリズムを使用することで計算時間を短縮。
  2. 全世界3000ユーザに使用されている実績。
  3. 節点、部材、面荷重を載荷可能。およびそれらの組合せ可能。
  4. Non Linearオプションを使用することで圧縮材/引張材およびP-δ効果を考慮可能。
  5. 平板要素を用いた解析が可能。

■結果表示
  1. 画面上で変形図、断面力図、支点反力図、断面算定結果などの表示可能。
  2. 断面力はレンダリング表示することによりコンター表示可能。
  3. 上記について数値結果表示。
  4. 時刻歴応答解析を行った場合は、変位をアニメーション表示。

■レポート出力
サマリー出力、画面上の結果出力、詳細結果出力可能。図表が入ったリッチテキスト形式で出力可能。
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 解析事例:プラント-風荷重、橋梁、高層ビル


プラント、風荷重モデリング
 125荷重ケース、部材荷重にして750,000ケースをオートメーション機能で設定
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鉄筋コンクリートの橋  段階工法  J.R Spronken & Associates(カナダ)
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高層ビル  50階の高層ビル(シドニー)  Taylor & Herbert Consultants
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製品間連動
Multiframe to Engineer's Studio® コンバーター
Multiframeのデータファイルを、弊社の3次元構造計算プログラムEngineer's Studio®のデータファイル形式に変換が可能です。
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    ▲Multiframeでの3D断面表示 ▲Engineer's Studio®での3D断面表示

MultiSTEELAdvanceSteelとの連動
国際的な鋼構造の業界標準ファイル形式であるSDNF(Steel Detailing Neutral File)により、骨組み・断面・部材の定義をデータ交換できます。


Engineer's Studio®との連動
材料非線形解析が可能なEngineer's Studio®とはDXFファイルを介して 骨組みデータを交換することができます。

●Microsoft Office製品、特にExcelとMultiframeは優れた連動性を持ち、Excelとデータ交換を双方向でできます。
つまり、解析結果の後処理をExcelで簡単に行えます。

●オートメーション機能が内蔵され、VisualBasic(VBA)等を使ってアドインプログラムを開発し、組み込むことができます。他社ソフトウエア(MS Office、AutoCAD、MathCAD)から簡単なマクロコマンドを実行して、Multiframeの構造作成・解析結果も自動的に処理することが可能になりました。

●VRMLフォーマットのサポートにより、インターネットでモデルのビューイングあるいは転送も可能です。
開発元 : ベントレー・システム  http://www.bentley.com/
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