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  プログラム概要

本プログラムは、「たて込み簡易土留設計施工指針−2018年改訂版−(平成30年4月) たて込み簡易土留協会」・「たて込み簡易土留設計施工指針(平成20年9月) たて込み簡易土留協会」に基づき、たて込み簡易土留の設計計算を行うものです。
「たて込み簡易土留設計施工指針(平成30年4月)」では特殊条件下の設計施工として「腹起し・切ばり方式」・「スイング方式」に対応しています。
「たて込み簡易土留設計施工指針(平成20年9月)」では旧たて込み簡易土留設計施工指針(H18年)に特殊施工例として記載されている「長尺管吊り下し区間の検討」に対応しています。
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  関連情報
新製品紹介

  プログラムの機能と特長


■特長
「たて込み簡易土留設計施工指針(平成30年)」

  • 各社機材メーカーの機材データを登録画面で管理し、機材テーブルとして提供しています。
    お客様ご自身で機材テーブルへ登録する事で本プログラムにてご利用可能となっています。
  • 変端面切ばりの場合、座屈長係数を直接入力することが可能です。
  • 捨梁の設置位置を指定できます。
  • 捨梁座屈長を任意入力することが可能です。
  • 変端面切ばりの場合、座屈長係数を直接入力することが可能です。
  • 捨梁の設置位置を指定できます。
  • 捨梁座屈長を任意入力することも可能です。
  • スライドレール/縦ばりの応力計算における合成応力度の許容値を指定できます。
  • 特殊施工区間で、「腹起し切ばり方式」・「スイング方式」の検討が可能です。

「たて込み簡易土留設計施工指針(平成20年)」
  • 各社機材メーカーの機材データをCSVファイルで管理し、機材テーブルとして提供しています。
    お客様ご自身で作成したオリジナルの機材データ(CSVファイル)も機材テーブルへ登録する事で本プログラムにてご利用可能となっています。
  • スライドレール/縦梁に働く荷重の載荷方法を選択できます。
  • 縦梁プレート方式の場合、最下段切ばり位置におけるプレートの長手方向の計算が可能です。
  • 変端面切ばりの場合、座屈長係数を直接入力することが可能です。
  • 捨梁の設置位置を指定できます。
  • 捨梁座屈長を任意入力することも可能です。
  • 粘性土地盤土圧「a・c・γ」の計算位置を「掘削底面位置」或いは「土圧上端-5mの位置」に指定することが可能です。
  • スライドレール/縦ばりの応力計算における合成応力度の許容値を指定できます。
  • 底面安定(ヒービング)は各種基準の方法で計算できます。

■対応工法
スライドレール方式
2本以上の切ばりをスライドレールに取り付け梯子状にしたものを2組組み立てます。あらかじめ掘削した溝にこれらを設置し、次にパネル2枚を左右のスライドレールにはめ込み、箱状になった内側を掘削しパネル、スライドレールの順に押し込み、この作業を繰り返して所定の深さに沈設する工法です。

縦梁プレート方式
プレートの両端部の縦梁に切ばり4本を取り付けあらかじめ掘削された溝に設置し、箱状の内側を掘削して縦梁を押込み、この作業を繰り返して所定の深さに沈設する土留めです。

▲スライドレール方式 ▲縦梁プレート方式

※スライドレール方式と縦梁プレート方式の両方式の施工が可能な兼用方式機材があります。
 兼用方式の設計計算は施工時に実際に採用される方式で行って下さい。

■主な計算機能
捨ばり施工時の検討
捨ばり施工時、パネル/プレート、スライドレール/縦梁、最下段切ばり、捨梁の検討を行います。

特殊施工区間(長尺管吊り下し区間)の検討
標準区間(通常の設計時)、並びに、特殊施工区間(長尺管吊り下し区間)の検討時に対応。

◇「たて込み簡易土留設計施工指針(平成30年)」
特殊施工区間の検討では、
  • 障害となる切ばりをすべて撤去して埋設物を搬入する「腹起し・切ばり方式」
  • 埋設物を下げながら障害となる切ばりを一段ずつ避けながら搬入する「スイング方式」
の2通りの設計手法を用意しています。
「腹起し・切ばり方式」では通常の設計における切ばりの設計に代わり、腹起し、切ばりの検討を行います。
「スイング方式」ではレール・縦ばりの設計において、切ばり(フレーム計算の支点)を一つずつ撤去して、計算を行っています。

◇「たて込み簡易土留設計施工指針(平成20年)」
長尺管吊り下し区間の検討では、通常の設計における切ばりの設計に代わり、腹起し、切ばりの検討を行います。長尺管吊り下し区間の検討では、スライドレール(縦梁)部の切ばりを飛ばずためH形鋼を腹起しとして使用します。
パネル(プレート)の受ける荷重は中間部のスライドレールを介して腹起しに伝達され、両端のスライドレールに設ける切梁に軸力が作用するものと考えて設計します。中間部スライドレールの検討方法は、支点となる切梁に相当するものが腹起しであると考える以外は標準区間の設計方法と同じであると考えます。
本区間を指定した場合は、捨ばり施工時の検討は行えません。(H20時のみ) 
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縦梁連結部(シュー)の検討(H20時のみ)
縦梁プレート方式の場合、縦梁連結部(シュー)の検討が可能です。

■応力照査項
  曲げ応力度 せん断応力度 合成応力度
(曲げ+せん断)
圧縮応力度
スライドレール方式 パネル 短手方向
長手方向
スライドレール
縦梁プレート方式 プレート 短手方向
長手方向
縦梁
縦梁連結部(シュー)
切ばり
捨ばり

■適用範囲
項目 適用範囲
土質 ヒービングおよびボイリングの恐れのない土質
掘削深さ 原則として6m以下とする
掘削幅 原則として4.7m以下とする
地下埋設物 横断管が30m区間に4か所以下、または切回し可能な場合
架空線 架空線(高圧線、電話線)が施工区間直上6m以下に架線されていないこと
湧水 周辺地盤に影響を及ぼさない排水量
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  適用基準

  • たて込み簡易土留め設計施工指針−2018年改訂版−  たて込み簡易土留め協会(サポートパネル協会) 平成30年4月
  • たて込み簡易土留設計施工指針 たて込み簡易土留協会(サポートパネル協会) 平成20年9月
  • たて込み簡易土留設計施工指針 たて込み簡易土留協会(サポートパネル協会) 平成18年9月
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