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  Q&A (製品評価や導入の際に役立つQ&Aです)

 1.適用範囲

Q1−1. 製品概要は?
A1−1. 「プレストレストコンクリート橋脚の耐震設計ガイドライン(平成11年11月(社)プレストレストコンクリート技術協会)」に基づいて、新設橋脚柱部のプレストレストコンクリート構造に対応し、許容応力度法、地震時保有水平耐力法による照査を行うプログラム(はり、 フーチングはRC構造としての照査、弊社「橋脚の設計」新設設計と同等)。
 
Q1−2. 対応形状は?
A1−2. ・橋脚形式
単柱式の張り出し式橋脚および壁式橋脚に対応。(橋軸方向および橋軸直角方向に偏心している橋脚の設計も可能)
 ・はり形状
はり(柱の上にはりがのる)形式(矩形、小判形)、張り出し(柱の側面にはりがつく)形式の設計が可能(後者は、はり先端をしぼる形状も可能)。
・柱断面形状
矩形、矩形R面取り、小判形、円形に対応。矩形R面取りを除く3形状は中空断面に対応。(※テーパー無し形状のみ)
  ・フーチング形状
テーパーなしから全方向テーパーまで設計可能。フーチングの有無を指定可能。
 
Q1−3. 主な照査内容は?
A1−3.
  • はり鉛直方向の照査(常時)、水平方向の照査(暴風時、レベル1地震時及びレベル2地震時)
    ※形状がコーベルの条件を満たす場合は、コーベルとしての設計(鉛直方向の照査)が可能です。
  • 柱の照査(常時、暴風時、レベル1地震時及びレベル2地震時)
  • 安定計算(レベル2地震時を除く)
  • フーチングの照査(常時、暴風時、レベル1地震時及びレベル2地震時)。
    ※杭基礎フーチングのレベル2地震時の照査は未サポートで、本プログラムと連動する「基礎の設計・3D配筋」の方でサポート。
  • 橋座の設計(橋座部の耐力照査)。
   
Q1−4. 連動対象製品は?
A1−4. UC-1 「基礎の設計・3D配筋」、「深礎フレームの設計・3D配筋」、「震度算出(支承設計)」との連動設計に対応。
   
Q1−5. 適用基準及び参考文献は?
A1−5. 適用基準
道路橋示方書・同解説 III コンクリート橋編 平成14年3月 (社)日本道路協会
道路橋示方書・同解説 IV 下部工編 平成14年3月 (社)日本道路協会
道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編 平成14年3月 (社)日本道路協会
設計要領 第2集 -橋梁・擁壁・カルバート-平成12年1月 日本道路公団
プレストレストコンクリート橋脚の耐震設計ガイドライン 平成11年11月 (社)プレストレストコンクリート技術協会

参考文献
道路橋の耐震設計に関する資料 平成9年3月 (社)日本道路協会
道路橋示方書・同解説 SI単位系移行に関する資料 平成10年7月 (社)日本道路協会
高速道路の橋梁技術基準に関する講習会 平成15年7月 日本道路公団(監修)、(財)高速道路技術センター(編集)

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