Ver.14.00.00更新日:'24.09.30
主な改訂内容
[共通]
- OpenGL機能追加(FEMIS/FEMOS)。
- 1次元要素/2次元要素の3次元描画機能
- 2次元要素の表裏色分け描画機能
- 座標軸固定マウス形状回転機能
- 梁オフセットの描画改善(FEMIS/FEMOS)。
梁オフセットの描画は従来セット番号が表示されるだけでしたが、指定した方向へオフセットした形状を描画するようになりました。
- 描画範囲選択にペースト/リンク要素のI端J端接続要素選択の追加(FEMIS/FEMOS)。
[変更]-[描画範囲選択]に「ペースト」が追加、また「FEMIS(FEMOS)要素名」のLINKにI端J端接続要素の同時選択が追加されました。
- オプション/色の変更で分類/項目毎リセットの追加(FEMIS/FEMOS)。
[特別]-[オプション]/-[色の変更]で、選択している分類/項目だけのリセットができるようになりました。
[FEMIS]
- 埋め込み鉄筋要素(ETRUSS要素)再構築機能(FEMIS)。
埋め込み鉄筋要素(ETRUSS要素)はソリッドに属する性質上、従来コピーや分割ができませんでしたが、再構築機能の追加でコピー/分割が可能となりました。
- ステータスバーにCADデータ情報表示機能が追加されました。
- 拘束位置指定に、選択節点と同じ座標成分を拘束する機能が追加されました。
[FEMOS]
- 凡例レベルのユーザー色指定機能が追加されました。
濃淡図等の凡例レベルはシステムが自動で設定しており、ユーザーが色を指定することはできませんでしたが、本機能により、ユーザーが自由に凡例レベルの色を設定できるようになりました。
主な修正内容
[FEMIS/FEMOS共通]
- 局所座標系に欠番がある場合、局所座標系を参照しているリンク要素の剥離方向が正しく描画されませんでした。
[FEMIS]
- OpenGL版で以下の不具合を修正しました。
- [接合]-[リンク要素]-[解除]/-[削除]で描画がおかしくなってしまいました。
- 節点番号に欠番のあるモデルでタイイングを描画すると、主節点が正しく描画されない場合がありました。
- OpenGL非対応の処理で実行できてしまうものがあり、実行すると制御が返ってこなくなりました。
- k節点を既存節点で指定しているAXSHL/SPRINGをコピーするとデータチェックのワーニングメッセージが表示されてしまいました。
- [変更]-[要素変更]-[分割]の切断面で、1次元要素を指定して分割した際、指定していない1次元要素も切断面で分割されてしまいました。
- [条件]-[荷重ケース設定]の荷重ケース削除で、荷重に設定していた条件名称がすべて消えて(名称なし)になってしまいました。
[FEMOS]
- OpenGL版で以下の不具合を修正しました。
- 濃淡図、要素毎色分け図で1次元要素の形状が描画されませんでした。
- 2次元要素モデルで、変形図を登録して濃淡図を描画すると色塗りに隙間ができる場合がありました。
- LISAからFEMOSを起動した場合、ツールバーの荷重ケース選択が未選択状態になっていました。
- 濃淡図等を描画して、拡大を繰り返す、もしくは極小部分を拡大すると、凡例レベルが画面の外にはみ出す場合がありました。
ヘルプの修正
Ver.14.00.01更新日:'25.01.28
修正内容
[インストール](64bit版のみ)
- Windows11のスマートアプリコントロールがオンの場合、インストールでエラーが発生してインストールができない場合がある不具合を修正しました。
[FEMIS/FEMOS]
- アンドゥを繰り返し実行して最後まで行くとリドゥで戻れなくなってしまう不具合を修正しました。
- OpenGL版の3D描画機能で、板オフセットが考慮されない描画になる場合がある不具合を修正しました。
[FEMIS]
- [特別]-[表から入力]-[埋め込み鉄筋要素]の円弧上3点でETRUSS要素が作成されない不具合を修正しました。
Ver.14.00.02更新日:'25.03.13
修正内容
[FEMIS/FEMOS]
- OpenGL版で以下の不具合を修正しました。
- スクリーンピックの色が[特別]-[色の変更]で設定した色でない場合がありました。
- スクリーンピックで要素を選択する際、意図しない要素が選択される場合がありました。
- 複数荷重ケースがあるモデルで、荷重図の基準となる最大荷重を全ケースから求めていました(従来は描画するケース内での最大)。
- 起動して線画/面画をする前に選択描画([表示]-[描画]-[選択])を行っても何も表示されませんでした。
- つぶれた要素の構成節点回りの描画が正しくない場合がありました。
- [表示]-[描画]-[線画]の「荷重」で重力荷重のチェックができませんでした。
[FEMIS]
- (機能追加) Engineer’s StudioインポートでEngineer’s Studio Ver 11.1.3に対応しました。
- OpenGL版で以下の不具合を修正しました。
- 描画範囲選択で2次元節点ブロックをスクリーン選択した後、マウスによる視点移動などができなくなってしまいました。
- 全体描画と選択描画でバーテックス、エッジ、CAD面の番号の色が異なっていました。
- ブロック図の描画で描画範囲選択外のサイドも表示されてしまいました。
- 線画でバーテックスマークを描画した後に面画描画するとバーテックスマークが残ったままになっていました。
- [ファイル]-[Engineer’s Studioへのエクスポート]で、ブロック→メッシュ要素変換で面荷重が正しく設定されない場合がありました。
- [生成]-[1要素]で生成した要素の次元が常に3になっていました。
- [変更]-[構成節点]-[回り]の「平面要素反時計回り」で、異常形状の要素があった場合、そこで処理を中断していましたが、何も表示しないため最後まで処理が行われたかのように見えてしまいました。
- [条件]-[節点荷重]-[削除]で、OKボタンをクリックして実行後、再度ダイアログを開いた際、前の状態が設定されずに常にリセット状態になってしまいました。
- 条件セット番号が大きい条件でTreeViewからのセット番号変更機能が動作しない場合がありました。
- CADデータだけのモデルで、面画状態でマウス視点移動を行うとデータを壊してしまいました。
- 梁要素のオフセット、材端バネで、材端指定を両端で指定したデータの解除、および削除が正しくされていませんでした。
- ETRUSS要素の端点に拘束などの条件が設定してある場合、コピー/細分割したETRUSS要素のそれらの条件が再構築機能で解除されてしまいました。
[FEMOS]
- OpenGL版で以下の不具合を修正しました。
- [アニメーション]-[再生]で、再生の画像がおかしくなる、または異常終了する場合がありました。また、「繰り返し再生」を指定して何度もアニメーションを再生しているとメモリリークをしてしまいました。
- 面画時の切断面の描画が線画になっていました。
- [変更]-[レベル]-[色設定]の「登録済レベル参照」で、共通/モデル毎の切り替えが正しく設定されない場合がありました。
- アニメーション作成で「中止」ボタンをクリックしても中止しない場合がありました。
[LISA]
- リンク要素+材端バネのあるモデルがメモリテーブルを正しく設定できず解析実行できませんでした。
[FEMOST]
- ソルバー入力ファイルがない状態で実行すると、サイズが0のソルバー入力ファイルを作成してしまいました。
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