Q2−1. |
円管などの中空断面の計算は可能か? |
A2−1. |
可能です。
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Q2−2. |
換算断面としての断面二次モーメントを求めることができるか? |
A2−2. |
可能です。 |
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Q2−3. |
補強後の断面に対して、補強前と別の応力ひずみ曲線を設定することはできるか? |
A2−3. |
1つの断面に対して定義できる応力ひずみ曲線(「応力度・耐力等の照査用パラメータの設定」ページでの)は、断面を構成する要素(=1つの図形、断面要素と呼んでいます)で1種類です。
断面要素が複数あれば、たとえば、コンクリート部分と鋼部分の2種類があれば、それぞれに1個の応力ひずみ曲線を持たせます。
このデータには、補強前と補強後という区別はありません。1つの解析で使用できる断面は1種類のみです。
したがって、部材に割り当てる断面を補強前用と補強後用の2つを準備しておき、部材に割り当てる断面を解析目的に応じて入れ替えることになろうかと思います。
あるいは、断面だけを入れ替えたモデルを2つ作成することになろうかと思います。 |
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Q2−4. |
限界状態設計法による照査において、終局モーメントMu算出時、部材の安全係数(構造物係数、材料係数)は考慮されているか? |
A2−4. |
Mudを求めるときは部材係数、材料係数を考慮しています。 |
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Q2−5. |
『二軸曲げ』というのは、X方向とY方向に同時に曲げが発生する事か。 |
A2−5. |
UC-win/Sectionでの二軸曲げとは、断面力MzpとMypの両方に有意な値を持つ場合を言います。
また、Mzpだけ、Mypだけのように一軸曲げの断面力であっても、断面自体が非対称断面(形状や配筋が)の場合は二軸曲げの計算になります。 |