プログラム概要
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UC-win/Roadオプションツール「UC-win/Roadデータ変換ツール」は、DXF地形の変換、SIMAデータの変換、3Dモデルの生成・変換などの『UC-win/Road』のデータ作成を支援するツール集です。
以下のツールをまとめて、1製品として提供いたします。
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■交通センサス VRシミュレーションデータ作成ツール 開発中
道路交通センサス(CD版、交通工学研究会)情報をUC-win/Roadの交通量、プロファイルに設定するプログラムです。
路線毎に平日、休日、昼夜間、ピーク時の交通量をビジュアルに設定でき、車種別プロファイルも自動セットします。
また、重みを補正できる機能をサポートします。 |
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盛り土端3Dモデル作成ツール
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本プログラムは、橋梁の両端部に見られる、道路盛り土端の4分の1円錐形を基本とした3Dモデルを作成するツールです。本ツールで作成した
3Dモデルは、UC-win/Roadで読み込み、盛り土端に配置可能です。
道路盛り土端は、勾配、小段の位置、交差道路の斜角などによって、複雑な形状をなす場合がありますが、本ツールでは、各寸法を定義することで、形状をイメージしながら容易に盛り土端モデルを作成できます。 |
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土木3Dモデル作成ツール(フレーム)
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本プログラムは、モデルの骨組み(フレーム)を定義し、その骨組みに肉付けすることにより、3Dモデルを生成し、3D
Studio ファイル(*.3ds)へ出力するプログラムです。
■主な特徴
- 3次元座標でモデルの骨組み(フレーム)を定義します。モデルの骨組みはテンプレート入力(アーチ橋、トラス橋など)、任意座標入力が利用できます。
- 骨組みを構成する要素ごとに断面形状を割り当てることにより、骨組みに肉付けを行い、3D形状を表現します。
- 断面形状は、テンプレート入力(矩形、台形、円形、楕円、T桁、箱桁、ホロー桁)、任意形状入力があり、これら形状を組み合わせて複雑な断面を作成し、利用することも可能です。
- 「3Dモデル変換ツール」を起動し、現在作成している3Dモデルを直接「3Dモデル変換ツール」へ渡すことにより、スムーズな3D図形の編集が行えます。
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土木3Dモデル作成ツール(パラメトリック)
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本プログラムは、土木構造物に応じたパラメータ入力を行うことにより、3Dモデルを生成し、3D
Studio ファイル(*.3ds)へ出力するプログラムです。
■主な特徴
- 目的とする構造物に応じた形状寸法を入力することにより内部的に3Dデータを生成するため、短時間に目的とする3Dモデルが得られます。
- 以下の土木構造物の生成をサポートしています。
・橋台
・橋脚
・擁壁
・U型擁壁
・BOXカルバート
- 生成した3Dモデルは、3D Studio ファイル(*.3ds)へ出力できます。
- 「3Dモデル変換ツール」を起動し、現在作成している3Dモデルを直接「3Dモデル変換ツール」へ渡すことにより、スムーズな3D図形の編集が行えます。
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Road Data Viewer
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本プログラムは、「UC-win/Road」で作成したUC-win/Roadデータファイル (*.rd)を読み込み、各配置物の情報を参照したり、あらかじめ用意された検証機能を用いて、読込んだUC-win/Roadデータファイル
(*.rd)の詳細を検証することが可能なUC-win/Roadデータファイルのビューワプログラムです。
■主な機能
- 読み込んだUC-win/Roadデータファイルの状態を平面上で確認できます。
- 読み込んだUC-win/Roadデータに対して以下の検証機能が利用できます。
- 埋没の検証:
配置物が、初期の設置位置から自身の高さより深く沈みこんでいた場合、これを検出し、リスト上に表示します。
- 重複配置の検証:
同一種類の配置物が、同一座標に、同一スケールで配置されていた場合、これを検出し、リスト上に表示します。
- 範囲外配置の検証:
地形データの読込みで指定された領域の外に、配置物が配置されていた場合、これを検出し、リスト上に表示します。
- ビットマップサイズの上下限値指定による検索:
ビットマップサイズの上下限値を指定し、テクスチャ、ストリートマップ(写真)を検索してリスト上に表示します。
- ポリゴン数の上下限値指定による検索:
ポリゴン数の上下限値を指定し、3Dモデルリストを検索してリスト上に表示します。
※配置の検証結果における配置物の位置は「UC-win/Road」を起動して特定できます。
- Excelのテンプレートを利用して報告書を作成できます。
- Excelのテンプレートを利用して線形基本入力一覧を作成できます。
- 「UC-win/Road」にて読み込むことができるUC-win/Road 地形パッチファイル (*.xml)を作成できます。
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GeoMap3Dデータ変換ツール
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本プログラムは、応用リソースマネージメント株式会社「Geomap3D」で出力した地層データ(*.dat)群を、『UC-win/Road』の地形パッチファイル(*.xml)、デジタル標高データファイル(*.DEM)、3D
Studio ファイル(*.3ds)へ変換することを目的としたプログラムです。
関連製品 BoringCD/3D-Pro(GeoMap3D) 3次元地盤モデリングソフト
■主な機能
- 読み込んだデータを地層面として読み込み、ソリッド、ワイヤーフレームで地層形状を表示できます。
- 3D Studio ファイル(*.3ds)出力では、全地層を一括で出力することも、地層単位で出力することも可能です。ただし、面単位での出力の際は、断面は出力されません。
- 出力した3D Studio ファイル(*.3ds)は弊社製品の「UC-win/Road」や、3DS形式をサポートするプログラムで読み込むことができます。
■出力形式
- UC-win/Road 地形パッチファイル (*.xml)
- デジタル標高データファイル(*.DEM)
- 3D Studio ファイル(*.3ds)(全体を出力/選択した層のみ)
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SIMAデータ変換ツール
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本プログラムは、「測量データ共通フォーマット」(略称:SIMA共通フォーマット)で記述された道路線形情報と道路横断面情報を、「UC-win/Road」で読み込み可能なデータファイル(*.rd,*.rs,*.xml)に変換するツールです。
■SIMAファイル
以下のバージョンの SIMA共通フォーマット(*.sim)に対応しています。
■データ変換
- 路線データ
同じグループ番号の路線データは、選択した以下の路線種別にて変換します。
グループ番号が 0 の路線データは個別に変換可能です。
・IP線(直線のみ)
・主要線(曲線含み)
・中心線(曲線含み)
・幅杭線左(直線のみ)
・幅杭線右(直線のみ)
・連続線(直線のみ)
・連続線(曲線含み)
- 縦断成果データ
選択した路線データが変換された場合のみ変換します。
- 横断センター情報データ、横断成果データ
横断センター情報データについては、選択した路線データ、および縦断成果データが変換された場合のみ変換します。
横断成果データについては、個別に変換します。
- 画地データ
地形データの範囲内(地形左下隅〜地形範囲の -1000m 以内)にある場合のみ変換します。
■平面線形の表示確認
「UC-win/Road」の「道路平面図」画面に相当する表示が行えます。
■道路断面の編集
本プログラム内で道路断面の編集が可能です。
■エクスポート
以下のデータファイルにエクスポートできます。
エクスポートするデータファイルのバージョンはUC-win/Road Ver.2.00.00に相当します。
- UC-win/Road データファイル(*.rd)
- UC-win/Road道路断面ファイル(*.rs)
- UC-win/Road 地形パッチファイル(*.xml)
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3Dモデル変換ツール
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本プログラムは、様々な図形フォーマットのファイルを読み込み、3D Studio ファイル(*.3ds)へ変換するツールです。
■主な機能
- インポート
・UC-win/Road 3Dモデルファイル (*.rm)
・UC-win/Road 地形パッチファイル (*.xml)
・AutoCAD 3Dモデルファイル (*.dxf)
・3D Studio ファイル (*.3ds)
- モデル編集
・スケールの変更 (0.01 〜 100.00 倍)
・X/Y/Z方向の回転 (-360.00 〜 360.00 度)
・X/Y/Z方向の移動 (-100.00 〜 100.00 m)
・パーツ名称の変更
・新規パーツへの統合
・ポリゴンのバーテックス順の反転
・パーツ/ポリゴンの削除
- 表示確認
・モデル構造の表示
・選択ポリゴンの強調表示
・パーツ単位の表示/非表示
・アルファチャンネルの変更
・パーツ色の変更
・ポリゴンの両面描画の選択
- マテリアル編集
・マテリアル名の変更
・新規マテリアルの作成
・マテリアルの削除
・ライティング属性の編集
- 環境設定
・表示色
・グリッド分割数
・強調表示ライン幅
・XMLソート間隔
- エクスポート
・3D Studio ファイル(*.3ds)
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DXFデータ変換ツール
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本プログラムは、地形等のDXFファイル(*.dxf)を『UC-win/Road』で利用できる地形パッチファイル(*.xml)に変換するツールです。
■DXFファイル
本プログラムではDXFファイル(*.dxf)を読み込み、レイヤ単位で座標データに変換します。
変換した座標データは、レイヤ単位で地形パッチファイル(*.xml)へ出力することが可能です。
なお、本プログラムで変換の対象としているENTITYセクションの項目は以下のとおりです。
これら以外の項目は無視されます。
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3DFACE |
3DLINE |
LINE |
POINT |
VERTEX |
POLYLINE |
CIRCLE |
ARC |
ELLIPSE |
TRACE |
SOLID |
SPLINE |
INSERT |
LWPOLYLINE |
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■編集
読み込んだデータをレイヤ単位で参照・編集することができます。
■XML出力
レイヤ単位で地形パッチファイル(*.xml)へ出力します。
出力時には各オプションにより出力方法を設定することができます。
出力した地形パッチファイル(*.xml)を再度読込み,編集することもできます。 |
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平面線形IP算出ツール
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本プログラムは、線形計算書より平面線形の変化点が与えられた場合に、「UC-win/Road」の道路定義に必要なIP点を算出する
プログラムです。
■主な機能
- 平面線形の変化点から、IP点が算出できます。
- 「UC-win/Road」のデータファイル(* rd)を生成することができます。
「UC-win/Road」のファイルバージョン Ver.2.00.00 に対応しています。
- 求めた線形の平面形状が図形で確認できます。
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トンネル断面算出ツール
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本プログラムは、NEXCOの規格に基づいてトンネルの断面形状を計算して、「UC-win/Road」で読み込み可能な道路
断面データファイル(*.rs)に変換することを目的としたプログラムです。
■主な機能
- 日本道路公団『設計要領 第三集』-「第9編 トンネル」の考え方に基づいて、UC-win/Roadで使用するトンネル断面の各点の座標を算出します。
- 出力する道路断面データファイル(*.rs)は、「UC-win/Road」のファイルバージョン
Ver.2.00.00 に対応しています。
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