プログラム概要
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交差点設計ソフトウェア Sidra(http://www.sidrasolutions.com/)で設計した交差点を、UC-win/RoadでVR表現するためのプラグインです。
Sidraで設計した交差点ごとにデータファイルがあります。1つの交差点を簡易表現するのが目的で、複雑な道路ネットワークの表現が目的ではありません。
出力ファイルは正確な道路横断面、交通量と交通信号のタイミングの生成に使用されます。
Sidraデータは.sig、.datの必須入力ファイルとオプション的な出力ファイル(.dat)から構成されています。 |
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基本操作
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Sidraプラグインをロードしている状態で「ツール」メニュから「Import Sidra
Data…」を選択すると入力画面が開きます。
この画面でSidraのファイルの選択とインポートのパラメータを設定することが出来ます。基本的にインポート時VRデータを新規作成し、Sidraのデータをインポートします。同じプロジェクトに複数の交差点をインポートできますが、この場合それぞれのファイルを読み込まなければなりません。 |
● データインポート方法について
Sidra入力ファイルには交差点に進入する道路を定義する情報が含まれています。この情報には道路名称と(北、南、東、西、北東、南東、南西、北西の)8つのコンパス値のうちの一つ道路の方向が含まれています。
- 横断面のインポート
交差点を再現するためにUC-win/Roadは各進入路に対して別々の道路断面を作成します。道路は全て交差点の中心で交差します。そのとき、各道路の起点が交差点から最も離れた位置に位置します。
各道路はユニークで異なる車線数、異なる車線幅なので、UC-win/Roadは各進入路に対して新規の断面を生成します。
道路によっては駐車帯や右左折車線用の短い車線を含んでいます。
これらの車線の距離はSidraファイルに含まれています。その別途車線を追加するためにUC-win/Roadは
追加車線を含む道路断面による交差点からの定義された距離にTransition断面を追加します。
下図は道路縦断線形の終点部を示しており、Transition断面(1)、新規断面(2)、道路終点(3)が存在します。
- 交通信号のインポート
Sidra出力ファイルが存在する場合、UC-win/Roadは交通信号シーケンスでの各フェーズ毎の青、黄色、赤のタイミングを定義するためにそのファイルの情報を使用します。
ファイルが存在しない場合、UC-win/Roadは入力ファイルに基づいて値を計算しようと試みます。
UC-win/Roadは信号交差点で交通信号を自動的に配置し、正しい方向を向きます。
- 交通量のインポート
Sidraファイルには交通量に関する情報が含まれています。この情報には車線毎の車両数や車輌の右左折量が含まれています。デフォルトではUC-win/Roadは道路単位で交通を生成します。UC-win/Roadの車線毎の指定交通数の生成は車線変更Transitionでの車線の重みを指定することにより行います。
この理由により、インポートする交差点に一車線以上の道路が含まれるとき、UC-win/Roadのデフォルト断面が道路の起点に実際の道路形状断面に続くTransitionと共に割り当てられます。
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インポート・サンプル事例
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Sidraファイルから読み込みだけを行ったデータの例を以下に示します。
同様に、OSCADY-PRO(英国交通研究所)からのインポートも実現しております。 |
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