主な特長/機能
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●ハードウェア
- VR-DriveのソフトウェアのほかにLogitec社のゲーム用ステアリングシステムと、必要なグラフィックカードを装着したPCをご用意いただければ操作可能です。
●カスタマイズ
- VR-Driveは、3D環境と、交通安全の専門家とともに設計した運転シナリオで構成されます。
3D環境の柔軟なカスタマイズが可能で、特定の運転時の事象を指定した通りに発生させることができます。(別途お見積もりによる)
●インタラクティブな運転シナリオ
- VR-Driveには、さまざまな条件下での運転シナリオ(歩行車、自転車、左折、右折、視界の悪い道路)が用意されています。
若年層のドライバーは運転のシナリオに対処しながら、現実に近い形で道路上での危険を経験できます。
●運転スキルのレポート
- 各運転シナリオ体験後にはレポートが作成されます。
経験豊富なドライバーがこのレポートを参考に、適切なアドバイスを行うことが可能になります。
●エコドライブレポート
- CO2排出量と燃料消費量のレポートが各ドライブ毎に作成されます。
若年層のドライバーは、運転中に人の命を守ることを学ぶとともに、環境の保護に貢献することも学ぶことができます。
●視覚効果
- 雨/雪などの天候の違いや、昼/夜などの一日の中でのさまざまな時間のドライブなど、さまざまな環境でのドライブを経験できます。
その他、風、洪水、火事、煙などの周囲の環境を設定することができます。
●製品起動から終了までの流れ
- VR-Driveは最初にレジストリに設定されたUC-win/Roadデータを読み込むようになっています。読み込みが完了すると自動的にフルスクリーン表示となり、コース選択画面を表示します。あとは下記チャートのように動作します。運転シミュレーション中は画面右上の「PAUSE
Menu」ボタンで運転シミュレーションを一時的に停止してポーズメニュー画面を表示します。「Continue」ボタンで運転シミュレーションに復帰し、「Close
VR-Drive」ボタンでアプリケーションを終了します。
●VR-Drive用データの作成
- UC-win/RoadのRDデータをVR-Driveで使用するにはコース設定を行う必要があります。この操作はUC-win/RoadとVR-Driveプラグインで行います。UC-win/Roadのメインメニューから「VR-Drive」を選択するとVR-Drive
Editorが表示されます。左の「Scenario」ボタンをクリックすると定義済みのシナリオがリストアップされて、どのシナリオをVR-Driveで使用するかをチェックボックスで指定できます。チェックするとCaption、Course
Select Image、Descriptionが入力できるようになります。
Captionはコース名、Course Select Imageはコースを選んでいるときに表示する画像、Descriptionはコースの説明文を入力します。
●自動読込ファイルの設定
- VR-Driveが起動時に読み込むUC-win/Roadデータはレジストリに設定されています。このレジストリを編集するにはVR-Editorを使用します。VR-Driveの初回起動時にはレジストリに何も設定されていないため、UC-win/Roadデータを読み込めず通常ウィンドウサイズで起動します。メインメニューの「VR-Drive」を選択してVR-Drive
Editorを開きます。左の「RD Files」ボタンをクリックすると上図のように読み込みデータ候補のリストが表示されます。(初回時は空行です。)「Add
File...」ボタンをクリックしてUC-win/Roadデータを追加して下さい。「Default」列に矢印アイコンがあるデータが次回起動以降で自動読み込みされるデータとなります。任意行の「Default」列をダブルクリックすると矢印アイコンが移動します。
●制限事項
- データ作成はUC-win/RoadはVersion 6.1を使用して下さい。VR-Driveプラグインはそれ以前のUC-win/Roadに対応していません。
コース数はU.I.の関係から5コースまでとして下さい。6コース以上定義している場合はコース選択画面でコースボタンがDescription表示領域まで突出します。次バージョン以降で6コース以上の場合はスクロールする等のU.I.対応を行う予定です。
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