Q1−1. |
製品の特長は? |
▲斜め切ばり(両壁一体解析) |
A1−1. |
『土留め工の設計』における解析法II ES(『Engineers Studio®』の計算部を用いた弾塑性解析)をさらに拡張させた弾塑性解析専用のプログラムです。『土留め工の設計』では対応していない「斜め切ばり」や「切ばり+アンカー併用工での両壁一体解析」などの検討が可能です。 |
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Q1−2. |
主な機能は? |
A1−2. |
主な機能は以下の通りです。 |
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- 斜め切ばりに対応
- 切ばり+アンカー併用工(両壁一体解析)の計算に対応
- 支保工撤去順序の自由な設定に対応
- 両壁一体解析の場合、左右の掘削深さが異なる場合の検討
- 各検討ケースにおける任意荷重の設定
- 併用工での両壁一体解析において、左右のアンカー本数が異なる場合の検討
- 側圧データのインポート機能(「土留め工の設計」よりエクスポートされたデータ)
- 各検討ケースのESデータ(*.es)エクスポート機能
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Q1−3. |
解析法Uとは? |
A1−3. |
解析法IIとは、次の方法を指します。
・仮設指針P.104の上から5行目に記載されている土木研究所の方法
・具体的な参考資料としては、仮設指針P.356に示される「偏土圧が作用する土留めの設計」で採用されている解析方法
これにより、解析法Iの問題点である、プレロード荷重に対して掘削時の構造系とプレロードに対する構造系が異なる解析結果を重ね合わせるといった理論的矛盾を解消し、同時に、偏土圧が作用する土留めの設計に際しては、「両壁土留めの一体解析」を実現しました。本製品ではこちらの解析法Uを理論的背景としています。 |
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Q1−4. |
適用基準は? |
A1−4. |
参考文献を含め、下記の通りです。
- 道路土工 仮設構造物工指針 平成11年3月 社団法人日本道路協会)
- トンネル標準示方書開削工法編・同解説 2006(平成18)年版 土木学会
- 建設省土木研究所:大規模土留め壁の設計に関する研究、土研資料第2553号、1988.3
- よくわかる仮設構造物の設計、山海堂
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