このとき、地震時土圧係数がKEA = 0.26 + 0.97・kh(背面が土と土、砂質土)となりますが、khは慣性力に依存することから慣性力による荷重係数γq(EQ)を土圧係数に考慮し、土圧係数KEA
= 0.26 + 0.97・kh・γq( EQ)と算出します。最終的な変動作用D+EQの作用力は、慣性力・γp(EQ)・γq(EQ) + 土圧力・γp(E)・γq(E)となります。
また、永続作用及び変動作用の耐荷性能の照査においては、限界状態1及び限界状態3を越えないことを照査します。各限界状態における検討は、以下のとおりです。
限界状態1
曲げモーメント及び軸方向力を受ける部材として、降伏に対する照査を行います。また、せん断力を受ける部材については、限界状態3の規定を満足することで限界状態1を越えないとします。
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▲部材計算書 |
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