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  プログラム概要

擁壁の設計・3D配筋」の韓国基準に対応した製品。
本プログラムは、主に韓国基準である「道路橋設計基準」、「コンクリート構造物設計基準」、「構造物基礎設計基準」、「鉄道設計基準」に基づき、擁壁の設計計算から図面作成までを一貫して行うプログラムです。ただし、日本語版のみの扱いとなります。韓国語版の予定はありません。

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  プログラムの機能と特長

■適用範囲
  • 土圧式 ランキン土圧、クーロン土圧、試行くさび土圧、物部岡部式地震時土圧
    荷重 固定荷重、活荷重(鉄道含む)、水圧、風荷重、衝突荷重、地震荷重、土圧
    安定計算 転倒、滑動、支持力に対する安定計算
    断面計算 終局耐力に対する断面照査


■韓国基準の主な機能と特長

計算内容
計算法としては、日本の擁壁の設計と同様にT型、L型、重力式、もたれ式などの形式に対応します。
逆T型断面の図を示します。


▲側面形状

また、計算内容としては、転倒、滑動、支持力に対する安定計算を行います。地震についての考え方は韓国の耐震性能に合わせ、地域性を考慮した係数すなわち地震係数を考慮して設計します。また、断面照査については鉄筋コンクリート断面の終局耐力に対する照査を行います。

■耐震性能目標
性能水準再現周期 機能遂行 崩壊防止 危険度係数
50年 II 等級 0.40
100年 I 等級 0.57
200年 特等級 0.73
500年 II 等級 1.00
1000年 I 等級 1.40
2400年 特等級 2.00

■地震区域
地震区域 行政区域
I ソウル特別市 、仁川広域市、大田広域市 、釜山広域市 、大邱広域市、蔚山広域市 、光州広域市
京畿道、江原道南部 、忠清北道 、忠清南道、慶尚南道、全羅北道、全羅南道北東部
II 江原道北部、全羅南道南西部、済州島

註:
  1. 江原道南部(郡、市) : 令月、旌善、三陟、江陵、東海市、原州市、太白市
  2. 全羅南道北東部(郡、市) : 長城、潭陽、谷城、求禮、長虹、寶城、麗川、光陽市、羅州市、麗川市、麗水市、順天市
  3. 江原道北部(郡、市) : 洪川、鐵圓、華川、城、平昌、楊口、麟蹄、固城、襄陽、春川市、束草市
  4. 全羅南道南西部(郡、市) : 務安、新安、莞島、靈光、珍島、海南、靈巖、康津、高興、咸平、木浦市
  5. 行政区域の境界を通過する橋梁の場合は区域係数が大きい方を適用する。

荷重算出機能の特徴
土圧式としては、ランキン土圧、クーロン土圧、試行くさび土圧、物部岡部式地震時土圧など主要な土圧式を網羅し、任意の土圧を入力することが可能です。

▲土圧の入力

韓国の鉄道設計便覧に準拠し、鉄道荷重を考慮した設計が可能です。線路中心間隔、軌道荷重、列車活荷重、L荷重など荷重の組み合わせを可能とし、擁壁から軌道まで距離に応じた荷重を考慮することが可能です。
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  適用基準及び参考文献

  • 「鉄道設計基準路盤編」
  • 「鉄道設計便覧」
  • 「道路橋設計基準」
  • 「構造物基礎設計基準」
  • 「道路設計偏覧」
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