Q1−1. |
製品の特長は? |
A1−1. |
本製品は、「河川構造物の耐震性能照査指針・解説(平成24年2月)」に準拠した、コンクリート擁壁式特殊堤の設計計算を行うプログラムです。竪壁部と基礎部(杭基礎、うなぎ止め矢板を含む)を全体でモデル化した一体解析により、耐震性能照査を行います。 |
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Q1−2. |
RC特殊堤とは? |
A1−2. |
堤防は盛土により築造するのが大原則ですが、土地利用その他特別の事情により、コンクリート(一部または全部)で築造した堤防をRC特殊堤といいます。その他特殊堤として鋼矢板(鉄を板状にしたもの)で築造した堤防もあります。 |
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Q1−3. |
主な機能は? |
A1−3. |
主な機能は以下の通りです。 |
- 常時、レベル1地震時:線形解析を行い、許容応力度法による断面照査に対応
- レベル2地震時:非線形解析を行い、曲げやせん断の耐力照査に対応
- 『Engineer’s Studio®』の計算部ソルバーを解析に使用
- 液状化判定、低減係数の自動計算に対応
- M-φ要素、地盤ばね、杭の抵抗特性の自動算定に対応
- 鋼矢板・H鋼材:M-φ要素、杭の抵抗特性の自動算定が可能
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Q1−4. |
適用基準は? |
A1−4. |
【適用基準】 |
- 河川構造物の耐震性能照査指針・解説(平成24年2月) 国土交通省 水管理・国土保全局治水課
- 道路橋示方書・同解説 T共通編、W下部構造編、X耐震設計編(平成14年3月)社団法人日本道路協会
- 道路橋示方書・同解説 T共通編、W下部構造編、X耐震設計編(平成24年3月)社団法人日本道路協会
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【参考文献】 |
- 災害復旧工事の設計要領(平成26年) 社団法人 全国防災協会
- 建設省河川砂防技術基準(案)同解説 設計編[T](平成9年10月) 社団法人 日本河川協会
- 道路土工 擁壁工指針(平成24年7月) 社団法人 日本道路協会
- 道路土工 仮設構造物工指針(平成11年3月) 社団法人 日本道路協会
- 杭基礎設計便覧(平成19年1月) 社団法人 日本道路協会
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