- 設計断面は、「流入部」、「導流部」、「減勢部」の最大3断面を同時に設計可能
- 設計洪水流量の計算を行い、各設計断面の側壁高(余裕高)を水理計算より算出し寸法データへ取得することが可能
- 洪水吐形式は、「開水路左右対称型」、「開水路左右非対称型」、「重力擁壁型」、「逆T擁壁型」をサポート
- 洪水吐形式が開水路型の場合は、対策工の「底版に突起を付ける」、「背面土砂を考慮する」を指定することが可能
- 荷重は背後地側および貯水池側の土圧、静水圧、動水圧等を考慮して、安定計算、断面力計算、部材の許容応力度法照査に対応
荷重の初期値データとして、「常時満水時」「設計洪水時」「緊急放流時」「地震時満水時」の4ケースを設計
- 主鉄筋には、異形鉄筋と丸鋼鉄筋の何れかを選択することが可能
- 主鉄筋の配筋段数は、上下、左右それぞれに2段まで配筋することが可能
- 任意荷重は、最大10ケース(1ケース内最大20荷重)の鉛直荷重(集中、分布)、水平荷重(集中、分布)、モーメント荷重を指定可能
- 土圧算定に用いる地表面に載荷する荷重は、上載荷重、雪荷重、 その他荷重として指定することが可能
任意荷重では鉛直荷重(集中、分布)、水平荷重(集中、 分布)、モーメント荷重を指定可能
- 安定計算は浮き上がり、転倒、滑動、地盤反力度に対する検討に対応。また、突起を考慮した滑動照査も可能
安定計算において、貯水池側の抵抗力は、次のように考慮しています。
- 貯水池側の土圧を載荷せずに滑動照査を行い、照査結果がOKのとき、この状態で安定計算を行います。
- 滑動照査がOUTの場合、水平反力を算出し、また、受働土圧力の範囲内であることを確認した上でこの水平反力を載荷した状態で安定計算を行います。
- 断面力は、FRAME解析により算出
全形状ともU型形状の骨組を作成し、荷重は側壁(貯水池側、背後地側)用の組み合わせケース、底版用の組み合わせケースをそれぞれ作成して設計断面力を算出
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▲設計条件入力画面 |
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▲形状寸法入力画面 |
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▲土砂形状 入力画面 |
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