プログラムの機能と特長
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●基礎製品‐DTM Builder
12d Modelの基本製品は、三角測量、ルーティンのセクショニングを含むデジタル地形モデル(DTMまたはTIN)作成に必要な全てのオプションが入っています。
本基本製品は、土木や測量業界を対象に開発され、ワークフローは従来の設計の考え方に沿っています。
土木設計や測量モデリングを可能とする2d、3d、4d、インターフェース、パイプ、テキスト、スーパーストリング等のストリングが含まれています。
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▲基本製品イメージ画面 |
●土量計算、Tin解析と土工作業
ユーザー定義のポリゴンの中で土工量を計算するために使われます。三角測量されたモデルと固定された高さの間の、もしくは、2つの三角測量されたモデルの間の土工量を計算します。切土と盛土範囲の土量計算書も算出可能です。その後、標高毎に色分けを行い、各深度毎に表示します。
三角測量解析モジュールには表面積や等高線、三角測量の交線を計算するオプションがあります。土地利用調査、造成計画やその他の土木設計作業に際して、この三角測量解析オプションが役立ちます。
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▲土量計算イメージ |
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▲横断図 |
●詳細設計
一連の土木設計作業を行なうツール。一般的道路から複数車線の高速道路まで設計し、交差点や導入路を追加することも可能です。詳細設計モジュールにより、設計機能とストリング調整作業は複雑な土木工事の相互設計を可能にします。
●モジュールの機能
- 総延長間の横断勾配
- 道路幅
- ストリング高さの調整
- 2列の既存ストリング間の横断勾配を投影
- 既存ストリングの拡張
- 縁石リターン機能
- ユーザー指定の総延長で横断面を作成
- ヒンジストリングの高さ、オフセットの調整
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動作環境
・OS : Windows98/ME/NT4/2000/XP以上
・CPU : PentiumII
・メモリ : 128MB
・HDD : 最低限100MBの空き
・モニタ : XGA以上 パラレルもしくはUSBポート
・マウス : 3ボタンホイールマウス推奨
開発元 : オーストラリア 12d Solutions社 ( http://www.12d.com/ ) |
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UC-win/Road プラグイン
<関連ページ> UC-win/Road for 12D Model (Up&Coming '10 新年号掲載)
(1) UC-win/Roadから12d Modelへのデータ連携
- ■地形データの連携:
UC-win/Roadの地形データを「12d Ascii file format」のTinにコンバート出力します。
■道路データの連携:
平面線形、縦断線形、横断面データに分けます。
12d Model では平面線形と縦断線形が入力データとして扱われ、横断面データは結果データとして扱われる都合により、横断面データを除いた平面線形と縦断線形データをコンバート出力します。
さらに、UC-win/Roadの道路データを「12d Ascii file format」の Alignment または Super Alignment
に変換するかを指定可能です。
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▲UC-win/Road |
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▲12dへインポート結果 |
(2) 12d ModelからUC-win/Roadへのデータ連携
- ■地形データの連携:
12d Modelは、地形モデルをTin(三角形網)のデータ構造で扱い、地形範囲には制限はありません。
UC-win/Roadは、地形モデルをグリッド(格子網)のデータ構造で扱います。
地形範囲の制限はありませんが、地形範囲の大きさによりグリッドのセルサイズが変わります。
より詳細な地形を表現するため、UC-win/Roadには地形パッチを生成する機能があります。
12d Model地形のTinモデルをUC-win/Roadの地形または、地形パッチに変換するかの指定が行えます。
■道路データの連携:
12d Model側においてAlignmentとSuper Alignmentの2つの方法があります。本プラグインでは、道路データを Alignment
または Super Alignment に変換するかを指定可能です。
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▲地形・道路データ連携 |
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▲縦断線形連携 |
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▲横断線形連携 |
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▲UC-win/Roadによる表示 |
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