New Products & Service シミュレーション

F8VPS エディター機能

Web VRプラットフォームのメタバース空間を自由に編集

●新規価格

550,000円

●リリース2023年3月

F8VPS体験セミナー
日時 : 2023年5月26日(金) 13:30~16:30
会場 : 東京本社・各会場(TV会議)/オンライン
参加費 : 無料

はじめに

FORUM8バーチャル・プラットフォーム・システム(F8VPS)とはWebGLを用いた技術でバーチャル上に、 展示会場・オフィス・工場などあらゆる空間を再現するシステムです。ここではその空間を編集するための機能を紹介します。

F8VPS エディター機能のアプリケーション

F8VPSのエディター機能を利用するため、2つのプラットフォームに対応します。
・クラウド版
クラウド版を利用したい方は、活用中のF8VPSアプリケーションと共に同じのドメインアドレスからアクセスが可能です。
・デスクトップ版
単独のアプリケーションになり、実行形式ファイルを実行するだけで、ローカルのパソコンに空間の作成と管理ができます。その後クラウド版にアップロードしたい場合は、これも可能になります。

F8VPS空間の編集

分かりやすく、使いやすいインタフェースを目指し本機能を開発しております。マウスだけでも空間の中にあるモデルの配置を変えられることを目標とします。


図1 編集したいモデルにクリックして、入力インタフェースを開きます


・モデルの編集
3次元モデルの追加は直接ファイルをアップロードするか、今までアップロードしたファイルのライブラリから追加します。
細かい編集を行うため、入力のインタフェースを利用できますが、直接空間をドラッグでモデルの変更と配置ができます。


図2 (左)モデルの配置(中)モデルの回転(右)モデルの尺度


・コライダーの編集
建物などを作りたい際に、マルチユーザモードのアバターなどが部屋を出られないように壁や床などの衝突モデルを設定できます。
・表示モード
シナリオによって、表示したいものに複数のモデルを設定する必要があります。このためF8VPSに表示モードを設定することができます。例として季節によって樹木の見た目を変更する場合は、4つの3次元モデルのファイルが必要となります。本機能でもこの設定が可能になります。


図3 季節によってモデルの見た目を変える例

今後の開発

・弊社の他ソフトウエアと連携の強化
既にF8VPSの空間に弊社のプロダクトShade3Dで作ったモデルを追加可能です。将来的に、よりソフトウエア間の連携を強化する予定です。Shade3Dから直接F8VPS環境にモデルをアップロードする機能などが検討されています。Shade3Dだけではなく、UC-win/Roadと連携する機能の開発を目標としています。
・編集機能のマルチユーザ対応
F8VPSのマルチユーザモードでモデルの配置と回転の編集が可能ですが、このマルチユーザモードでは編集機能を強化する予定です。
モデルに限らず、空間の全体を編集できる目標としています。


図4 昨年開催の第15回国際VRシンポジウムにて楢原太郎氏(ニュージャージー工科大学)による、F8VPSのビデオ会議で他ユーザとリアルタイムVRデータのモデルを編集するデモ

おわりに

DX時代を推進する現時代にVRデータがその一つのパーツになります。このVRデータを誰でも、どこでも、いつでも、シームレスで利用できるための開発を進めます。
弊社が提供するツールを使って、楽しくこの時代を作っていただければと思います。

(Up&Coming '23 春の号掲載)

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