New Products & Service FEM解析

FEMLEEG Ver.10

総合有限要素法解析システム

●新規価格Ultimate:1,590,000円   Standard:1,180,000円

         Lite:550,000円   LAPackオプション:336,000円

●リリース2020年10月

 熱応力・ソリッドFEM解析セミナー
日時 : 2021年3月11日(木) 9:30~16:00
会場 : 東京本社・各会場(TV会議)/オンライン
参加費 : \18,000

はじめに

本年10月に「FEMLEEGVer.10」がリリースされました。以下に本バージョンに搭載されました主な新機能を紹介いたします。

新機能の紹介

【64ビット対応】

これまでは解析ソルバーであるLISAのみが64ビット化されておりましたが、FEMISやFEMOS等含めすべてのモジュールが64ビット対応となりました。これにより、これまで以上に大規模なモデルへの対応が可能となりました。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

図1 150万節点地盤モデル

【3Dオートメッシュへの簡易HEXA生成機能の追加】

前バージョンまでのオートメッシュは4面体要素を基本としており、低次要素では解析精度が悪く、高次要素では表示が遅かったり、LoadHelperが対応していないなど使い勝手の面で問題がありました。これらの問題を解決すべく4面体要素を4つの6面体要素に分割する機能が追加されました。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

図2 エンジンブロック簡易6面体要素モデル

【グローバル凡例レベル機能】

これまでモデル毎に固有だった凡例レベルをモデル間で共有できるようになりました。これにより、条件の違うモデル同士を比較する際、共通の凡例レベルを各モデルに定義する必要がなくなり、グローバルに共通の凡例レベルを1つ定義するだけで済むようになりました。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

図3 凡例レベルのモデル間共有化

【グラフ表示ウィンドウの独立】

これまでメッシュ形状とともに表示される変位図やコンター図らの結果図と分布グラフや履歴グラフのグラフ図は同じ1つのウィンドウに表示されるため、それらを同時に表示することができませんでした。今回からグラフ図が結果図とは別のウィンドウに独立して表示できるようになり、グラフ図を描くたびにメッシュ図を表示する必要がなくなり使い勝手が向上しました。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

図4 グラフ表示ウィンドウの独立

【節点・要素番号および結果の数値の回転表示】

節点や要素番号を回転表示させたり、また数値図における結果の値をセンタリングした上で回転させることにより、文字の重なりを解消することが容易となりました。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

図5 数値図における数値の回転表示

【LoadHelperへの任意四角形面載荷機能の追加】

従来のメッシュに独立な矩形面載荷に加え、台形や平行四辺形などの任意四角形の面載荷が可能となりました。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

図6 箱桁偏断面へのメッシュに依存しない台形面載荷

(Up&Coming '21 新年号掲載)

戻る
Up&Coming

LOADING