138階建て、高さ約550mもの超高層ビルが竣工。落成式の日に地下室の発電機が故障し、ヒューズから発生した火花によって火災が発生。煙とともに立ち昇る炎。下に降りることできず、上に登っても空を見上げるばかり。
八方塞がりの中、ビルの設計士と救急隊のチーフがメインとなり、救出に立ち向かう。
ビルの設計士をポール・ニューマン、救急隊のチーフをスティーブ・マックイーンが演じており、2大スターの共演も魅力的です。70年代には様々な「パニック映画」というジャンル映画が作られましたが、今作はその中でも最高傑作と称されています。CGのない時代にも関わらず、高さ550mという当時では信じられない超高層ビルの火災を非常にリアルかつダイナミックに描いています。娯楽性と社会性、そして火災の恐ろしさを知るうえで最もオススメしたい災害映画です。
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